右上がりのダンディ
今日もガロウの游タイム狙いで抽選を受けに行きましたが、またしても200番以下で万事休す。店に入ると昨日とおんなじでキバの島は40台全てが客で埋まっており、よっぽど若い番号でない限り游タイム目前の台に居座るのは無理ってこと。あとひとつ気付いたのは、キバの頭が邪魔するので狙った番号を探すのに一苦労で、仮に若番を引いたとしてもよっぽど遊技台の位置を把握してなければ、間違った台に座ってしまう可能性があります。色々と問題があります。
此度の牙狼は大ヒットの匂いがプンプンいたします。初代牙狼が空前絶後のヒットとなったのは記憶に新しいし、その機械がなければサンセイ&RDという企業が闇に埋もれていたのは確実で、それまで鳴かず飛ばずだった遊技機メーカーを一気にメジャーな地位に押し上げたのは誰もが知っているお話。たったひとつの版権のお陰で弱小企業が大企業に変身できる可能性を秘めているからこそ、遊技機の開発は面白いのでありやり甲斐もあるというもの。否、版権だけではなく初代牙狼が持つスペックの優位性は、今で言うところの1種2種のはしりとなっておりこれを考えた人がいるからこそサンセイは生き残った!といっても過言ではありますまい。5年前に愛西コンコルドが大幅リニューアルオープンしたとき話をさせて貰ったのがダイイチの機械開発担当者。彼はエヴァンゲリオンの版権逃がしを大いに悔いていましたが、そのときも牙狼の話で盛り上がり、ポスト牙狼を目指せの合言葉で「機械開発」が進んでいるとの内部事情を漏らしてくれました。遊技機の開発が、入賞までのプロセスからギミック、版権へと移り変わっていく過程で、現場の人間は「当り版権」という宝くじを引こうとしてるのと同じだよってことを痛切に語ってくれました。時を同じくして花の木にあった旧事務所の近くで度々お会いしていたサンセイの営業マン(名前忘れました)。彼もまたガロウという版権があるから今の会社に在籍してるんだよってことを痛烈に語ってくれました。
当りくじ版権を引ける人間だけが、この世界のテッペンになれる。
遊技機メーカーに勤める機械開発の人間が、みな血眼になって当る版権を探してるってのが現実でそこにはノスタルジックな物理の世界観は建前では前向きに語ってくれるけれど、本音では「ゼロ」だってことを思い知らされました。アナログが良い。アナログ回顧論を話したがるパチンコライター、パチプロは☆の数ほどおりますがこれも建前でのお話。私がアナログ遊技機に全否定的なのはこうした背景も無関係ではありません。ということで版権から始まったのが此度の作品ですが、今回は
ひと味違うスペックに仕上がっております。
継続率81%は北斗無双とおんなじというなかれ。
北斗無双よりもかなり強力な連チャン率になっております。
連チャン率、継続率は80%を超えると1%上がるだけでかなり射幸性能が上がります。
あと0回タイプとあと1回タイプの継続率の違いを説明しておきます。あと0回タイプのはしりとなったのは2005年の初代ウルトラセブン。2割2通で2通引いたら時短恩恵だけという代物ですが、ST機に関しては時短恩恵すらない。転落機は目に見えない時短が付いてくるし、1種2種複合機の場合は、大工の源さんはあと0回タイプだけど、初代牙狼やAKBはあと1回タイプだった。海系は無論あと1回タイプなれど、海に連チャン機はないので、この手の比較をするには蒼天の拳の75%をイメージすると良いでしょう。つまりあと0回タイプの継続率80%てのは確変機の75%と同じなのですよ。
ST機80%⇒確変機75%とほぼ同等の性能
これだけを論じても此度の牙狼が北斗無双よりも強力な連チャン性能を秘めていることが分かります。かてて加えてガロウは81%なので、80%より若干性能が上。初代の牙狼が何故あんなに受けたかというと82%あと1回タイプの強力な連チャン性能に酔いしれたから。82と80では連チャン回数がかなり変ります。80%を超えると1%上がるだけで連チャン率は大幅に変わるのです。
(1)初代牙狼82%⇒82÷18=4.56+1
(2)牙狼月虹81%⇒81÷19=4.26+1
(3)初代無双80%⇒80÷20=4連チャン
T1Y1400仮定による獲得出玉
(1)初代牙狼1400*5.56=7784個
(2)牙狼月虹1400*5.26=7364個
(3)初代北斗無双1400*4=5600個
牙狼があと0回タイプだったとすると
(1)初代牙狼4.56勝1敗⇒5.56勝と同じ(556/656)
(2)牙狼月虹4.26勝1敗⇒5.26勝と同じ(526/626)
(3)初代北斗無双4勝1敗⇒4勝のみ(400/500)
あと0回タイプと仮定したときの継続率
(1)初代牙狼⇒84.8%
(2)牙狼月虹⇒84.0%
(3)初代無双⇒80.0%
(1),(2)の継続率は84%を超える代物ですから、北斗無双の比じゃないってことが分かります。一旦電サポ状態に突入したら、初代牙狼とか此度の牙狼の出玉性能はケタ違いなんです。反面確変状態に突入する入り口は狭くなってるのでこの辺をどう捉えるかです。
