つかみとのっかり
パチンコ台にCRユニットが搭載された時、大ヒットしたのがCR黄門ちゃまという台だった。この台は八兵衛のっかりと弥七の風車投げという2大演出があった。弥七が当たり絵柄を狙って投げる風車は、大抵はハズレ。でもハズレると「次は当てるよ!」といって弥七さん帰っていった。
「次は当てるよ!」。
って当てる気もないくせに。この風車の弥七リーチはスーパーRと言いながらも単なる「冷やかし」だった。八兵衛のっかりの方はかなり期待できたから、これは所謂「つかみ」にあたる。でものっかりに該当する演出がない。
つかみとのっかり
つかみはモンスターが絵柄をつかみながらゆっくりとコマ送りする演出。無論激熱である。
のっかりはモンスターが絵柄の上に乗っかって高速コマ送り。まあまあ期待できる。30%くらい?
パチンコ台が面白いかどうかは、このつかみとのっかりの信頼度と出現バランスでほぼ説明できる。
つかみとのっかりのバランスが取れている台は面白い。大ヤマト2という台は4大予告なるものがあったけど、ガノンガイラーとティム群はのっかりで、白雪とヤマト砲フラッシュはつかみだった。砲撃予告とスペース5があっただけでは、まだ冷やかし。だがガイラーやティムが出てのっかり。白雪とかヤマト砲フラッシュがきてつかみに変身した。このバランスが実に良かったから面白かった。海物語は基本、魚群と泡である。魚群はもちろんつかみだけども、泡は単なる冷やかし。だからのっかりに当たるものがない。
ノーマルビタ止まりとか走るというサプライズはあっても、のっかりがない。だから「海はつまらん」のである。
好みの問題ではない!
つまりパチンコ台が面白いと感じるかどうかは、好みの問題ではない。ある程度は理論的に作られるものだと考える。パチンコ台の面白さを理論的に考えて検証し、突き詰めた結果完成したのが例のモンスターなんちゃらである。パチンコ台の演出を議論する時には、このつかみとのっかりの話がよく登場する。
花の慶次という台がある。つかみは「キセル」。ではのっかりに当たる演出があるのだろうか?というのを先週考えてたけどよくわからなかった。慶次に関してはまだまだうんちくを語るレベルではないのでもうちょっと経ってから。今日は昨日打った沖縄をもう一度。昨日の内容ではあまりにも材料が乏しい。
沖縄を打っていてふと思ったけど、この台つかみはもちろん魚群。でもレッツマンボウとか、ウリン疑似連、ウリンのボタン押しとかステップ4という期待演出がある。これらの演出は出るだけで、のっかりになるのかな?それで魚群が出ればつかみに変身する。それと、順子目からのレッツシーサーとか134並びのウリンチャンスも、のっかりになるんだよね。そう考えると沖縄には、のっかりに相当するものが結構ある。つかみとのっかりがしっかりしている。だから沖縄は人気があるんだな。
海シリーズの中でもひときわ異彩を放つ沖縄は、つかみとのっかりのバランスが良く出来ている。
そんなことを考えながらぐだぐだやってると、476回転、23000円使ったところでウリン押しでエビのリーチ。泡で残念と思いきや直撃音がけたたましく鳴り響いて3連荘。ほっとする瞬間。次いで234回転目にタツ保留から4×5の泡がズルズルいって突確変。これが9連荘したので本日の勝ちが確定した。あとは早い当たりの連発を期待したが1箱飲まれたところでやめておいた。等価店でのパチンコに全然慣れていないから。15000発が6万円と思うと、どうしても金に目がくらむ。
長時間パチンコをやるべす
何のことはない。昨日負けてるからその分を返してもらっただけのこと。もうちょっと長時間パチンコをやろうよ。今日のスタートは6.7。やっぱりこの店は甘い。慶次の等価ボーダーは5.8、沖縄は6.0。これを頭に叩き込んで、来週からは本格的に長時間稼働にいきたいなあ。店長さん、土曜日だけ慶次の釘締めるの止めちくれ。
沖縄
(1) 476回転、3連
(2) 234回転、9連
248回転、当たらず
2/958、確変10、単発2
景品玉14651
35600円プラス