久しぶりにタイホウ熱田店(近く)
私は社会人になるときに愛知県に出てきて、その後は愛知県でしか生活をしない人生でした。その間に色々と遊技機関連の企業にはコンタクトを取り続けたという事は今までに何度も書いてきた通りです。このような就職活動が、今の執筆活動に生かされてるのは間違いないと思うのでこの辺が他のパチンコライターが書く文章とは一味違ったものになってるという自負はあります。パチンコに関する疑問が色々とあるならば、遊技機メーカーに就職するのが一番と思います。自分で機械開発に携わり、動画、静止画の創作活動とかゲージ開発。セル板開発。その他遊技機スペックの研究を通じて今のパチンコ台にできること、できないことを理解するのは大変意義のあることと思います。P-Worldの掲示板でクッソみたいなオカルト論理を主張するぐらいなら一度ご自分の目で確かめれば良いのですよ。自分の言っていることが正論なのか?そうじゃないのかは実務に携わればすぐに答えが出ます。
ST中に休ませても意味がないですよ。
ST中にモードを切り替えても意味がないですよ。
パチンコは何をやっても意味がないですよ。オカマ掘られないようにと頑張ったところで当たるときは当たるし嵌るときは嵌る。何をやっても無駄だし人間の浅知恵で何を考えたところで事態の改善は困難。いくらやめ時を考えたところで上手くいく事もあれば失敗することもある。オカルト色の強い人間は、一度は遊技機メーカーの門を叩けば良いのです。私は遊技機メーカーだけじゃなく、その関連企業若しくはパチンコホールまで視野に入れてコンタクトを取り続けたので他の人に比べれば、機械に対して冷めた目で見てると思います。裏パックをのぞいてみれば、これに人生を賭けるなんて「有り得ないよ」って思いながら設備開発の仕事をしてましたから。パチプロさんも若い時に一度は遊技機メーカーの門を叩けば良かったんです。さすればこれを生業にしようなどとは考えないと思いますね。機械は冷徹ですよ。そこに熱い思いなんて入る余地はないし、アナログ的な考えなど通用するはずがない。ST中に何回転か毎に演出を切り替えてる人を見ることがあるけれどそういうことがダメなんすよ。人間の頭は皆アナログでできているので、ある程度オカルトは承知しますがそれもほどほどに。
今までコンタクトを取った企業を整理してみます。
(1)遊技機メーカー:奥村遊機(昭和区鶴舞)
(2)遊技機メーカー:ニューギン(中村区烏森)
(3)遊技機メーカー:京楽産業(瑞穂区中根)
(4)遊技機メーカー:竹屋(春日井市)
(5)遊技機メーカー:三星(西区中小田井)
(6)ソフト開発:サン電子(江南市)
(7)部品メーカー:日本パチンコ部品(名東区)
(8)部品メーカー:株式会社ヤマダ(中川区)
(9)パチンコホール:マリオン(中村区名駅)
(10)カード:日本アドバンストカード(名駅)
アミューズメント関連で就職活動をして、実際に面接まで行った企業はこれだけだと思うんですよね。この中で印象に残ってるのは、京楽の榎本善紀さん。私には遊技機ではなくてゲームソフトの開発でという話でしたが、当時から彼はパチンコはエンターティメントの方向に舵を切るということをしきりに主張してましたが、吉本興業、AKB、乃木坂との提携は当時の思いを結実した結果でしょう。三星はセイヤに代表されるように一発台の役物作りは得意だが、液晶の開発に協力してくれんかいねと言われた通り、デジパチの機械開発が苦手。何とかして液晶画面の演出に強くなってデジパチでひと花咲かせたいという思いは、何十年か経って黄金騎士を世に送り出したことでその思いが結実したように思います。サン電子は元々はシャープの電子手帳との提携で私が名前を認知した企業です。大ヒットしたPA-7000やPA-X1に抜き差して使うICカードのソフトウエアをサン電子が作っていました。一般的には和英カードや英和カードなどの辞典ですが、サン電子が担当したのは麻雀などのゲームカードですね。面接した当時はほぼダイイチ商会の遊技機に搭載するソフトウェアを手掛けているという話でした。ヤマダはパーラーニューギンから割と近い場所にありまして、当時はダイイチ商会との蜜月関係にあったけれど一社に依存するのは危険という事で部品以外のことをやり始めた時期。当時は星野仙一グッズを作っているところで、有名人とのタイアップ販促企画に力を入れ始めていました。