確変TSの比較
(1)初代牙狼⇒800
(2)牙狼月虹⇒640
(3)北斗無双⇒570
(4)大工の源さん⇒530
(5)ライト源⇒260
大ヤマト2の確変TSが(1)と(2)の間ぐらいなので、今回の月虹の入り口はかなり狭き門であることは間違いないのですが、一旦電サポに突入した時の破壊力は北斗無双を凌駕するので果たしてこの台は打つべきか打たざるべきかは大いに悩みます。初代牙狼よりはとっつきやすいのでやれんことはなさそうな雰囲気ですが、決め手となるのは「ゲージ」ということになりそうです。この台が回せるゲージなのかどうかと、還元機になるのかどうかということを今後は注目していきたいところです。月虹が還元機として育つのであれば、私はこの機械は真剣に取り組んでみようかと思います。今までの電サポキングにない魅力は
あと1回タイプってことですね。
初代牙狼を神格化するユーザーが多いです。私は危ない橋を渡らない派ですから、この機械が出たときに瞬間的に1/800?って思ったから容易には出を出しませんでした。2008年の11月発売の当機は直後から爆裂っぷりで大人気を博しましたが、私が遊技したのは結局1回ポッキリ。この年の12月は金曜日まで大阪の八尾に出張に行ってて、その仕事帰りに車でふと立ち寄ったのがタイホウ熱田店。中角には中カドオバチャンが陣取っており、その左隣が空いたので軽い気持ちで触ろうとしたら、オバチャンがこの台の様子を熱心に説明してくれます。どうやら今オバチャンの台に来てる演出が熱いようでして「ようー覚えといてや、これが大事なんやからね」と熱っぽく語るわけですが、隣で見ていた自分はそんなことどうでもええからと白け気味。大当りした瞬間ほれ見ろとドヤ顔でこちらを見ましたが、顔が青ざめたのはそのオバチャンの方で、私は座っていきなりその熱い演出「金魚」が出たから大騒ぎです。当るんとちゃうか的な心配顔or妬み顔でこちらを玩味し続けた結果は222で大当りのち、777に変身してラッシュが始まります。
16連チャンで25000発でした。
僅か11回転で25000発をぶち当てた私を睨みつけながら黙々とパチるオバチャンを尻目に、私はここからひと箱だけ飲ませておさらばでしたが、内心このような遊技台はパチンコじゃねえよって白けた気分で店を後にして思ったことは、もう二度と打つまいでした。新台として大賑わいでありまだ日が経っていないのに5.9しか回らない金曜日の夜に何の意味があるのだろう?1/800という超低確率の仕様にかてて加えてT1Y1560個という不十分なヘソの出玉は私に遊技させない条件を満たしており、結論としては駄目な遊技機。この日以降一度も触ることなく今日まで至っております。今この機械が目の目にあっても触る気はしないし、当時も触る気がしなかったのは頑なに北斗無双を拒み続けた現況に共通するものがあります。昔の思い出としては美しい25000発ですが、1700個くらいの出玉だったかなあと思ってこの記録を振り返ると、T1Yはたった1560個しかないということで、今回発売された牙狼に似ているスペックだと思った次第。ですが前回は1/800だけど、今回は1/640なので今度発売された牙狼月虹ノ旅人の方が、遊技する必要十分条件は揃ってるでしょう。
爆発力が落ちても、1/800よりは1/640の方が良いです。
出玉は1560個ループ⇒出玉400+1400個ループ
継続82%あと1回タイプ⇒継続81%あと1回タイプ
大当り確率は1/800⇒1/640
前置きが長くなりましたが、今日もライトの源さんです。キバの游タイム狙いが空振りした時点でライト源を打つことは想定の範囲内ですが、キバを打つにしても今日は昨日に比べてヘソがふた回りくらい締まってるので、今日ここに居座っている人は釘調整に関してはめくら。やっぱり昨日のガロウを打つべきでした。今日は游タイム目前台でもあまりやりたくはないです。その源さんは朝イチ10回転でお願い当ってから6が三つで今日は幸先の良いスタートか?って思う間もなくこれは単発の方。気を取り直して41回転目に今度は極み源から555で今度こそ正真正銘の超源RUSHの突入だあ!って3連でお仕舞でした。ガクッ。
お次は19回転で55のリーチが選ぶ相手がオール5なので余裕で当たりですがこれは単発の方。買い足しに出て148回転目に極み源参戦から111で当たった奴が単発。そのあとの13回転目についにやりました。全回転リーチです。ライトでは初見の全回転リーチで777の絵柄に見惚れてると喜びをかみしめる間もなく今度は2連チャンでお仕舞。続かんなあ。お次は16回転目に極み源から222が揃ったのに単発ということで本日はかなり苦労させられます。
ここで釘調整をおさらい
この台は等価店で6.5くらい回ります。横スタはかなりの優秀台ですが上からのスタートが全然よくありません。そのため中途半端なスタート率しかだせないのですがその理由がこちら。
この台はどこに問題があるでしょうか?
