灼熱の日々が続いておりますが、皆さま如何お過ごしでしょうか？私は先日の4連休で大風邪を引いてしまい、月火水と3日間寝込んでいるという状況。コロナの疑いがある中で、味覚は失っていないから多分夏風邪だと思いますが、時期が時期だけにあらぬ疑いをかけられぬように1日も早く現場復帰を目指して療養中です。休んでいる間オリンピックでは伊藤さんと水谷さんの男女混合ペアが宿敵中国を破った試合をリアルに見られて感動しました。普通は勝者のことばかり称えるんでしょうけど、私はひねくれものですからこういった試合では、敗れた中国ペアのことが気になって仕方がありませんでした。実力では中国が上かな？と思いながらの観戦でしたけど、中国は過去のオリンピックで卓球では全種目で金メダルを独占中ですから、敗れた中国ペアが国に帰るとどんな叱責を受けるのだろうかと可哀そうな気分になりました。試合後に淡々と荷物をまとめる劉詩雯（リュウシブン)の姿が印象的でしたし泣かないでと思いました。私はどちらかというと勝者よりも敗者にスポットを当てたがる性格なのです。

翌日には一番楽しみにしていたソフトボールアメリカ決戦。北京の時も敵はアメリカだけだったように思うけど今回もそういう感じ。しかも日本のエースは13年前と同じ上野さん。一方アメリカではこれまた13年前と同じオスターマンとモニカ・アボットという左の2枚看板ということで試合が始まる前から何だか見たことのある景色だなあという思い。オスターマンは打てないピッチャーじゃないやろと思いながらの観戦スタートでしたが試合は終始日本が押し気味に進めて得点以上の力の差を見せつけて圧勝。6回の裏のサードライナーが564というダブルプレイになった瞬間勝ったと思いましたが、欲を言えば7回表の藤田さんの打球は本塁打になって欲しかったです。卓球とソフトボールの2試合を見ただけでも東京オリンピックはやって良かったと思いましたがこれだけもお腹いっぱいです。

ごっつあんでした。

この前美容院に行ってガロのお話を聞いたときは「やはり」と思いました。いくら勝ち組だのといっても北斗無双で作り上げた実績は、マイナスに転じると崖から転げ落ちるように大幅マイナスを叩くので結局は何も残らないのであります。北斗無双のおかげで、良い思い出を一杯作ったでしょう。20万勝ち、30万勝ち。20連、30連。実績を振り返れば枚挙に暇がないというほど華々しいものがありますが、その反面じくじたる思いも数え切れないほどあったはず。チャングムの言い放った一言ではないけれど、良いこともいっぱいあったけど、悪いこともいっぱいあったが真実なのではないでしょうか？
 

北斗無双を打てば

良いことも沢山あったけど、悪いことも沢山あった。

終わってみれば何も残らない。

宮中にいれば、良いことも多いけど悪いことも多い。同じですよ。これに懲りてチャングムは最後に宮中を出るのですが、私はそうなることを予想できているので最初から近寄らない。北斗無双やガロを打って死ぬほど負ける事態を頭の中に描く能力があるので私は一切やらんのですよ。

人間には、それ相応の能力というものがございます。

身分に相応しくない環境に身を置くと木っ端微塵にやられる。私は自分の能力が良く分かっているので、最初から北斗無双、漆黒、320源さん、ガロ、スーパーコンビ、天龍を打つことに否定的です。そのような遊技機はお金をいっぱい使うので、例え一撃があったとしてもそれ相応のリスクが付いて回るし、ウラ嵌ったときの負け金額は取り返しがつかないほど膨れ上がってしまいます。これは連チャン機を好むか否かではなくて自分の能力を理解しているか否かの差であります。私は自分が下手くそだと思ってるので危険な環境にいたのでは「負ける」と思うわけです。

パチンコビレッジの掲載をやるようになって8年以上が経過しましたが、その間私が書いてきた実践の報告は「つまらない」ものと思います。海しか打たない、沖縄しか打たないパチンコライターの記事など読みたくないってのが本音だと思いますがそんな声に耳を貸さずにただひたすら勝つためのパチンコをやってきたつもりです。何故私が海しか打たないのか？何故北斗やガロを打たないのかは今まで死ぬほど書いてきましたが、いくらそのことを主張しても分かって貰えないようなので悲しい気持ちです。何年か前に村岡社長と今打てる遊技機について議論したことがあったけどその時の彼の話では「シンフォギア」でした。シンフォギアは額面通りに受け取れば大当たり確率は1/200ですが、実際に遊技した時の体感は1/400なので旧MAX機と何ら変わらない射幸性能であります。かてて加えてSANKYOのゲージはクソなのでほぼ勝てないなという遊技機に仕上がっております。このような遊技機を是とする世の中の皆様は「アホ」やなと思ってたし、私は絶対に遊技すまいと心に決めておりました。

