暗黒の歴史
今日はおとなしく家で静養しおります。この掲載を始めるようになって長いですけど、1日中家にいるのは今日が初めてではないでしょうか。今までは一応店には行くけど、打てる台が無いからラウンド1に直行だーってのは数知れずですけど、朝から身動き取れないっていうのはあんまし記憶にないですね。それくらい最近の気温の乱高下には参りました。皆様もどうぞご自愛下さい。おかしなもので家でじっとしてるとヒマだから、パチンコビレッジの投稿を何か書こうかなという気分になってきます。最近思ってること、気になってることを掲載してみます。大海物語を打つようになってしばらく経ちますけど、この台の最大の欠点は確変率50%にあるようだという事が分かりました。昔は50%が当たり前だったけど、その頃は換金率が低かったのでブン回りしました。換金率が3.6円になってから50%の台はそれほど多くあません。今日は今から14年前に起きた大惨事について語ります。
2004年は年頭からプレイランドキャッスル熱田店をネグラにして遊技することを決めました。何といってもこの当時は愛知県最大級の設置台数に加えて、家から歩いて行ける立地の良さが決め手となりました。2003年末にオープンしたのですが、最初は3.0円でした。営業成績がパットしなかったので年が明けてすぐに換金率が3.6円に変更されました。この時は嫌だなあと思いましたが、ネグラにすると決めたので行けるとこまではいったろかの思い。最初は結構勝ってました。この年はまずは、木枯らし紋次郎で30万。舞夢で30万と好調。CR新名画でかなり苦労したけれど最後は挽回。そして段々と打つ台がなくなってきて新海物語に手を出すようになりました。私が初めて手を出した海系の台ですね。ここでも最初は順風満帆で、大体スタートが6.0から6.2くらいは常時あったでしょうか。3.6円の割に回るし、当時としては空前の大ヒットを飛ばした新海物語M56の実力を堪能できたので換金率が3.0⇒3.6に変わっても対応できてると思ってました。
新海物語は、5,6,7月で46万くらい勝ってました。
ところが月が変わって8月のお盆に入った途端、馬脚を現しましたね。2004年のお盆休み7日間ぶっ通しで新海物語を遊技したのが下記の画像です。
2004年、プレイランドキャッスル熱田店
新海物語M56 TS350.5、確変突入率50%
時短100回、TIY1850個
盆休みの初っ端に負けたのがいけなかったですね。初っ端にボロ負けしてそれを取り返さなきゃと焦りが生じてあとはもうボロボロ。やればやるほど負債が雪だるま式に増えていって回収不能の事態に陥りました。パチンコでもここまで負けることがあるんですね。これほどクソ回らん環境で、1週間ぶっ続けで遊技したのは、あとにも先にもこの時だけなのですが、この1週間は本当に暗黒の時代です。平均スタートが5.76しかないっていうのもバッテンだし、1日に2台、3台と遊技してるのもバッテン。初当たりも1/435しか引けてないのもバッテンだし、確変突入率43%もバッテン。ツキ指数は何とマイナス41.26%という体たらくで全てがダメでした。考えようによっちゃそれまで46万円も勝ってるのが当たり過ぎだったのでその反動が来たという次第。それでも、上記の画像を見ると1日1台に徹しておればそんなに負けなかったんちゃうんかいと思います。この事件をきっかけにして私は次のようなことを考えました。
(1)3.6円店、等価店をネグラにするのは止めよう。
(2)1日1台を堅守して遊技すること。
(3)家の近くのパチンコホールとの決別。
上記の盆休みでは1週間で21.6万もの負債なのですが、実はこのうち確率負けは18.6万円。スタート負けが3万円でした。5,6,7月まではスタート負けはなかったと思うのですが、8月に入った途端急に締めが入って6.2くらい回ってたのが5.8まで下落しました。問題はスタートが5.8しかなかったのに何で1週間もその店に通い続けたのかという事ですね。初っ端に大きく負けてそれを取り返そうと思ったため、ずっとその場に拘り続けたのですが、この話には高価営業店の怖さが如実に出ています。やっぱり換金率は重要で、できれば3.0円まで落とした方がこのようなスタート負けは招きにくいと思います。仮に営業の厳しいお盆休みと言えども、換金率が下がれば、スタート負けしない選択肢があったのではないかと考えます。換金率が下がった方が良いという理屈ではなくて、換金率が下がった方が技術介入の差が生じやすいということ。意識しない人間は等価でも3.6円でも3.0円でも技術介入ないので、換金率はあんまし関係ありません。
1日1台に固執するのはとても重要ですね。同じ島内にいる限り、全ての遊技機は同じ条件なのですから、台移動する理由は殆んどありません。1日1台に的を絞って遊技するに徹すれば、負けは半分くらいで済んだのではないでしょうか。そう考えるとこの時のお盆休みは大変残念な結果でしたが、この大惨事を経験したおかげで1台しか打たないを強く決意することができました。
家チカパチンコも危険ですね。家の近くにマイホールを持つ人は、その店がダメンなっても気づくのが遅れます。常に甘い環境を探すアンテナを張り巡らしておかないと、安全に遊技することはできないと思います。上述した例でも、キャッスル熱田店が家のすぐ近くにあったため、駄目だと思いつつもしばらくこの店をアテにしていました。本来なら8月6日のクギ調整を見た時点で、他の店にシフトすることも検討せねばならんかったのですがこの時期は当店をネグラにしていましたので、そうする事ができませんでした。危険に気づいていたけれど、駄目だとわかっちゃいたけれど、その店に拘ったことが大惨事を引き起こしたのだと考えています。
実践では、この年は1月から8月まではキャッスル熱田店をネグラにしていましたが、8月の大暴落で、一旦遊技とは疎遠になります。年末にゼロヨン基準機最大のヒット作、大ヤマト2が出たときに再びパチンコホールに戻ってくるのですが、その時期はキャッスル熱田店を放棄して次なるターゲットを居場所にするのでした。これがタイホウ熱田店との出会いで、これ以降は換金率3.0円という安住の地を得るのです。
大海物語を遊技してきてふとこの時の事を思い出しました。大海4は確変率が50%になることの怖さを感じる遊技機です。今も尚5.7や5.8程度のスタートで海系の台で遊技しているお客さんは腐るほどいるとは思いますけど、そうした環境なら上述したキャッスル熱田店のような大惨事を招くことも有り得るという事ですね。くれぐれも大海4を打つときは気を付けて立ち向かわないと駄目でしょう。
沖縄はある程度差玉が付いたし、差玉がついてからの嵌りというものを数多く経験しましたけれど、大海の場合は、確変率があまりにも低いために容易に差玉が発生しません。そのため客滞率が上がらず、沖縄ほどの安全度を感じませんね。要注意です。