割り込み要求に応じるいとしさと優しさ

昨日はまさか319の方をあんなに開けるとは思わなかったので完全にしくじった1日と相成りました。今朝、スッポンと話をしているとやっぱりスタートは7を捉えていたみたいです。羨ましい限りです。彼は本当に良い打ち手ですね。先週の土日は、尾頭橋に行って10万くらい負けたとか言ってたけど、あな不思議。木曜日まではアイテなかったけどな。だとすればそのあとアケタのかもしれません。彼が10万も負けるということは、かなり回ってたに違いありませんから。でも彼はこの店では、ブラックライトで12万、昨日の台で7万ほど勝ってるから帳尻あってますけど。        
        
        
今日は、319をどれくらい締めたのかを確認しに来ただけです。場合によっては、319にトライするというスケベ 心満載なのですが、打てるのか、打てないのかの判断は即決で決まりました。普段から、この島で遊技している方ならば、多少締まっても追っかけるかもしれませんが、自分は無理だという判断にてございます。        
        
        
ちょっとだけ、自分の頭の中を公開致しましょう。        
        
        
来週は、土曜日が使えないので、自分の選択肢はかなり限られています。この店に来て日本海の239を打てるほど甘くはないでしょう。来日曜日は、8のつく日ですからタ○ホ○中野橋へ行くという手があります。言わずと知れた外税の店。ここに来ると、海物語3Rか花満開のどちらかです。従って、私は今日から、該当台の履歴をこれから1週間かけて分析いたします。勝てる台が見つかれば、この店で遊技という運びになるでしょう。従って、今月の勝ちが確定しました。どういう状況になったとしてもそれは変わりません。月末の日曜日1日だけの為に危険な橋を渡るはずありませんから。パチンコの勝ち負けは、事前に予定を立てることによって、ある程度は立体化できるのです。        
        


      
はて、この後は今週あったいつもの親父とのやり取り。少しだけお付き合い下さい。        
        
        
今週は週初めに、いつもの親父に泣きつかれました。平和の案件ばかり持ち込んでくる、中小企業の社長です。今回は自分でやろうとしたみたいですが、どうしてもうまくいかんというご相談でした。黄色い三角マー クでしたが、合わせが紙の色見本じゃなくて、樹脂成形品そのものでした。これが、苦労する要因ですね。 ペレット状にしたポリカを成形機にぶち込んで、溶かして射出するわけですが、今回はそれと同じ素材を板状にしたものが色見本というお題です。        

        
よくある話です。自動車メーカーなどはいつもこのように、成形品と同じものを板状にした、板見本というものを持ち込んできます。これは、表面がテカテカに光っているのですが、同じワークに印刷したときに、表面の光沢度合いが異なります。それで合わないんですね。        
        
表面に光沢がある→グロスといいます        
表面がツヤ消し→マットといいます        

        
        
グロスのものと、マットのものが同じ色であったとしても、色は異なって見えるのです。これが社長が躓いた要因だと理解したので、私はとっさに硬化剤を入れることを思いつきました。硬化剤というのは、接着剤みたいなもんですね。キシレンと酢酸エチルがよく使われます。プラモデルを作るとき、セメダインを塗るとちょっと甘い香りがするでしょう。それに似たようなものです。        
        


瞬間的に、タマゴイエロー10gにオレンジを0.2g。これに硬化剤を2.5g入れるとできそうだと判断したので、超急ぎの依頼でしたが引き受けることにしました。何度やってもメーカーに跳ね返され拒絶された案件。最初に上記配合でほぼ近い色が出て、2回目にオレンジだけを0.3gに変更するとほぼよさげですね。室内照明光のもとでは、わずかに彩度が足りませんが、太陽光のもとで照合すると、完璧に合ってます。私は、色を見ると、どの色を何対何対何の割合で混ぜれば良いみたいなCCM計算が、頭に思い浮かぶのです。社長が苦労してできなかった案件も、私の手にかかれば、たった2回のトライで完成です。        

        

来年の3月くらいの商材でしょうかね。そういうことなので、機種名は明かせませんが、兎も角、乙女フェスティバルのときは、多少色違っても文句言わなかったメーカーさんが、今回はとことんこだわってるようです。それだけこの機械に入れ込んでるということかもしれません。今回の案件に関しては、表面のテカリ具合といい、色相、明度、彩度ともに太陽光のもとでは、ほぼ完璧に仕上がってるので、意匠の担当者も多分満足してくれるでしょう。        


3時ごろやってきて、「今からやってくれ。すぐ持って帰るから」。はあっ???何を言ってるんだか。そんな無茶苦茶な割り込み要求に応じたのは、パチンコ台に対する愛情か、もしくはパチンコメーカーさんに対する愛情だと思っていただきたいものであります。間に合うと良いんですけどね。        
        

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