割り算の理屈
今日はパチンコにはなりませんでした。だからいつものように寝言言って今週の締めくくりにしたいと思います。もうじき平成の時代が終わり令和の時代が始まります。今度はどんな時代になるのでしょうか?私が生まれた昭和は初っ端は戦火に巻き込まれて悲惨でしたが、戦後は目覚しい発展を遂げたのでこの時代の日本は勝ち組といっていいでしょう。
1962年、所得倍増計画
1964年、東京オリムピック
1970年、大阪万博
池田勇人がこれからのニッポン国民のGNPを大幅にアップさせると息巻いて打ち出した政策が、世にも有名な所得倍増計画です。その2年後、飛躍的な成長を後押しするように開催された東京オリンピックによって、日本の国益は更に増したように思われます。オリンピック開催直前に間に合うように開発が進められていたのは東京と大阪を結ぶ弾丸鉄道。世界初の新幹線が開通されました。コニニチワ、コニニチワ世界のひとが♪コニニチワコニニチワさくらの国で♪センキューヒャクナナジュウネンノ コニニチワ♪。1970年に大阪万博が開催されました。戦後は地の底まで落ち込んだ日本の国力でしたがたが終身雇用制、年功序列制、企業別労働組合という三種の神器を手に入れたわが国は、短期間でV字回復を果たしアメリカを脅かし、ついに経済大国世界第2位という地位まで登りつめました。このころのニッポンが一番良かった時代でしょうね。
三種の神器
終身雇用制度…リストラのない会社
年功序列制度…年功賃金制とも言われます。年上が王者です
企業別労働組合…春闘、ベースアップに有利な形です
戦後日本が高度成長を成し遂げた要因には、必ず冒頭に掲げたようなオリンピックとか万博の話が出てくるかと思いますが、実際には資源の乏しい日本が世界のトップに君臨する為には物作りニッポンが重要なことだったし、メイド・イン・ジャパンという品質の確立はわが国にとって大きな国益をもたらしたと考えています。それを支えたのは、勤勉で手先が器用という日本人特有の気質だけではなく、労働環境における三種の神器が大きく貢献したのではないでしょうか。企業と従業員がはウエットな関係で、少しばかりの苦労や不満は我慢するというのが当時の人々の共通項でしたが、こうしたウエットな関係はアメリカやヨーロッパからみれば羨ましい慣習でした。後に米国人が日本の成長に脅かされた原因を追究したところ、レイオフ制度や契約重視のドライな関係ではなくて日本独特のウエットな関係が急速な高度経済成長を生み出したと結論付けました。このような労働環境のことを日本的雇用慣行といいます。
然しながら日本的雇用慣行は1980年頃から徐々に変化し始めます。従業員の賃金UPに持ちこたえられなくなった企業は徐々にアメリカのレイオフ制度、リストラを受け入れるようになりドライな関係を求めるようになりました。何故このような変化が生じたのかは専門家に聞かねばわかりませんが、私自身の偏見としては週休1日制から週休2日制に変わったことが要因なのではないかと思っています。休みが少なく働き詰めだった頃の日本は大量生産を大量消費で賄えた時代。休みが倍になることによって生まれた「ゆとり」が徐々に日本的雇用慣行を潰したのではないだろうかという思いですね。昭和の最後にはバブルがはじけて日本経済は崩壊して次の平成へと移ります。
昭和が勝ち組の時代であるならば、平成は負け組の時代でした。
昭和の日本経済を支えたのは、家電と自動車でした。そのために私自身も両方の業界にアプローチした結果、家電メーカーに就職することになったのですが、この業界は平成になった頃から崩壊していきますね。中国、台湾、韓国の台頭。価格競争に敗れた日本の家電企業は徐々に光を失っていきました。1980年代の後半、家電量販店に並んだサムスンやLGのAV機器は安もんの代名詞みたいな扱いでしなかったのですが、いつの間にかに急成長を遂げ日本の企業を追い越していきました。中国が社会主義から資本主義に変わり日本で培われた金型の技術が中国に流出したのも大きかったように思います。今ではアジアのシリコンバレーはシンセンですし、既に日本の技術はシンセンよりも何十年も遅れをとっています。1980年には人口3万人だった街が、今では人口1200万人を擁する世界最先端の大都市です。時代遅れの日本の技術では、もう永遠にシンセンに追いつけないのではないでしょうか。
