あばれる君がやってきた
わが社にも新入社員というのが、時々やってくる。今度我々の部署に配属された人を見て、思わず吹き出してしまった。 どう見ても背の高いあばれる君だ。挨拶代わりに、あばれる君のモノマネをやったらウケた。大いにウケた。どうやら彼も自分があばれる君に似ていることに気付いているらしい。昨日は土曜出勤の日だったので、私は彼に1日講習を施すことにした。
話をしてみると、彼の趣味はパチンコだということがわかった。何でも、初めて打ったのがエヴァシシャだったらしくて、以来エヴァにぞっこん。でもエヴァ8からついていけなくなったんで、4パチを追い出され今は1パチ専門。パチスロも2年前からやり始めているけれど、未だにパチンコがメインというから驚いた。
ヘーっ。この年でもパチンコやる人いるんだ。
というか、エヴァンゲリオンを好きな若者って多いなあ。そしてエヴァ6くらいから段々とおかしくなって8で終局という人が多い。セカパクかキセカチをずーっと続けていれば、海みたいにな存在になったと思う。勿体無いなあ。エヴァが凋落したせいで、パチンコ人口が減ったんだなきっと。
彼と話をしていると、パチンコは勝てなくてもいいから、3-4時間遊んでいたいという。
何だか怪しい!本音か-。いや本音ではないな。本当は、勝ちたいんだ。飢えている。でも、今の等価4パチはクソみてえなもんだから勝てる環境じゃなし。仕方なく1パチに影をひそめてひっそりと暮らしている。これが、彼の本音だった。やっぱりそうか。パチンコやりたくてもできない環境が今の現状だ。最近若い人とパチンコの話をする機会があまりなかったので彼の入社は大歓迎だった。これからも彼をあばれる君と呼んで、再三登場させることにしよう。
ま、あたいは、そのクソみてえな環境で、何とか長時間パチンコやろうとしてるけど。4円パチンコでミドルにこだわる姿勢は死ぬまで変わらん。その沖縄が今週はかなり締まってる。先週は締まらずに土日を迎えたのに、そこから締まらずに週中まで来たからヤバイなとは思ってたよ。しばらく検討してたけど、新台哲也の釘がヤケに甘い。回るんじゃーないかと思ったらカネを入れ始めていた。最初22回転、1000円で頂上決戦ボーナス。右打ちしてたら、全然回らない。ありゃまー気づくのが遅れた。思いっきり玉を減らしてまったがね。左に戻して4回転目に、またも頂上決戦ボーナス。
その玉がなくなって113回転目にまたしても頂上決戦ボーナス。勘弁してくれよ、これで3連単。この台、めっちゃ金使うやんか。ヤバイな―と思ったけど、買い足すと今度は35回転目に絵柄揃いが決まって、電サポ状態に突入した。ここでようやく、この台は咲とおんなじか-ということに気がついた。でも咲の方が100倍くらい面白い。
阿佐田哲也という男を知ってるか?
ホンイツが得意。攻めの小島武夫。鉄壁の守り、古川凱章。攻めと守りに抜群のバランス。タミーラこと田村光昭。それに神様仏様。捨て牌迷彩の妙。阿佐田哲也。この4人のことを麻雀新撰組という。彼らが闊歩した時代が麻雀の全盛期。自分が学生の頃は、小島武夫とか阿佐田哲也の牌譜が雑誌面で見ることができた。競技麻雀の大きなタイトル戦は、「牌譜」という形で提供された。配牌からツモった牌と捨てた牌が載ってるので打っている人間の頭の中が理解できた。
阿佐田哲也という男は、満貫手を張ってても、相手のアタリ牌を手にするとピタリと止めてしまう。うわっ、ここでその牌を止めるか~。かなり印象に残る打ち手だった。その男が主役なので、題材は好きだけど、この台は嫌いだね。電サポに入ってからは連荘した。16Rが6回込みの9連荘となって5300個ほど持ち玉ができたけど、ここで昨日の履歴を見てたらなんと、2万個のマイナス。
やっぱ、この台は相当の食わせもんだな。
上皿打ったところで一旦流そう。ここはパーソナルの島。貯玉会員になってないので、こういうときちょいと不便。沖縄に移動できない。沖縄は玉積みなのだ。流すと5152個。この時点で13000円ほど勝っている。このあと、沖縄の島を徘徊していたけど、やっぱり今日は打てる台がないわー。かなり割を削った2日間。冷静に考えると、今日パチンコ打つのはもう無理だな。
午前中にパチンコが終わるという展開ももう慣れっこだ。消化不良で終わるというパチンコにももう慣れっこだ。今月はこのくらいで勘弁してやるけど、来月は客滞率をとるぞ~。
哲也
(1) 22回転、単発
(2) 4回転、単発
(3) 113回転、単発
(4) 35回転、9蓮
38回転、当たらず
売上玉1875
TY5670
景品玉5152
13100円プラス