リレハンメルの悲劇
長野オリンピックから遡ること4年。ノルウェーで開催された冬季オリンピックで、金メダル目前だったのがスキージャンプの団体戦だった。この頃の日本ジャンプ陣はV字型飛行の採用と、長野オリンピックに向けて潤沢な資金を投じて強化されてたので平たく言えば強かった。日本はラージヒル団体2本目3人目まで安定したジャンプを見せつけ2位以下を大きく引き離していた。追う立場の2位のドイツ選手が、原田雅彦が飛ぶ前に近寄ってきて声を掛ける。
Congratulations!
おめでとう!
おめでとう!
既に金メダルが確定していたかのようなドイツ選手の振る舞いはさもありなんで状況はすこぶる日本に追い風だった。90m級のジャンプで100mを飛べば日本の優勝だったので飛べないはずがない。足を揃えるだけだ。誰もが日本の勝利を確信していたのだが、結果は原田雅彦の痛恨のミスにより100mを下回る97.5mで着地するという大失敗ジャンプとなってしまった。離陸したときは何も感じなかったけれど、空中で高く舞い上がらずそのままストンと落ちる感じ。着地した瞬間唖然としたが、それよりも何よりもドイツの4選手が飛び上がって喜ぶ姿が印象的だった。こんなことが起きるとは思いもしなかったけれど、思えばこの原田選手というのは時々大きな失敗をやらかす選手である。本人曰く確率の低いジャンパー。飛び出す瞬間の角度がちょっとでも合わなかったら全然駄目だけど、ピッタリ合えば大ジャンプを披露する。伸るか反るかの大バクチだ。
私は原田選手のように伸るか反るか型のパチンカーではない。いつも危ない橋を渡らずに、手堅いパチンコ道を貫いてきたように思う。なのにこの2ヶ月間の大ブレーキは、そのときの状況と似ている。10月までは楽勝のパチンコで後は足を揃えるだけだった。栄光を手に入れたかに見えたその瞬間から何かをきっかけとして歯車が狂う。最近のアタクシはまさにリレハンメルの悲劇にも似た心境なので、今年はもう勝てる気がしない。この時期に負けるのは今に始まったことじゃない。2014年の12月は自動車事故を起こしてから調子が狂ったと思うけど、スタートが8を超えるような環境で、3日で18万円も負けるという大惨事を記録した。クソ回らんでの大敗なら有り得るかも知れないが、スタート8環境でこの負けはないわ。
2014年12月
12/20⇒スタート82.72/10分
12/21⇒スタート80.47/10分
12/23⇒スタート79.26/10分
※こうしてスタートを並べると、この3日間で18万も負けてるとは誰も思わないね。
12/20⇒スタート82.72/10分
12/21⇒スタート80.47/10分
12/23⇒スタート79.26/10分
※こうしてスタートを並べると、この3日間で18万も負けてるとは誰も思わないね。
2014年の12月⇒悪夢の3日間
2017年の10月⇒モスラの逆襲
2019年の12月⇒リレハンメルの悲劇
今日も精神的にはしんどいの一言でこんな時はパチンコビレッジで記事掲載なんてやるんじゃなかったといつも思うのですが、日がたてば嫌なことは忘れてしまうから日が経つのを待とう。ガイアの夜明けはいつか来る。今日の選択肢は多い。毎月21日はbingoに行けば戦えるかと思うけどそこはスロプーの聖地だから自分には用がない。咲でこりごりして以来そこには行っていない。12月21日はタマコシの周年祭なので、ここが一応の本命だけど、去年の12/21も釘は触っていなかったから全然信用はしていない。直前にエバンゲリオンをひと島買ってくれたので、エヴァだけは甘釘営業すると思い様子見に行ったら全然開けていなかった。帰宅後サイト7でスタートを確認すると10,000個で650回転しか回っていないので話にならんと思ってパス。タマコシの様子見に行ってるときに、いつもの沖縄からLINEで連絡が来たので大急ぎでそっちの店を訪問することにした。いやいや、かなりギリギリのタイミングで連絡が来たので間に合うかどうか心配だったけれど、一応的を作って帰宅した。やれやれだ。
最近は店からのLINE配信によって行く店を直前に変えることがあるから、金曜日の夜というのはぎりぎり迄目が離せない。いつでもその店に飛び込めるようにしておかないとIDパチンコが機能しないので「次回予告」的な記事は書きにくくなったと感じる。今週は遊技打ち切りも考えていたけれど、こういうのも最後の最後までどうなるかは分からない。店に入って釘を眺めるとおやおや今日は失敗だったな。特定日以外は信用できんというのがこの店の鉄則だと思うけど、今日もそんな感じで熱そうな告知でもアケないと心した。去年の後半は沖縄を頼りにしすぎて大失敗だったけれど、今年もまだその癖は治らない。来年からは脱沖縄というものを真剣に考えないと駄目だと思う。ポスト沖縄、ポスト北斗無双を早く見つけないといけないのです。
