9万円と1万円

パチスロというものが、私の視界に入ってくるようになったのは本当につい最近のことです。正常なパチンコユーザーならもっと早い段階で、パチスロにも手を出すと思うのですが、パチンコで挫折を味わったことがない私には難しい選択でした。  
      
      
パチンコで勝てない時期があれば、必然的にパチスロにシフトしたはずです。      
      
      
去年くらいから、サングラスの兄ちゃんとパチスロの談義をするようになって、設定による機械割りとか1日あたりの試行回転数を教えてもらって、ようやくパチスロとパチンコの違いがわかるようになりました。機械割が118%くらいまでいくと、9000回転日当は9万円まで膨れ上がります。いまやパチンコの日当は1万円が関の山。割が甘くなったときの、お金になる速度がまるで違います。パチンコは3000回、パチスロは9000回。この差歴然。道理で、世の中の皆さんパチスロに御執心なわけです。9万円と1万円じゃあねえ…パチンコ離れもむべなるかな。      
      
      
そんなパチンコでも、保通協がなかった時代は、日当10万円の台。あったのですよ。      


パチンコにかかわる人間が、どうしても忘れてはならない機械が2つございます。存在自体を知らない方は、是非ともこの機会に覚えてください。1つ目はパチンコ史上、最も割が甘かった機械。打ち手に有利だった 機械。それがフルーツパンチ(大一商会)であります。大当たり確率1/240で一撃4000発の電役機でした。出玉の獲得方法はナナシーと同じです。本機の最大の特徴は、大当たり発生直後に表示される出目によって、次の抽選で当たりが確約されたことを、打ち手が知ることが可能だったという点にあります。当たりフラグを目にして、そのとき保留ランプがついていなければ、右打ちでチューリップに玉を入れながら、時折左打ちに戻してヘソに玉を入れるのです。これによって保留玉連荘が完成したのであります。      


正直3連荘、4連荘は当たり前みたいな機械でした。

 

当然クソ回らん仕様になるのですが、私はリニューアルオープン直後の環境で、43/k回るパンチを打つ機会がありました。その日は平均的な当り方だったのですが、10万円を超える勝ち。家に帰って、大当たり確率や連荘率を冷静に分析すると、どうみても平均値でした。確かに、2400回転で10回の当りで45000円のプラス。それに連荘値を込めれば10万円位はあります。5回以上連荘取れれば良いのですから。1回交換というルールでのお話です。とんでもない台でありんす。期待日当が10万円?

 

2つ目はパチンコ史上最も射幸性が強かった機械。最も簡単に10万円勝てた機械。それがブラボーキングダム(平和)という機械です。本機の最大の特徴は、大当たり確率1/225と1/25とゼロという3つのモード移行があったということです。当然朝一は1/225ですが、この台は、一旦大当たりすると必ず天国状態に突入し1/25。ところが3個以上保留玉が溜まった状態から、保留消化するときにリーチがかかって、大当たりしなければ地獄に転落です。地獄モードは大当たり確率ゼロですから絶対に当りません。※何かの契機をきっかけに復活するのですがこの辺は良く覚えてません。


つまり大当たり終了後の4回転でリーチがかからなければ、それ以降単発回しすれば永久連荘です。10連荘、20連荘は当たり前の世界です。だからラウンド終了後はいつもドキドキ。ここでリーチかかればアウトですが、たまにそれで当ることもあり、そんなときは良かったーですね。リーチかかって外れると地獄転落決定なので、ここでその台を見限るか、はたまた地獄を天国に引き戻すことを考えるか検討でした。

 

地獄に落ちた台を天国に戻す方法知っとるー?がこの頃常連さんとの日常会話だった。

 

