還元日です。昨日の今日で大きな勝負には行きたくない気分が勝るので遊技は見送りにするのが普通だろう。連休の初っ端に65000円も負けると、その翌日に北斗無双を打つのはしんどい。冗談抜きにして今日は北斗を朝から攻めるのはキツイので、一番安全な思考回路は昨日の台をもう1回やること。今回は去年の7月25日と26日のことを思い出した。あの時は土曜日に7.3くらい回ったのでそこから一締めあっても6.6～6.7くらいは回るだろうという楽観的な状況だったにもかかわらず距離の遠さに負けて遊技しにいくのは止めたが当日はワンコイン。ワンプッシュで一撃37000発だった。その時のことが頭から離れないので今回も一応は昨日の台を遊技しに行こう。あんまり締めないんじゃないかなという楽観的憶測は過去の経験則から生じている。この店は締めないときは結構長期間締めないけれど、それに該当する可能性があると思ったので昨日の台をもう一度。

危険な発想と危険な勝負である。

去年の7月みたいなこともあるから、絶対にダメって言いきれないけど本当に土日パチンカーがパチンコで一番負けるときの行動パターンはこれに該当する。土曜日に回ったから深追いしたけれど、まるで当たらずボロ負け。これは相当悔しい。前日良く回ったという楽観論と昨日駄目でも今日は大丈夫さという根拠のない楽観論が自分の心にアクセルを踏ませることを止められない。この手の土曜日は腐るほど経験したけれど

止められないってのが実情である。

今回ばかりは自分の心と体に素直になって、締めるのかどうかの判断もままならないうちから北斗を止めて沖縄というロジックが頭の中を支配していた。土日で13万円負けるのは今日みたいな日だぞ！って言い聞かせても駄々をこねる子供がいる。否ジジイだけど年寄りの方が頑固なんだろうね。締めるのか締めないのか？の判断だけが気がかりで、昨日打った台に座るのは当然と思っていたが朝の並びで昨日沖縄の島にいた人が何人か自分より前に並んじゃったので「ううん？」とは思った。平日も来れるということはこの人たちはパチンコ生活者なのねって思ったが、まさか？台被りはないよね？

順番に中に入ると唖然。何台もある中で沖縄の島にはひとりだけ。そいつが私が昨日打った台に陣取っているではないか。まさかこの台を狙われるとは思わなかったが、これだから愛知県民は怖いなと思ったけれど心当たりがないわけじゃない。昨日の遊技台は過去3日間はぶっ通しで4000回転やってた履歴があるので、本来ならその人は昨日もこの台を打とうと思って来ていたのかもしれない。昨日は私がかぶりつきで入店したので打てなかったから今日はコイツにシフトしたのだろう。ということは、昨日はあんたがやろうとしていた台を俺が遊技しちまったから内心はくそったれと思ってたのねって思ったけれど、沖縄の還元日じゃない日にまさかこの人たちがここに来るとは思わなかった。

台被りする可能性は限りなくゼロだと思っていたけれどこのこの状況に大打撃を受けた。

そりゃないよって言いながら他を当たるが、今日は島全体がほんのわずかに締めだなあって思っていたら、さっきまでいた人が遊技台を開放してどっかに行っちまったよ。これを見て嬉々としてその台にって思ったが瞬殺で駄目と分かるレベル。昨日ですら左右非対称ゲージでギリギリだったのに、今日は左右で2枚は逝かれている。締まってたからハナハナに行ったのねってことになるけど、これを見てどうしようもない2日間になったことを受け入れた。

全ては昨日の選択が導いた結末だ。

終わった！全てが終わったんだ！やるせない思いと、まだ打てないかとの格闘はすぐに答えが出る。打てば6くらいしか回らんだろう。朝イチから3万円突っ込んだら自爆する遊技台。回らんのに昨日のカネを返してくれと泣き叫ぶ姿が痛々しいと思えたので、しばし長考ののちこの店を出る。基本締まってもまだ打てるかどうかは6.6～6.7までが限度だろう。6.2、6.3でもキツイし6を割り込んだら絶対に負ける。これは長年の経験から。締めても追えるときと追えないときの判断は間違えてはならない。

