キンシャサの奇跡 

ジョージ・フォアマンVSモハメッド・アリという一戦を知っている人はいるだろうか?


今から40年位前ですが、アメリカに向かうところ敵無しの無敵艦隊。ジョージ・フォアマンという超人ボクサーがおりました。このバケモンに勝てる人間はいるのだろうか。ところが、これに黙っていなかった男がいます。モハメッド・アリです。彼はヘビー級王者だったのですが、ベトナム戦争への徴兵を拒否したためベルトを剥奪されます。元々ヘビー級のチャンプは俺だったというアリと、何を言うてんねん今のチャンプは俺だと主張するフォアマンとの間で、世界ヘビー級タイトルマッチが組まれました。然しながら、落ち目のアリと新進気鋭のフォアマンとでは実力差は歴然です。前評判は99対1でフォアマン有利。アリがまともに戦って勝てるはずもなく、彼が何ラウンド持つかというのがこの試合の最大の焦点でした。後にフォアマンが語っておりますが、2ラウンドで決着をつけるべく、最初から飛ばして猛攻に次ぐ猛攻。そのため5ラウンド辺りから疲れてきたと申しております。


モハメッド・アリといえば、「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と形容されることが多いですが、この試合は決してそんな華麗な試合運びじゃなかったですね。


ロープ・ア・ドープ(ROPE A DOPE)


相手がパンチを出しながら消耗している間、追い詰められているフリをする作戦。つまり死んだフリ作戦です。フォアマンが猛攻を仕掛けている間、アリは常にロープに背負ってスエイしながら相手のパンチをかわしていきます。巧みな防衛戦術です。この駆け引きに気付かなかったフォアマンは、疲労が蓄積されていきます。そして、すっかり疲れ切った8ラウンドに、アリの一瞬の攻撃を受けてマットに沈むのです。アゴにヒットしたワンツーでした。

この試合は、アフリカのザイールで行われたのですが、圧倒的に強いと思われたフォアマンが、モハメッド・アリにKO負けを食らうという、史上最大の番狂わせが起きたのです。この試合で、アフリカの観衆から、アリ・ボンバイエ(アリ!死んじまえ)と罵られたことから、後にアリ・ボンバイエというテーマソングが作られます。そしてこの音楽が

BOM-BA-YE 

ティーン ティーティーン ティーン ティーン ティ-ティーン 
ティーン ティーティーン ティーン ティーン ティ-ティーン 
 
猪木ボンバイエ 猪木ボンバイエ。そうですアントニオ猪木のテーマソング「炎のファイター」です。 

 

後に、猪木と異種格闘技を戦ったアリは彼に敬意を表して、自分のテーマソングを譲りました。これが炎のファイターという名称でその後、猪木のテーマソングとして広く知られるようになりました。異種格闘技では互いに超ディフェンシブな戦いに終始したため、色々と文句を言われましたが、当事者2人は互いに相手を認め合ってたということが後になってわかりました。モハメッド・アリはディフェンスの良いボクサーでした。同じく、猪木もディフェンスの良いレスラーでした。勝負事で本当に強いのは、玄武なんだなとつくづく思います。 

 

私が幼かった頃の英雄…さらばであります。

 


さて、本業のお話。前置きが長くなるのはいつものこと。毎度毎度このパターンなので嫌気している方もいるかと思います。今週は真田純勇士というちょっとふざけた台が導入されました。先行導入という奴です。火曜日の18時導入だったのですが、驚いたことにその翌日、この島はヘソが若干開きました。6時オープンのときよりも平常釘の方を開けるということは、回っていないんじゃないか?ここを疑わざるを得ません。その点が非常に気になるのですが、アケ直ししての土日ですから、何とかなるでしょう。そう思って戦闘開始すると、8000円使ったところで155回転で最初の当たりがきました。然しながらここは単発の方。時短中の引き戻しを期待するもののあっけなく消化。次いで224回転目に、今度は555で当たってくれました。赤絵柄なので、RUSHに入ったのは間違いなさそうです。

 

1/30のSTをこぎみ良く引いてくれます。10回転過ぎの当たりがまとまって8連荘。そのうち16Rが5回ありました。ST中の出玉の威力は、野生の王国の比ではありません。一気に玉が伸びてくれます。9014個+上下の皿となって一応客滞が取れる展開になってきました。あとはこの玉を全部飲ませば、それなりに形がつくよね。

 

この後118回転目、(ST抜け88回転目)に大チャンス到来です。台が大チャンスと言ってましたから。ここでも555で当たってST突入です。然しながら今度は30回転何事もなくスルーしました。こうなると、時短中の70回転での引き戻しに期待です。然しながら、今日は全部で時短が240回あったのですが引き戻しはありませんでした。ギンパラの強ミドル1/259と似てるなあと思ったから、この台を打つ気になったのですが、ギンパラみたいに簡単に噴いてくれないですね。

 

はて、何がアカンのやろか?


ギンパラは、ヘソ当たりの玉がもうちょっと多かったので良かったのですが、この台は常に430個からのスタートなるのが辛いところです。2%だけ16Rありますけど、そんなの期待できないでしょう。それよりも、何よりも回らなかった。この台今日のスタートは6程度なのですが、それでも電チューがパカパカ開くことが多くて、この電チューサポートがあったにもかかわらず、この体たらくであります。ヘソだけの入賞率で判断すると、実質5点代のスタートです。最初に座った時、液晶が小さいために風車からヘソまでの落下傾斜がキツイという違和感があったのですが、これが原因でしょうか?道釘はある程度の傾斜角度があった方がヘソに入りやすいと思ってますけど、この台はちょっと角度がキツすぎるのかもしれません。

 

ヘソは13ミリ近く開いてるように見えます。13ミリあるかどうかは判断いたしかねますがかなり良好です。これで回らないとすればもう打つ手がありません。ヘソは11ミリ~13ミリでしか調整できないということは、ご承知のことと思います。11ミリ以上締めても駄目だし、13ミリ以上開けても駄目です。13ミリ以上開けたら、おまわりに逮捕されます。ってことはどの店の店長さんも、ご承知おきの上で釘調整をされてることと思います。ということは13ミリで回らん台は、どうあがいても打つ手がないということになります。        


いやはやまいりました。私、ちょっと憮然としております。        

 


合点がいかないから、この台はもうちょっと打つ機会があるかと思います。明日打てるかどうかは、分かりませんが、一応先ほど履歴の確認をしてきました。自分が止めた刻は13時ジャスト。大当たり10回。 その後、この台の運命や如何に… 大当たり回数12回って厳しいの一言。        

 

真田純勇士        
        
(1) 155回転、単発       
(2) 224回転、8連(確変当たり)       
(3) 88回転、単発(確変当たり)       
 256回転、当たらず       
 16R5,4R5       

 低確率3/723       
 高確率7/159       

 売上3000       
 貯玉7169       
 14000相当プラス       

コメントを投稿する

Page Top