そんなわけで、このブラボーキングダムを打ってた頃は、数え切れないくらい10万以上の勝ちを拾いました。サラリーマン、やめっかな?ちょっとだけ真剣に考えたバカがおりました。まっ、ブラキンがなくなってすぐに我に 返りましたけど。現行の荒い仕様パチスロが設定6だと、ブラキンとかタコ回りのフルーツパンチ並みの爆発力があるのですね?目が血走るのもわかります。ちょっとだけパチスロに燃える人の気持ちが理解できたというお話でございます。パチンコに肩入れするのもほどほどにしないとね。      

 

今日、紹介したフルーツパンチとブラボーキングダムのことは是非覚えておいてもらいたいですね。パチンコの歴史を語るとき絶対に触れられる機械ですし、射幸性能を比較するときは、この2機種がターゲットになることでしょう。ただ、ブラキンの登場は確かサンアポロOPENの翌年。だから1992年の秋頃、必勝ガイドで攻略法が公知となり、その後4か月くらいで終わってしまいました。この時代からちょっとだけ乗り遅れた方々は、本当に残念ですよね。ももうちょっと早く生まれていれば、馬鹿みたいに大金を手にできたのに!      

 

さて、本日のパチンコ。先週朝の並びで寒くて風邪を引いたために、今日は8時45分着。昨日の夜段階ではまだ打てる台がある。元旦に打った台が狙い目。釘締まるなよーと願賭けて突撃すると据え置き。ほっとする瞬間。居場所が決まった。打ち始め39回転で赤保留から3×4のクロス、魚群一閃で、ウラサメに止まる。セグに目をやると16Rだった。打ち上げ花火演出があるんだけど、この演出は阿呆みたい。セグで10Rが表示されていれば、不発になるに決まってる。で、16Rだと花火が上がるの決まってる。こんなの子供でもわかるよ。

 

これが3連荘で、お次は344回転で5連チャン。時短抜けてすぐカニの魚群。こりゃあはずれだろうなと見ていたら当たっちまって4連荘。何だかやけに今日はツイテいる。この次が349回転で341突確変を引いてほっとスルもつかの間10R単発。でも時短が100回つくから嬉しい。その時短中8×9の魚群が9で当たって嬉々としているとこれが2連チャンで、その時短中に68回転目に134でウリンチャンス。でっかく実るなら当たり。中途半端に終わるならハズレ…これが見事に当たって2連チャン。これで13000個近く。今日は楽勝だな。


3万個くらいは勝って帰りますか。


したらば、ここから捕まった。そういえば元旦の時もそうだった。勝てると見せかけて、単発の嵐で、最後700嵌りを引いてチョイ負け。あの日もでっかく勝てそうな感じやったのにね。今日もでっかく勝てそうな感じやったのにね。ここから700超えを食らって万事休す。

 

この台回り癖は結構いい。それは12月の28日の日にわかってた。だから元旦はこの台から始めたわけやけど回るくせに勝てん。沖縄でいえば、昔の103番台とか171番台(カド番)みたいな感じかな。将来の産業廃棄物候補。然し何で俺はこの手の台によく座るんかな?同時期にスッポンもこの店に来てたんやけど、奴は絶対にこの手の台には座らない。アイツはカド番が好きだからね。でも朝一からすっぐえー嵌りを食らいながら最後までまくり続ける。彼は彼で随分と苦労してるけど、この手の台には座らない。不思議やね。意図的に座ろうとしてないのか、遭遇してないだけなのか?今度1回聞いてみよっかな?

 

俺はこの手の台ばっかり遭遇するのよねえ。      

でっかく勝てると思ってたのに、仕留めそこなって気分悪い。      

日本海239      
(1) 39回転、3連     
(2) 344回転、5連     
(3) 115回転、4連     
(4) 349回転、単発     
(5) 24回転、2連     
(6) 68回転、2連     
(7) 718回転、4連     
 217回転、当たらず     
 7/1874、確変14、単発7     
 16R13,10R8     
      
 売上625     
 貯玉使用0     
 貯玉8324     
 27700相当プラス     
 電サポ1283回転で1460個の玉減り     

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