「告白」
子供の頃、ウルトラセブンの最終回を見て涙した記憶があります。宇宙人との戦いにより、勤続疲労で死にかけたモロボシダンが、恋人のアンヌに告白をする名シーンです。その内容は衝撃的でした。
「アンヌ。僕は、僕はね、人間じゃないんだよ。M78星雲から来たウルトラセブンなんだよ」。
「人間であろうと、宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの。例えウルトラセブンでも」。
「西の空に、明けの明星が輝く頃、ひとつの光が宇宙へ飛んでいく。それが僕なんだよ。さよならアンヌ」。
「待って。ダン、行かないで」 … … 史上最大の侵略(後編)
正義の味方は最後の最後まで正体を隠すものです。自分の正体を自ら告白するなんて事は有り得ない話でした。子供心に、このときは、えらいこと言っちゃったねみたいに思ってました。だからすごく印象に残ってます。何かしら「告白」という決断をするときは、ついついこの時のシーンを思い出してしまうのです。
自分が今まで行ってた場所は三洋の直営店です。
低換金率で、自分にとっては、良い遊び場でしたから、誰にも言いたくありませんでした。でも、もうその必要はなくなりました。換金率が上がります。良い遊び場が、鉄火場になります。これでは隠す必要もないでしょ。一応、自分の目で確かめるまでは、どうしようか迷ってましたけど、木曜日にこの店をのぞいて、くまなく徘徊して悟りました。
どない考えても、ゴロツキが来たがるような店じゃありません。
ゴロツキが嫌いなので、最後まで公開するかしないか迷ってましたけど、どうやらそんなこと気にする必要はないみたいです。そんなに繁盛するとは思えんな。ということで、今日は大海3の先行導入。高価じゃこれしか打つ手ないし。
今日は終日この台と付き合いましたが、打ってみて、この店が高価にした理由は分かりました。この台を低価でサービス提供するのは無理がありますね。大海はスペックが辛すぎて、以前の換金率ではまともなサービスが提供できない。世の中のパチンコホールは3.6円か等価が主流。そんな環境でも、この台なら結構回せますもんね。
これは、新しい形のサービス提供です。
パチンコメーカーとして、三洋が意図したことはある程度理解できました。然し、理解はしたけど、肯定はせんよ。この台は打ち子もパチプロもゴロツキも、低価営業も否定しますからね。打ち子やパチプロは否定したって、あっしには全然かかわりのねえことでござんすけど、低価営業を否定されるのはかなわんですね。低価でパチンコを打つってのは、楽しくてたまんないですよ。それを否定されるってのは許せないですね。
土日パチンカーが等価店でもそれなりに回るから、少しばかり遊んで帰るというのが、この台との正しい付き合い方。間違っても打ち子やパチプロが手を出す台じゃない。そういう意味ではパチンコ専業者に勝たせたくないという業界の思いを形にしたという点では、まあ画期的でしょうか。
台の特徴としては、電チューの左右が樹脂なので、ここで玉削りはできなくなっている。従って、この台の急所は「肩」。ここが通らないと、通常時のお助けスタートも少なくなるし、玉減りも酷くなる。15R完走で1330個の出玉も、台によっちゃ1200しか取れないという悲惨な台を目撃した。今日自分が打った台は奇跡的に、確変ベース100近くあったけど、それは肩優先の台選びをしたから。ヘソだけ見てるとこの台は大泣きをみる。ヘソと肩は同じくらい重要だ。
大海3
(1) 122回転、単発
(2) 75回転、単発
(3) 169回転、単発
(4) 221回転、2連
(5) 221回転、3連
(6) 183回転、7連
(7) 154回転、5連
(8) 150回転、3連
(9) 617回転、3連
(10) 224回転、5連
(11) 102回転、2連
(12) 164回転、5連
(13) 422回転、単発
(14) 107回転、2連
(15) 5回転、3連
355回転、当たらず
15/3291、確変26、単発15
景品玉36579
126500円のプラス
ゴロツキにヒントを与えるような数字は載せる訳ない。
低価営業大好きの自分が、それを諦めたという思い出深い1日。今日は感慨深いものがありますわ。でも三洋さんにとっては、新しい門出ですから、今日のところは祝っておきましょう。
三洋さん… Congratulation!