これがPA-X1。本体重量が初めて100gを切った小型電子手帳ということでYシャツのポケットに唯一収まる同機械は大ヒット商品となりまして私も愛用していました。電卓と時計と辞書とアプリを搭載した携帯ツール。今のスマホのような感覚で使っていましたね。
そんなわけで面接をしたのは何十年も昔の話ですが、当時私に話してくれたことが今も生きてる。
社長の思いは経営に当たる哲学のようなもので、脈々と思いはつながっているんだなあというのは良く分かりますし、当時私が面談した時に聞かせてくれお話は、今のパチンコビレッジ執筆活動に大いに役に立っております。企業が考える「柱」となる理念はいつまでも変わらないのでしょうね。上記の企業の中でひとつだけパチンコホール関連がありますがそれがマリオンですね。面接をした時は、マリオンが東京に進出してマルハンとかガイアに戦いを挑み三つ巴のトライアングルを形成してた時期でした。異色の愛知県企業が、関東の大手に戦いを挑むその姿に当時はかなり話題になりましたが、私に職の依頼があった案件は、パチンコホールの現場に出る作業ではなくて、本社勤務で「販売促進」、「企画」を考えて欲しいというものでした。
この当時からマリオンは他店とは一線を画する店として
生き残りをかけた戦略に打って出るのが得意な企業という感じでした。
他のパチンコホールさんがやらないことをやろうがマリオンの基本方針。タイホウ熱田店ができたのは2004年の年末だったと思います。その翌年から熱田界隈のパチ客は同店の虜となり、6の付く日は六番祭が地元では有名なイベントとして定着し、もはやひとり勝ちの様子。その前年にできたのがマリオン十番町店で、マリオンは中川区、タイホウは熱田区ですが、実際の立地は目と鼻の先。距離にして数百メートルしか離れていないタイホウにごっそり客を奪われたマリオンは既に瀕死の状態となりました。そこでマリオンは近隣の大規模店とは異なる戦略を打ち出すことになり
タイホウは高貸しメイン
マリオンは低貸しメイン
タイホウの客が徐々に、徐々にマリオンへと流れていきました。
大規模店舗に対する小型店ならでは戦略が確実に機能し始めたのです。それ以来マリオンはグループ全体として、4円を捨てて1円、0.5円に走る企業として経営を維持してきました。十番町の近隣にある花塚は低貸しオンリーのお店です。その低貸しメインのマリオンが今回新たな企画としてクロロ店長とタイアップします。
名付けて
マリオン×スロッター
名付けて
プレミアム×パチンカー
パチスロはマリオン×スロッターという事で今回初めて店舗の名前が登場します。今までスロイベントはスロッター×スロッター、サプライズ×スロッター、マキシマム×スロッターと名前を変えて実施してきましたが今回のように店舗名が企画に反映するのは初めてのこと。これを見たときに、裏でマリオンとクロロ店長との間で何らかの密約が交わされたのだということを予想。店が生き残りをかける為に、クロロさんに金払って新しい企画に動き出したのだという事ですね。パチンコに関しては、プレミアムパチンカーというタイトル名を冠することになりましたので、今までのパチンカー×パチンカーとは比較にならぬほどの信頼度を要求されることになりました。この企画に失敗すればば企業としての信頼は大きく揺らぎ、経営にも響きかねません。2回連続「出していない」、「釘を開けていない」と評価されればもう二度と同じ企画を演じることはできないという制約の下でパチンコホールもそれに食らいつくお客さんもガチガチのガチな戦いとなるのは必定。
