20年前の決着をつけてやる

8/13(火)に思ったことを書く
今日沖縄のシマほぼ全部が一律にほんの僅かにシメられた。全部じゃない。でもひとわたり見た感じでは、大体そうなっていた。しかもシメ幅はほんの僅かで0.1~0.2の間ではなかろうか。

0.25ミリ以下の締め幅など、人間が見ても分からんよといわれたことがあるけれど、そんなことはない。0.1ミリの変化は確かに分からんといえば分からん。でも0.1ミリ締まっただけでも、何となく違和感があるんだよ。まあ締めたという確証はないんだけど、違和感があるのだよ。0.2動いたら確実に分かる。して今日の場合は0.1~0.2の間のうちのどれか。

普通の人間が見たら絶対にわからん。この店、本当に些細なところを削ってくる。客に締まったことが、全く分からんようにしてるんやろうね。ほんの些細なところを、些細な間隔だけ締めてくる。その腕前は実に見事である。

これはパチンコホール店員の仕業じゃないね。釘調整に長年携わってきた、熟練者の仕事やね

ハタと思った。こんなにうまい釘調整する店があるんか。何か20年前を思い出したな今日は。20年前までは釘師という人達がいて、その人との戦いだった。釘を叩いてるとおぼしき人間は何となく分かったし、向こうも俺を意識してた。俺の顔をみながら、「この調整がわかるんかお前に」。と睨みつける。「フン、分かるんだよ俺には」。で睨み返す。釘師とピンポイントで戦っていたんだよその頃は。

ホールコンピュータが導入されて、高給取りの「釘師」が排除されると、専らパチンコホール店員が釘調整を行うようになった。するとヘッタクソな釘調整の店しかあらへんがな、という状況になった。こんなもん猿でも分かるでくらいのお粗末なもので、それからは自分も釘調整なんて舐めきってた。猿でも分かる調整なんだからさ。

このヘタクソな釘調整を20年間も見てきたので、まあしばらく忘れ取ったわこの感覚。然し今日は実にいいものを見せてもらった。素晴らしいわこの店は。なんてことを考えながらパチンコを打ってると、今日は何だか楽しくなってきた。久しぶりに好敵手に出会えたというこのワクワクする感覚。この出会いは大事にせないかんな。

これから、この店でパチンコするファイトが激しく沸いて、燃えてきた。
向こうが手練ということが分かった以上、こちらも死に物狂いで見てやるよ。20年前の決着をつけてやる。

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