13年前の思い出
昨日の時点では釘が甘かったニューギンの直営店。久しぶりに太っ腹な釘調整を見せた1週間だったようで先週の土曜日にリニューアルオープンしてからはずっと真っかっか営業が続いていると店員さんがこぼしておりました。「お客さん、何で日曜日来んかったの?よー出てたでー」。そんなこと言われても日曜日は他に行くとこあったのでこれからこれからと軽く受け流しました。店員さんの言葉を裏付けるかの如く、今週は週中には普段あまり来ないようなパチプロさんが結構島内にいたので真っかっか営業はウソではないと思います。私もその恩恵にあずかろう。
今から13年前の出来事ですが、私はとある用事で九州に出張することになりました。そこの事務員さんがエヴァンゲリオンの大ファンだということで話は大いに盛り上がり、何故エヴァが面白いのかということを延々と聞かされる羽目になりました。いやこの日の仕事は殆ど待ち状態だったので、お声がかかるまではずっと事務所で待機しておりましてん。その間ずーっとこの事務員さんとパチンコの話で大盛り上がりですわ。相手の御嬢さんはまだ20代の後半くらいでしょうか?歳は良く分からないけど結構可愛らしい方でした。セカパクが好きで好きでたまらないからといことで、エヴァの良さを押し付けることこの上ない。4時間くらいは彼女の話を聞いてたと思うんですけど、話を整理するとセカパクは確定演出と単発の絵柄揃いを楽しむ遊技機だということが分かり今までの常識を覆すような機械でしたね。私は確変の大当たりならば、ラウンド中に昇格演出を頂戴するのではなくて、最初っから赤い絵柄で揃ってくれることを期待するタチなので彼女の言い分には否定的でした。大当たり確定演出が出れば、その時点で以降の演出には興ざめとなりますので、あまり確定演出やプレミアム演出も好まないタチでございます。彼女は確定演出が来た時の絶頂感がたまらなく好きだったらしいですが、それ以外の金枠ステップアップや高信頼度のストーリー系チーチも熱っぽく語ってくれました。
私の言い分はこうです。
確定だとつまらないよ。当たりかはずれかが最後まで分からないから面白いのだよ。当時の私は大ヤマト2命でしたから、さしずめ大ヤマト2 VS エアンゲリオンセカンドインパクトで激しい火花がぶつかり合います。私が大ヤマト2で一番好きだった演出は、変動開始直後に発生する大ヤマト砲フラッシュでした。変動が始まって確か0.5秒以内くらいですかね。その僅かな一瞬で大ヤマト砲フラッシュが炸裂すると、確変大当たりなのです。然しながら打ち手としましては、毎回発生するタイミングを計ってるわけじゃないので、これが来たときはさっきのは0.5秒以内だったのか、それともやや遅れたのか?分からない。微妙だ。
0.5秒以内なのか?
0.5秒を過ぎていたのか?
どっちなんだ??分からん?分からんけど絶対これは熱い。
当たれ、当たれ、頼むから当たってくれ!!!!!!!!!!!