その沖縄ですが、11.75あるかどうかさえも不安な釘調整は多分回らないだろうという状況なのですが、今からエヴァンゲリオンを打ちに行こうとしても無理なのでかなり悩みます。また負けか?のネガティブ思考回路と今日こそはガイアの夜明けだという強い気持ちとで揺れ動きますが、意を決して2万円の負けで今年の打ち納にしようと腹をくくり滝水に打たれます。どのみち遊技できるかさえも不安だった週末ですが、エヴァンゲリオンで負けて今年を終わるよりも、沖縄で終った方が自分らしいというものです。打ち始め予想通り回らないと感じる最初の1000円は15回転。次の貸し玉ボタンを押した玉がなくなる頃泡がどこまでも通り過ぎて嬉しい突確変。否、あんまり嬉しくはないかなというのも次の当たりが190回転も回して341。次の当りが78回転回してエンジェルフィッシュ君なのでほぼほぼ当たった気分になれませんでした。追加で1000円も使っちまって2500円の投資で1360個ほどの玉。持ち玉を飲まれても2万円までの投資決意は固いのでじゃぶじゃぶとつぎ込む覚悟をしていたけれど、そんなにひどくはならずに4×5の白服リーチがまさかのマンボウ出現せずでサメの単発。その時短中75回転目にレッツマンボウ発生してドキッとすると、シーサーリーチが開口して魚群。これはいただきサメで当たった奴がセグNo.24578で確変を引いたけど次の絵柄もサメ。今日はサメが多いなあ。
その時短中12回転目にアンコウのリーチがパリンと鳴って尚且つ13468セグで嬉々としたけれど安心する間もなくアンコウが揃って2連チャン。その時短中24回転目にレッツマンボウから魚群が流れてエンジェルフィッシュの単発。その時短中45回転目でガオがおチャンスが発生し魚群と目から炎が後押ししてエンジェルフィッシュ。今度は23578セグで確変からの3連チャン。今日は468でしか当たらんのかい!それにしても私が勝つときはこういう日が多いですね。時短中に当たりまくる。今日は時短中に4回も引き戻しを頂いて実質9連チャンみたいなことになったためここで長考です。
今月は大苦戦の連続だったのでここらへんでちょいとまとまったお金が欲しいところです。推定スタートは6.4程度ですがその判断も危ういので、ここでの12000発は全飲まれのリスクを伴います。スタートが7環境なら喜んで全突っ張ですが、6.4では飲まれたら後悔すると思ったので一発も打たずに流しました。こういう時は全突っ張か即止めのどちらかを選びますが、全飲まれしても収支的に問題がない状況の時しか冒険には出られません。お金をでっかく膨らませるのはやっぱりスタートが噴いてるときですね。
月曜日はタマコシ最近の状況確認。火曜日はインチキおやじ御用達のマルハンの北斗無双。水曜日は瑞浪(岐阜県)まで飛んで新規会員登録の手続きと大忙しでした。日曜日の整理券(抽選を受ける権利)を持ってるので、この後は瑞浪まで飛びました。家から46kmの距離ですが、水曜日に家に帰ってからこの距離を走るので会社の人に話すとみんなビックリします。とてもじゃないけど私にはそんな気力ないと仰います。そのキング瑞浪店のグランドオープンですが、店に入るとエヴァンゲリオンと漆黒だけは遊技できることが分かったけれど、ここは軍団の山。肝心かなめの甘デジの島にはボーダーラインを超える台が1台もないので私には無意味なグランドオープンであると理解しました。ボダ割れの太鼓をつついていたパチプロさんが、今日私が遊技していた台を好む人だったのでちょっとびっくりしました。私には46km離れた場所でボダ割れの台を技術介入で何とかしようという発想はありません。
無理です!
ということで2019年の遊技活動は全日程を終了いたしました。
今後打ち納めをいつにするかは決まっておりませんが、これ以降の遊技活動は全て2020年の遊技報告となりますのでご了承ください。今年1年間私の実践報告にお付き合いいただき本当に有り難うございました。思えば今年の元旦は沖縄から。沖縄で始まって沖縄で終る。パチンコビレッジを始めるようになってから、遊技人生の半分近くは沖縄ちゃんとのデートですがそれも来年で最後です。これからは新しいことを始めます。2020年はエヴァンゲリオン一色になりそうな予感がありますが、そうなると良いなあという願望をもっています。
2019年は途中までは良かったのですが、最後リレハンメルの悲劇があって収支の方は思いのほか辛い状況になっております。今年の収支に関してはどこかで(12/29辺り)まとめを公開するつもりですのでよろしければ悲惨な状況をご確認くださいませ。ではよいお年を(まだ早いか?)
2019/12/21 土曜日
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