目星を付けておきます。
ここが問題です。①の釘が下に下がってるので、①と②の間隔が狭いのでワープの抜けが悪くなっています。ほんのちょっとですが、これだけのことでスタートがかなり抑えられており、ここが元ゲージのままならこの台は6.8~6.9くらいは回るでしょう。従ってこの後どうやっても6.5しか回らないってことが分かってるので、午前中に勝てると思えるような展開がこなければ早めに撤収です。
この後97回転目にラッシュ突入して4回目のRUSHも4連チャンで終わったため止め時を意識しました。続かん時はどうやっても続かないのかどうかは分かりませんが、この後も115回転で単発を引いたということで買い足しが5回。これだけ買い足しが続くともう粘ろうという気力が途絶えました。今日は3000個のマイナスで帰ります。ライト源に関しては本日が9回目の遊技となりましたが、初めての黒星でした。
ラッシュ3回が3連チャン、2連チャン、4連チャンでは勝てません。
この台は右上がりの傾斜が付いてますが、大工の源さんに関しては右上がりの方が横スタは良いのかもしれません。去年の320源さんも2回ほどスタートが8を超えるような回りっぷりでしたがその時も「右上がり」の台でした。左右の傾きは見た目では判別がつかないと思いますが、それを見分ける方法として沖縄の場合は左ポケットに入る台は右上がり、右ポケットに入る台は右下がりと書いてきました。この台の場合は、上皿から下って発射口まで届く過程において、遊技球が10個~20個ほどの塊で停止していることが割と頻繁にみられました。遊技台が左右均等に設置されているのならば、上皿から下る緩傾斜によって玉が途中で止まることはありません。台が右上がりになってる時だけ、玉が途中で止まるのです。ライト、320にかかわらず源さんに関しては右上がりの方が良く回る。ここに注目して遊技して頂きたいですね。遊技台の設置場所から推測するとすれば、当然還元機の左側と右カドってことです。
今日の遊技台はスタートが7を超えれば4万円くらいまで追ったと思いますが、中途半端なスタートなのでちっちゃな負けで帰ることを是としました。
最後に愛知県民に朗報です。
5月末をもって知多市の老舗パチンコホールが2店舗閉店となりましたが、M&Aの情報を入手いたしましたところ100万$Vと3は真城グループが買収したということで、近々プレイランドキャッスルと屋号を変えてグランドオープンすると思います。お盆になるか年末かは分かりませんが、おそらくこの夏に新規オープンになると思います。期待して待ってて下さいませ。
コメント
こんばんは
かなりお久しぶりの訪問となりました
因みにガロウ←❌
ガロ←○
が正解ですよ
きっとわざと
言ってるのだと思っておきますw
某お店でのいきなりのお声掛け
びっくりしました🤣
最初分からなくてどなたが話し掛けてきたのか理解するのに数秒掛かりました
あの後遊タイム突入して
雷牙モード選んで
最後の一撃(赤)、ボタン色(赤)なのに
2連で終わりました…
https://twitter.com/reon0204/status/1403724991913369606?s=19
これは朗報ですね
ありがとうございます👍️
6月は城が周年ですが
7月はどこの周年行かれますか?
がろだいすこ様
ガロでしたか。失礼いたしました。だって狼だからロウって読めるもん。
ずーっとガロウって思ってましたわ。
キャッスルには行かないですね。7月の周年と土日が重なる日は25日だけだし、どちらもショボいので周年には行かないです。またコメントしにきてくださいませ。
そうなんですよ
読めちゃいますよね😅
行かないんですね
あ、あと大阪で強い店とかって
御存知だったりしますか?
がろだいすこ様
大阪?
べラジオ鶴見。
大阪はべラジオくらいしか思いつかないけど、アロウズ、123も勝てそうなイメージはある。昔八尾にしょっちゅう行ってた時は駅前の123は良かったなあ。兵庫県なら稼働率の高い店は結構あるけど、大阪で良店探しは難しい。
大阪府限定ですか?
そうですね
大阪でガロのイベント
有るのでと思って
少しはがり打とうかなーと
考えていて
駅前で強いのは良い店ですね☺️