従って平成になってからのこれまでは日本にとってはかなり屈辱的な31年間だったように思いますが、大きな痛手を受けた家電業界に対して、もう一方の柱である自動車業界は何とか踏ん張ってこられたように思います。平成の31年間で最も県民所得が増加した都道府県はわが愛知県だからです。平成元年と平成27年を比べた都道府県別の県民所得の割合は、東京都が18.9%⇒19.1%なのに対して愛知県は6.5%⇒7.2%に増加しました。大きく後退したのは大阪府で愛知県は全国で第二位まで浮上しました。大阪が不振に陥ったのはパナソニックの低迷、三洋電機、シャープの低迷。大阪に本社がある家電3社の経営が破綻寸前まで落ち込んだからです。愛知県が7.2%まで上昇したのは、トヨタ自動車のおかげです。今豊田市の町並みを車で走らせると、その繁栄振りが顕著にわかります。20年前、30年前と比べると豊田の町は随分と様変わりしました。名古屋グランパスは瑞穂運動場からトヨタグランドに本拠地を移しつつあります。Jリーグが発足した当初は、名古屋市瑞穂区にある瑞穂グランドには、グランパスの試合があると地下鉄の駅からグランドまでの道のりは、大勢の観戦客で溢れかえるほどの賑わい振りを見せました。私の自宅は瑞穂運動場のすぐ近くにありますので週末が来るたんびにお祭り騒ぎになる人だかりを見て、心が高揚し私も応援に行かなきゃなという気分になりました。ところが今ではこの通りは閑古鳥です。人が集まるのはトヨタグランドの方で、集客の流れが名古屋から豊田に移り変わったことを実感しております。こうした豊田の反映振りを見ておりますと、将来ナゴヤの地名は消滅してトヨタに変わるのではないかと思うようになりました。
愛知県名古屋市⇒愛知県トヨタ市になるときが来るかも知れない。
尾張名古屋はトヨタで持つ。それくらいトヨタ自動車の影響力は大きいです。トヨタがある限りは愛知県の繁栄は続くと思うけど、それが令和の時代になっても継続されるのかどうか。来月からはいよいよ令和となるわけですが、新しい時代になってもこの地域には頑張って欲しいですね。
今週はニューギンの直営店には、ゾーンビリーバブル。そしてサンシャイン京楽には冬のソナの甘デジ、三洋の直営店にはIn JAPAN2が先行導入されました。三洋に行くわけには参りませんが、冬ソナとゾンビで迷っておりました。更にはもう一つの選択肢としてウルトラジャンボも候補でした。ですがこの機械に手を出す勇気がなくて、土曜日に3万くらい勝てば日曜日はダイイチの昭和橋でウルトラジャンボを初打ちしようという筋書きでした。結果的には土曜日に35000円も負けてしまったので筋書きは全てご破算。どうしようかというところです。ウルトラジャンボにつきましては3/29の夜に検討したときはV入賞率が1/24だったので危険な香りでしたがその後の調査によると、メーカー発表値はV確1/14.7。実際に遊技された方の実践記では1/13.5という数字でしたので、色々と見直さねばならないところが出ております。自分の遊技姿勢はちょっと消極的すぎるんやないかなあと思うのですが、この消極的姿勢こそが時給2000円というミラクル勝利につながっておりますので強ち否定するわけにもいきません。パチプロさんは足し算ロジックを追究するので、何はともあれウルトラジャンボを打つことから入ると思いますが、私は割り算ロジックなので危ない橋は渡らず、確実なウラを取ってからのこのこ出ていくというやり方になります。パチンコの収入を総手取額で評価するか、時給で評価するかの違いでございます。私はこれからも割り算ロジックで参りましょう。