朝パチンコの島にいた人たちはみなハナハナの島に行って、当たり前みたいに格闘中である。マスクマン2号も、パチプロさんも軍団も全員ハナハナ。愛知県で勝ってける人は海と華を両方使い分けできる人だけ。私みたいに華のないパチンカーは駄目ねってことを嫌というほど思い知らされて泣く泣く退店。世の中から取り残されたような窓際感は満載なれど、まだハナハナやジャグラーを打つ気にはなれないので今しばらくはこのままヘビに飲み込まれることを受け入れよう。それにしても愛知県民は、パチンコやパチスロに対するレベルが非常に高いと思う。三重や岐阜に行った時は、このような台被りはまず発生しない。他人が打ってる台が、どれくらい回ってる？てことを常に意識しながら仲間と情報を共有して軍団として場を押さえていく。これがアイチのやり方なれど、三重や岐阜に行く時は軍団にはほとんど遭遇しないし、このようなカベを感じることもない。失礼な言い方をして御免なさいだが、愛知は生き馬の目を抜くような人たちばかり。三重と岐阜は緩いと思う。

ふーっとため息をつきながら次の店に行こうと思うが、こんな時はすぐに出向いてはならない。朝の10時や11時では、朝から打ち始めた人がまだ諦めない時間帯なので行っても、色んな台に散在して大金を失う確率が高い。ここはひとまず我慢してラウンド1で時間調整して昼過ぎに店に到着するよう気持ちを切り替えよう。途中から店に行くときは大体1時か3時のどっちかが良いと思う。朝から遊技を開始するとMYが来る最頻度帯は3時～6時なのでその時間に店にいられるようにするのが賢明だと思う。よって昼の1時過ぎに店に到着すると北斗の島には4台くらい空き台があった。朝から単発を引いて今は嵌ってる（当たってない)台。朝から順調に当たってるのに打ち込みが怖くて早めに止めた台。色々あるけれど、私は後者を選ぶのが常である。自分が遊技してたらここでは止めないだろうという過去履歴になってる台があったらイタダキである。いつも止めるか止めないかの格闘で悶々とする中で、あーあ止めたらいかん台を止めちゃったよって台がねらい目となる。

人は誰だって勝ち逃げしたいのである。

勝ってる時ほどBサの重圧に耐えきれず止めていくのである。

そんな台が落ちていた。

朝78回転で9連10700発。324回転で4700個の台が303回転で放置してあった。これだ！って思ったので4台の中からコイツを選択して遊技開始。3万円までは粘ってみることにする。途中からのパチンコでは、嵌ってる台を打つのではなくて当たった台を打つに限るというのがセオリーと思う。今日はそのセオリーに従ったまでよ。7000円使ったところで運命の時…否、運命の女。これで当たったためしがないので疑心暗鬼に見つめていると今日は無事に当たって666。再抽選演出が始まったと同時に、液晶右上のランプが光輝いたので多分これはと思う間もなく、絵柄が777しか並んでいない。どこに止まっても777なので本日は最初の大当たりでRUSHが確定。あとは1回でも16Rを引ければ満足だ。

2回目に126回転まで進んだときは終わったと思った。☆3つのが出てきて、先制攻撃は相手だったがそれを邪魔するようにケンシロウが攻撃を始めたのでかなり熱いと思ったが無事に当たってくれてほっとした。16Rを5回引いた時点で即止めを決意。ここまでくれば昨日の負けをかなり挽回できたので止めても悔いはなし。最終的には14000個近くまで出玉を延ばしてくれたのでほっとする。

昨日の夜から本日の朝の状況まではまるで地獄だった。パチンコは回る海で負ける時が一番悔しい。何とか昨日の台で挽回したかったというのが本音だが、回るときに嵌って負けてしまえば、あとは釘が締まって打てなくなるのが常なので本当につらい。昨日の台を打ちにいかな如何がなっていう精神状態に陥ることも不幸の極みである。それで問題が解決するならまだしも、2日連続でボロ負けすることも少なくないし、今日みたいに北斗無双を打つためにとった有給がすべて水の泡である。事前に立てた予定がすべてぶち壊されるということが困る。だから昨日はアグネスを打つか沖縄を打つかで大いに悩んでいた。ミドルを打って大敗を喫すれば、翌日に響くだろうねって思いは常にあるので沖縄や大海を打つときは慎重に。

65000円も負けた翌日に、どうなるの？って思った本日ですが奇跡的に7000円で北斗無双が当たり、奇跡的に7絵柄をゲットして一撃14000発。43000円ほど返してもらったので大事には至りませんでした。北斗無双にありがとうと言いたいですが、本来なら今日は北斗を夕方までやる予定だった。

今のパチンコはなかなか難しい。

私みたいに華のないパチンカーは駄目ってことですね。