現実逃避の1年だった

3円や3.3円店から低換金店に変わったことで分かったことが一つあった。自分が常々口にしている敗率100%。敗率が100%に到達したらあとはお金をドブに捨てるのとおんなじ。だから無駄な抵抗は止めて家に帰ろうよ。この考えは多分、今も昔も、これからも変わらない。

然しこの敗率が100%に届くのに、25/kだと4万円くらいで済む。26/kだと3.5万円くらいで済むのである。これは便利だな。便利というか有り難いと思ったよ。だから自分この恩恵に甘んじてしまった。
適当にお茶を濁して帰るクセがついてしまった。早い話まじめにパチンコ打っとらんのである。6月からパチンコビレッジに記事を投稿するようになって大みそかまで68回パチンコを打っているが、5万円以上のマイナスを食らったのは、たった1回しかない。賢明な読者ならばすでにお気づきであったと思うが、これは意図的に4万円程度のマイナスで帰っていたというわけである。

運よくデカイ負けを食らわなかったわけではない。デカイ負けを食らうのが嫌だったから、そのちょこっと手前で家に帰っていただけの話である。つまりは消化不良のパチンコだ。中途半端にパチンコを打って敗率が100%などと抜かしていただけに過ぎない。

嫌なことから逃げ出していた1年だった。

パチンコでデカイ負けを作るのが、嫌で嫌で嫌で、逃げ回っていた。

 

だから全てにおいて、中途半端だった。そもそも今年は、パチンコを打ったという気がしない。あれっ、今年は1回もパチンコホールに行かなかったっけ?と言われればハイそうですと答えても不思議じゃない。それくらい印象に残っていない。勝った記憶もなければ負けた記憶もない。長いことパチンコ打ってるけど、今年ほど満足感のないパチンコは初めてだ。

パチンコに満足してないから、当然ビレッジの投稿にもその思いは反映されたと思う。ひでえ文章だなといったのは、そういう意味でもある。

兎にも角にも、今年は現実から逃避していたため、満たされない1年だった。

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