週中にダイイチの直営店を視察しました。まずは3末に自分が視察した昭和橋から店回りを行いましたが、ここは腕利きのプロが遊技した店ではありませんでした。3台設置で真ん中の台だけが、釘は据え置きでその左(カド番)は命下が右向き、3番目は一番良く当たってる台でしたがこの台は命横の誘導釘が左に向いていました。天下一閃と同様にこの台もマイナス調整するとしたら、まずは誘導釘を左に振ります。専業者が3日間くらい続けて遊技したら大抵はこの釘を触るでしょう。誘導釘を左に振れば命との間隔が広がるので玉が衝突したときの右方向ベクトルが命まで届き難くなります。当然ここは誘導釘と命までの距離を縮めるような調整が望ましいです。これで大抵のパチプロさんは遊技しなくなるのですが、それでも追っていく人がいると今度はタテに並んだ命釘の下側を右に振ります。こうすると誘導釘と命釘の形がハの字を描くようになりますが、ここまでやってしまうと殆ど飛び込まなくなってしまいす。
次に中村区の2店舗を視察。昭和橋から畑江通店までは4.5kmの距離です。それほど遠くはありません。畑江通は旗艦店舗なので期待しましたが、ここにあった3台はいずれも命がヤヤ狭いという印象。この釘が最初からなのか、どっかでいじったのかは定かでありませんが、現時点ではお買い得ではありません。この店は名古屋では黄金の陸橋から西に向かう万場線という通り沿いにあるんですけど、ここから更に西に1kmくらい離れたところに岩塚店があります。同じ直線上、こんなに近いところに2店並べる理由がどこにあるのか良く分かりませんけど兎に角ダイイチの直営店は4店舗とも近隣した場所で営業を営んでいるのです。中に入るとあっ、ありました。彼が遊技した台が分かりましたけど、すでに誘導釘が左に向いていましたね。それ以外の2台は据え置きっぽく見えましたが、この店は私が苦手のパーソナル店舗。なので万が一私がこの台を遊技するとしたら昭和橋にあった無傷の台ということになるでしょう。
こうしたシナリオを描いていたのですが、エヴァンゲリオンでボロ負けしたためにすべての筋書きを見直します。今日は午後からマルマン東郷に行く予定があるのでパチンコは休日にするつもりでした。一応このような日には秘蔵店へ行って太っ腹な台があるかどうかを確認。お目当ての台がなければ近くのラウンド1でもう一つの戦いを演じます。遅れて店に着きましたが、今日は見渡すとおそまつさんの釘調整が甘いことに気づいてかなり動揺します。打たないつもりでここにきてるのでこういうときは結構迷います。AKBの時もままよと打って出て痛い目に遭いましたから今日も又痛い目に遭いそうですな。やっぱり初志貫徹で帰ることにしよう。そう思ってもう一度釘を確認してましたが、この釘で帰ったら武士の恥ではないのかねという自分と、いやいや最初から今日は遊技せずと決めていたのだからここは帰るべきだという自分がせめぎあいです。
30分くらい迷っておりました。
据え膳を食わねば武士の恥。ギャンブラーとして最低限のことはやらねばなるまいて。やってみて少額投資で噴いちまったらまたいつもの如く、勝ち逃げするだろうけど割り算ロジックならそれも仕方あるまいて。これだけ甘いおそまつさんには当分座れそうにない。打ち始め最初の1000円でいきなり画面が全部真っ赤になった。セリフが金色になって何やら熱い展開になりそうだとの予感はある。期待薄の猿カニ合戦に発展してあまりぱっとしない展開はいったん外れてから再び次の展開へと持ち越されるグダグダの展開になっちまった。
長い
