勝ち難い遊技機
8月は休み休みしながらの戦いでしたけど、やっぱり1年で一番苦しい時期なので休日を全部遊技に充てるというのは危険だと思います。8月は4日、12、13、18と休みまして最後の31日も休むつもり。ということは12回の休みのうち半分近くを休んだことになります。毎年お盆休みの時期には、帰省する人が沢山いると思いますが私にとっての帰省とは船に乗ることなので、この時期になると無性に船に乗りたいと思うことがあります。高松と岡山をつなぐのが宇高連絡船に宇高国道フェリー。神戸に直行するのがジャンボフェリーということで高松からは3種類の船に乗って本土に渡るのが慣わしでした。通勤電車の広告で篠島鯛ざんまいという写真を見た時に篠島行きたいなあと強く思ったので、娘にどうするって聞いたら、行きたいっていうので旅に出ることにしました。8月の日程を見て、一番勝てそうにない日が31日だと思ったのでその日に篠島へ出かけることにします。島の近くの河和港までは何度か行ってるんですけどね。篠島の担当営業は島に1店舗だけあるシャープの専門店(FS店)へ家電商品を届けるのですが、河和港までは営業車で運んで、そこから先は船で荷物を運ぶのですね。そのお手伝いをしてましたが、島には渡ったことがなかったのでこれも何かの縁でしょう。
ということで8月は今日が最後の営業日です。25日はとあるパチンコホールの月イチイベント。最近のこの店は沖縄の稼働が随分と落ち込んでいるので、今日は仕置人も視野に入れながらの台選びを検討していましたが、それよりも気になるのが慶次の漆黒という奴ですね。どこもかしこも増台増台増台とまあ人気ぶりは凄まじい限りですが、この人気の裏側には真っ黒な営業戦略が込められているので、素直には喜べないですね。シンフョギアを増台してたのとは意味が異なります。お客様からみれば、非常に勝ち難い機械だと思ってたのでこれまで手を出さずに静観してましたが、一度はやらねばならぬ機械であります。当然増台には還元の意志もありますから、恩恵にあずかるのがギャンブラーとしての正しい手順でしょう。
店に入って、漆黒の狙い台はイケソウな予感の12.25。これに対して沖縄もいつもよりは開けているなと感じたので大いに悩むところだが、今日は漆黒を打つことにした。沖縄を遊技する機会はいくらでもあるけれど、慶次を打つ機会はそうそうあらへんで。打ち始めは
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微妙な回転率は、上スタの不安定さと横スタのムラを感じる5000円だったので大いに不安になったが、この時点で腹はくくっているので沖縄に移動する気はない。6500円目に突然熱い演出が来そうなけたたましさを伴う音と光があった。上手く表現できない。そこから激熱文字と金の襖を頂戴して、月と涙に発展して見事壱壱壱の大当たり。ラウンド中のリンケージハンドルは不発だったが、ラウンド終了後にけたたましくやって確変状態に突入した。1/140と1/270の当たり比べだから大いに不安だったけど、ここでは75,8,27,28と続いて5連チャン、9600個ほどの出玉を獲得した。
転落は120回転くらいのところでやってきて、上下皿プラス9500個から勝負再開。この台は普段は音無し美美紀子さん状態だけど、当たるときは突然激熱っぽい演出が次から次へとやってきて、どう考えてもこれは当たるなまで複合するらしい。183回転目に戦狂ゾーンに突入したかと思うと金セリフ、キセル予告、赤保留と気分の高揚感が半端ないほど膨れ上がって参参参。今度はリンケージハンドルが機能して確変状態に突入。2回当たって2回とも55%の方を引くのはなかなか気分が良い。今度は5、262、7、28、125、1、50と続いて8連チャン。電サポ中の当たりが全部2300個だからこれだけの大当たり回数でも25000発を超えるというとんでもないことをしでかしてくれている。
今日も楽勝かと言いたいところだけど、見た目の12.25はどうなっとるんやの回転率まで下がってきて戦意喪失。何でこれほどまでに回らないのかって疑問に思うけど、この店の遊技機は沖縄以外は何打ってもそんな感じで見た目よりもかなり回りが悪い。だから今日も朝一の段階では、この台に的を絞るのは凄く勇気がいったし沖縄と慶次で随分と悩んだ挙句に漆黒を選んだけれどもこの判断は失敗だったようだ。何事もトライしなければ分からないことだし、漆黒は一度は遊技しないとイカンと思ってたから良い機会だと考える。だけど、この機械は打ち手にとって非常に辛い。これ打つんなら北斗無双の方が勝ち易いと感じる。今後漆黒を打つ機会があるのかあるのかどうかは分からんけれど、どの道漆黒を打てば客滞率は取れないし、長時間の遊技はできないと思う。
増台増台増台の慶次漆黒ですが、できればこの台で遊技するのは回避した方が良い。
客滞率の取れない機械に名機なし。
僅か13回の大当たりで75000円も勝ってしまうってことが凄いことなのですが、逆に言うとそれほどの爆発力を秘めてるってことや甘さが勝ち難さにつながっていると確信いたしました。止め打ちのタイミングが上手く掴めず思いっきり玉を減らしてしまいました。また遊技する機会があるのなら今度はしっかりやりたいです。