止め打ちはもはや意味がない
日曜日に沖縄打ってるとき、かなり衝撃的なことがあった。右隣のお兄ちゃんが電サポ中の止め打ちをスタッフに止められたのである。それが後ろで見てたわけじゃない。ホールコンピュータに何らかの情報入力があって、このお兄ちゃんの止め打ちに気づいたという事だ。店員さんはこういってた。「打ち出しが僅かな間隔で間をおいて発射されている」と。
玉の発射は、単純なステッピングモータで1分間に100個飛ぶように作られている。単純なメカなので信号の出力なんて有り得ないだろ?今の機械は仕様が変わったのだろうか?現状の機械開発には疎いので、そこまではわからないが、自分の知る限りではステッピングモータで信号制御してるとは思っていなかった。
ステッピングモータではなくて、玉の軌道上のどこかに、近接センサーを取り付けて、通過する時間の間隔を計るという事も考えられる。これだと通常の1分間に100個通過するスピードよりもはるかに遅いけれど、一定間隔でセンサーが拾えば、止め打ちを発見できる。
アウト玉での制御は考えられない。アウト玉というのは機械後ろから排出されて、アウト計数ボックスに流れ、そこでキャリーと呼ばれる計数機で計測されている。この計数機はダイコク電機が作ったものだけど、10個の玉が流れて初めて1パルスの信号が出力される。1個1個の玉数を出力してるわけじゃないし、したとしてもキャリーに届く時間が一定じゃないのでこれで止め打ちを発見できるはずがない。
手段は分からないが、信号入出力があるとしたら… … 大変なことですよ。これは。
止め打ちを規制するような機械の開発が許されるんかな。元々パチンコ機というのは、遊技機であってギャンブル機でない。遊技機としての成立要件は、打ち手が技術介入できることにある。確率だけで100%勝敗が左右されるものは遊技機として認められない。のはずだけどな。だから遊戯とか遊戯機という表現もしてはならない。あくまでも「技」の介入余地がなければならんのである。
真偽のほどは分からないけど、信号入出力が許されるならば、もうパチンコは終わったと思う。止め打ちで玉を増やすような努力はもはや意味がない。我々、パチンカーにできることは何がある?
コメント
初めてコメントさせていただきます、ヘルメットあつしと申します。
しばらく前に、都内大型チェーン店にて、止め打ちユーザーを確変(ST)の終了まで泳がせ、終いには「うちの店は止め打ち禁止なので」という理由から、全玉没収などといったニュースを見た際、同じ疑問を抱えておりました。
釘も絞ります。止め打ちも禁止します。
店によっては換金率も違います。台移動も禁止です。
全ユーザーが同じ条件で遊戯できるはずなのに。
本当にどうなってしまうんでしょうね。
ヘルメットあつし様
コメントどうもです。いつも貴殿の投稿は拝見させていただいております。パチスロの勉強もせねばならんという思いもあるので、目を通しているのですが、やはりパチスロを理解するのは、なかなか難解ですね。悪戦苦闘ですわ。
さて、表題の件ですが、最近の止め打ち禁止の流れには憤りを覚えます。これをやっちゃ絶対駄目です。本題でもいいましたけど、遊戯ではなくて、「遊技」なんですよ。ワザの駆使を認めないつうのは、パチンコの流儀に反しますからね。
それと、あつし様も遊戯と表現されているようですが、わたくし以前から気になって仕方がありませんでした。できれば、遊技と表現しませんか?
ゴーニィ様
「遊戯」と「遊技」についてですが、本サイトのパチンコビレッジ様ともなると、閲覧者の数がやはり多くなると思います。
そんな中、小さな抵抗ではありますが、皮肉を込めての「遊技」の表記。つまり、技術介入機として出されている台は、ぱちんこ・パチスロ本来の「技術介入」とは認めていませんよという考えのもと「打った」という言葉を敢えて用いずに「遊戯した」という言葉をチョイスさせていただいている次第です。
そんな小さな自分からのメッセージを発見していただき、うれしい限りです。
ヘルメットあつし様
そうでしたか。敢えて使っていたというわけですね。大変失礼いたしました。
前々から、遊戯という表現をしていたので、どうしてかなという思いがありました。
すっきりしました。これからも続けてください。