気が遠くなるほど長い。気付けば5分間位じっと液晶を見てるんじゃなかろうかというほど長いのは、ダイイチ特有のもったいぶった魅せ方だろうか?ここまでに3回くらいは当たったかと思ったほどなのですが、実際にはまだ大当たりしていない。これで外れたら殺す。というか普通の人間ならこれが外れだったらさっさとどっかに行っちまうんじゃないかと思うほど気を持たせて、やっとこさ当たった。222。
ここ掘れワンワンタイムに突入して7回転目に金脈ゲットチャンスね。大体10回転で2回くらいはこの演出が来ることになってるので、金脈ゲットチャンスって言われても気が乗らないのですが、今日はチビ太の赤文字だったので期待してみていると金脈ゲットは成功しなかったけれど、何と16Rの当たりってのを引いちまったよ。さっきのは多分確変だったんだな。なにはともあれ胸をなでおろし、ジャンジャンバリバリRUSH突入で小当たり一杯引いちゃうぞ。こっから79回転目に16R、5回転目に16R、そして13回転目に2Rを引いておしまい。16Rが3回当たったのは嬉しい限りだが、早い当たりばかり続くので小当たりによる玉は殆ど増えなかった。エヴァンゲリオンを打ってると全く当たる気がしなかったし、何でエヴァはこんなに当たりが重いんだろうって思ってたけど、正月のめぞん一刻とか、AKB、おそまつさん辺りになるといとも簡単に当たりを引いてくる。これが相性というのだろうか?おそまつさんに関しては、去年も安い銭で当たって43000円くらい勝っだけど、今回もまた然り。1000円で当たって8750個の獲得は望外の極み。まさかこんな展開になるとは思わなかったけれどこれでもやった方が良かったと言えるのかどうなのか?本来ならゲームを続けなきゃいけないのは重々承知だが土曜日に35000円も負けた翌日の自分は極端にナーバスになるのでここでの撤退は…
まあ、予想通り。許してやってくれんかいね。
多分すんげえ回ると思う今日の台。これを継続できるんなら中途半端な年間収支は計上しないと思うし本来ならそうすべきところ、割り算パチンコロジックを発揮して今日も連チャン即止め。いつまでたってもこの癖は治りそうにない。2016年のヤマトん時もそうだったからね。止めたのにはもう一つ理由がありまして、キャッスル東郷からLINEが届きました。4月19日(金)から新規会員募集しますとのこと。ということはオープンはさ来週になるので、4月20日はまた末尾ゼロ大海を打たなきゃならんのか、それとも別の店を探さねばならんのか。私は4/20はキャッスル東郷で決まりと絵をかいていたのにそれが駄目になりましたから、現時点での収支をある程度は作っておきたいところです。来週確実に勝てるんなら今日のおそまつさんはぶっこんで帰ってもよかですが、そのアテが消滅したので気が変わりました。些細なことに左右される人生ですが、今はそれを楽しんでおります。
おそまつさん
貯玉使用250
貯玉8750
30800円プラス
土日で4200円のマイナスなら許容範囲内
この後ダイイチの昭和橋店に答えわせに行ってきた。自分が打とうと思ってたのは、真ん中の台ですがその台の昨日は、初当たり6でスタート回数は93。まずまずの入賞率ですが、驚いたことに5回連続3セットというのがありまして大当たり回数は16回となってました。軽く噴いた感じです。やっぱり昨日はエヴァではなくて朝一からウルトラジャンボを打つべきとの1日ですが、それができないところに自分の弱さがあるし、それをやらないから高時給につながっているという一面もある。どっちを取るかは、足し算なのか割り算なのかというロジックの問題なので今後改善しようと思っても多分無理ではないでしょうか。自分の個性が顕著に表れた2日間でした。それでもたった16回の当たりですでに誘導釘が左に向いてましたから、ここの店主も相当セコイ野郎。万が一昨日勝っていたとしても、今日はウルトラジャンボの誘導釘がマイナス調整になっちまったのでどの道自分には縁がなかったってなことになります。なかなか自分が絵に描いたように事は運びません。