今もなおシンフォギアなどは触る気もありません。

どこまで自分の能力を高く評価するおつもりですか？

アナログはどうでしょうか？玉の流れが見ていて楽しい。これこそがパチンコの醍醐味だ。下手くそなパチンコライターほどアナログを打てと主張したがるようですが、その実態は釘調整不要の貯金箱。時代の流れに逆らう遊技機を思い求めたとしても、店は貯金箱としてしか扱わないのは明白だからこそ私は打たないのですが、そのような現実さえも理解できていないバカが山ほどいます。今のアナログ機はお金をいっぱい使い過ぎです。手を出す必要はないでしょう。自分はパチンコ台に関する好き嫌いはないのではなくて自分の気持ちを殺しています。北斗無双の中毒性は代えがたいものがあることは分かっておりますが、そのような遊技機を打つことにブレーキをかけて自分の気持ちを殺しています。ヒトは皆連チャンがお好き、一撃がお好き、大量出玉の獲得がお好きということに理解は示せますが、反面そこにたどり着くまでの高いハードルを考えると自分の気持ちを押し殺した方が良いと思って台に向き合います。だから爆裂機は殆どやりません。

(1)北斗無双

(2)漆黒

(3)ガロ

(4)320源さん

(5)スーパーコンビ

(6)天龍

(1)から(6)までは全て止めて良いと思いますよ。(1)から(6)が良いと考えているユーザーは全て脇が甘いお坊ちゃまパチンカーです。プロはそんな台には見向きもせずに、現実的に勝てる台を探していきます。この辺の遊技機に対する「やりたい」気持ちを押し殺せないパチンカーは結局はどこまで行っても負け組に配属される。北斗やガロはボーダーラインを少し超えていてもボロ負けは全然あり得る。北斗とガロは盤面のゲージから考えて丸１日打った時の数字が大幅にボーダーを超えることは有り得ないと思う。短時間での数字でいくら回ったとか吹聴する輩は多いけれどそれは一時的な出来事。多分ボダ超えは僅かなものだと思う。

(1)勝ち難い。ボーダーを大幅に超えることはまずない厳しい台。

(2)Ｔスラはトップクラスだが一定期間で帳尻があいにくいスペック。

(3)辛いゲージ。游タイム狙い以外で打つ客はバカ。

(4)そもそも論として130があるのだから320を打つ必要はなし。

(5)(6)アナログがで6万個も勝てる台ならそれ相応のリスクは覚悟。

このようなことを真面目に考えられない客はどこまで行っても養分まっしぐら。

好きで養分をやってるというのなら否定はしない。

でも勝ちたいと思ってやってるのなら(1)から(6)は全て放棄せよ。

私は姑息な手段でしか勝っていないので、お前の勝ちは勝ちじゃないって思ってる読者様が多いと思います。然しながら私に言わせれば遊技する内容でもなく、遊技する時間でもなくお金を店に奪われたか、お金を奪い取ったかの違いだけです。いうまでもなくお金を奪い取った人間が勝者なのです。後者になるためには、それ相応の創意と工夫が必要ですが、その中で最も大事なことは今の遊技環境に合った試合をすること。長い時間を遊技することは時代遅れと思います。高換金率、低回転率時代には遊技する時間よりも差玉ついたらさっさと帰るのが合理的。期待値を追っかけてもお金にならない遊技機を相手にしなければいけない環境では、遊技する方にも工夫が求められるでしょう。そのような環境の中で北斗、源、ガロはいかにも分が悪い。それが分かっていない人間はいつまで経っても爆裂機を追い求めるでしょうし、そのような人間はいつかはパチンコ業界から足を洗わねばなりません。私がこのサイトで記事を投稿するようになってから勝てなかったのは2013年の8月、9月だけ。沖3でスタートが8もありながら当たらずに過ごした日々は忘れることができませんがあの時は大当たり確率が1/360だった。今では320なのでそこまで酷い目に逢うことはないと思うし、これからも勝ち続けると思う。パチンコで勝つというテーマは難しいけれど、私はいつの世でも自分の好みを優先させるのではなくて勝ち易いかどうかだけを優先させてきた。パチンコって楽しい？そういう気持ちを100%押し殺してただひたすら勝つことだけを考えてやってきた。

厳しい厳しいと言われる今年でさえも40勝15敗

これが悪代官ゴーニィの真の姿です。