当たったら確変なんやという願望と不安と信頼感がえも言われるような感情を引き起こし私の脳みそは揺れっぱなしになるのでありました。当たりかどうかが分からんから良いのですよ。これに対して御嬢さんの言い分は
金枠ステップアップ⇒期待感の上乗せ効果が素晴らしい。金枠が出ただけでドキドキする。
時短中に第○○の使徒と告知された時の興奮
時短中の警報
時短中の特殊モード移行
上4と下2のテンパイ
逃げちゃ駄目だが出た時の興奮
単先ダブルからの初号機発展の安心感
だいぶ端折りましたけど、そんな感じの攻撃が延々と4時間続いたのです。私の言い分は、変動開始直後の奴(これを直フラといいます)だけですから、当然彼女の言い分に勝てるはずもなく完敗でした。それくらい当時のセカンドインパクトには人を惹きつける何かがありました。次回予告でさえも邪魔になるくらい、セカパクの演出はその時点で完成されておりました。添削はいらないという奴です。実際に単先ダブルの初号機が一番信頼度高かったように思いますし、それだけで十分楽しめた遊技機だったと思います。あれから13年ですか。
店に入ると頼みのソンビリーバブルが激締め?えっ何で?今まで先行導入だった機械は、導入した週末に釘を締めることがなかったので唖然としましたが、この店は本当に色々なことが変わりつつあるようです。ただでさえスペックが激辛のゾンビは設定1だと35/Kくらいがボーダーラインで、中間設定でも30/Kくらい必要なので釘が締まると話になりません。僅か130個くらいの出玉で大連チャンと言われてもパットしないですよね。店内を見渡すと清流、平家物語、咲と昨日までは随分と甘い顔をしていた遊技台が悉く締められております。今までこんなことはなかったんですけど、これには参りました。甘いと思ってたからここに来たのにここまで締めてしまうと商売になりませんやん。
一番キズが浅かったのはエヴァンゲリオンの覚醒という台。設定6ならば1/134なので、この機械なら勝てるかもしれません。不思議なもので遊技する前には、設定入ってたら勝てると楽観視するんですけど、実際に弾いてみたらという奴です。打つ前はみんな楽観的なんです。打ち始めのラップ
23
44
69
79
104
121
159
183
207
222
途中で10回転とか15回転という刻みがありますが、これがこの台の正体でしょう。横からのスタート入賞率のバラツキは半端なく、心地よさは殆どありません。ここが海物語との違いです。大したことはないなと思いながらも座っていられる程度の回りなので追っていきました。途中で赤保留から初号機フェイスが下りてきてというのが3回ほどありましたが、最後のカットインが弱くて多分ハズレだろうなの予想は、予想通り全部ハズレました。スパイラルゾーンに突入して期待演出が複合しても最後ハニカム柄を見ないと大抵は駄目なんですね。テレビの動画では当たってるときは、大抵ハニカムを見てたので多分そうなんじゃないかと思います。この時点で1/134ではないよねって思ったので既に当初の目論見は崩れております。勝てるのかさえも不安になるほど投資が嵩みました。エヴァンゲリオンは面白くないですね。これだから電サポキングは嫌なんですよ。素直にヘソ重視の台を作ってくれれば良いものを、どうしてこんな仕様にするのかわかりゃしない。
621回転目にようやく初号機で当たりました。400個ほどの出玉をもらって時短の50回転を駆け抜けます。
ここまでに28500円ほどの投資でしたね。1/134かもねと思って打ち始めたので621回転も所要するとこの時点ですでに敗北気分です。これが確変だったらまだしも、こういう展開で単発だとほぼ死亡です。この先持ち玉では当たるはずもなく、残りのカード残高を使い切っておしまいにします。持ち玉がなくなったところで止めても良いんですけど、まあ200回転までは付き合ってやりますわ。エヴァンゲリオンはつまらないですね。大体当たるはずもない演出を延々と見せられるのは時間の無駄でしかない。前々から申しているようにエヴァに零号機、弐号機、八号機のリーチ演出は不要だからなくしてもらいたい。当たるはずもないこの三つに発展した時の虚無感は相当辛い。何故エヴァンゲリオンを開発してる人にはこのバカバカしさが分からないのだ。エヴァの開発陣は皆アホなのか?
13年前に私に延々とエヴァの良さを語ってくれた御嬢さんは今でもエヴァンゲリオンを遊技してるのだろうか?
私にはエヴァンゲリオンの良さが理解できない。
何故、エヴァ夫婦はこんなものに夢中になってたんだろうか?
私の考えが間違っているのだろうか?それとも開発陣の頭がおかしいのだろうか?
良く分からない。
エヴァンゲリン13(超覚醒)
(1) 621回転、単発
243回転、当たらず
1/864
売上8750
景品0
35000円マイナス
スタート6.6
明日はキャッスル東郷店が整理券の発行手続きを開始するかもしれません。マルマン東郷がプレイランドキャッスルに生まれ変わります。明日の昼ごろにはLINEによる何らかのメッセージが入る予定なので私は遊技せず会員募集の手続きに走るつもりです。
追伸
今日はひさしっぶりにアンドレさんをお見かけしました。彼はパチンコ攻略マガジンのライターをやめた後三重県に帰ってたらしいのですが、今日は北斗の甘を打ってました。もうパチンコは止めたのかと思ってたのですが、まだやってるんですね。アンドレさんというのは私が「人間山脈さん」と呼んでいた方ですね。いろんな人がこの店に戻ってくるようになりました。