これは見逃せないと思いました。
そんなわけで始まるよ
プレミアム×パチンカー
1月29日の実践報告です。
8時30分の抽選を受けて目指すのは、海物語3Rとの腹つもりだったのですが、そこに至る道中で4台しかないエヴァンゲリオンの釘がお化けみたいに広いのでとっさにひとつしかない空き台に台押さえカードをぶっこむ。次いで真・花の慶次を見に行くとこっちもお化けとは言わないまでも、確実に打てる釘。これで大いに悩むところとなる。ここにカギを突っ込もうとしたけれど、台押さえカードはエヴァに刺したまんまなので、重複押さえはできず最後の1台になるまでエヴァと真・花とでどっちを打つか頭ん中で格闘中。正直真・花をやりたいと思ったけれど、真・花はニューギンのイベントで何度でも打つ機会はあろうけれど、エヴァンゲリオンでここまでの甘釘はもう二度とお目にかかれないかもしれない。
そう思ったので最初に押さえたエヴァンゲリオン一択。
ヘソの大きさは12.30~12.40。12.50まではいかないけれど、この機械でここまでのヘソを見るのは初めて。一体どんだけ回るんだろう?打ち始目の期待感はやや裏切られた格好の47回転目。ミッションモード突入から、突入後の2回転くらいでミッション追加の有難いお知らせ。追加されたミッションは
「ドル箱を用意せよ」だった。
ここで呼出ボタンを押して、ドル箱を持ってこさせようかというジョークはもはや白けると思うけれど、それならばこのフレーズも今の時代には合っていないよなあって思いながら222と揃った絵柄が111に変化するまでの様を楽しんだという次第。さあST中は例の技術介入を実施しようじゃないか。17回転目で777と揃った奴の様子がおかしくてその後2回転、1回転で当たって4600発ほどの一気出し。およよ今何が起こってるんか良く分からんぞよって思いながらも技術介入に精を出そうとしてたけどやり方が良く分からないお。
むむっ。この技術介入むずいなあ。どうやったらオーバー入賞が取れるんだいって思いながら四苦八苦するけれどこれは固定ハンドルでは無理ってことに気付く。恐らくは8~9個目までは普通に入れて最後の1個を入れる前にハンドルを弱めに戻して、すぐに全開。これで9+2の11個入賞ってことになるんだと思うけれど、今日はそのやり方が良く分からなかった。今度エヴァのプロにやり方をもっと詳しくきいてこようず。結局今日はオーバー入賞を諦めて普通に打ったけれど、なかなかムズイなこれは。彼の話では大当たり1回ごとに80~100個くらいの差がつくから、この前は1日で5000個くらい余計に出しちゃったよっていうお話。5000発も変わるんであれば絶対にやらねばですが、やり方は簡単ではないに。
17回転、2回転、1回転と激しく当たった後はすぐ抜けるんかと思った109回転目にヒット。
以降も36、60、79、14、75と当たりは続いて4R+10R×9の10連チャン。13038個となって普通の出玉獲得でした。
2万発まで伸びれば、1万個の打ち込み
15000発まで伸びれば5000個の打ち込み
130000発まで出れば3000個の打ち込み
最初から決めてました。意味のない数字ですが、月の最後に降ってわいたお祭り騒ぎを騒ぎで終わらせないためにも1万個残しで止めて帰ります。本当に残りが10000個になりかけた時に、突如として現れたのが銀色の初号機保留。ロンギヌスの槍が突き刺さって初号機発展から最後はATフィールド全開の金文字で444。やっと当たったどって思ったけれどよう考えたらまだ221回転目のことだわさ。※呼出ランプ上では384回転目の出来事。キセカチとかせかパクの時代なら221回転で単発なら全然気にしないでまだまだやるところだし、朝イチ47回転で13000個とくれば全ツッパ確定みたいな日ですけど今の仕様ではそれに耐えられるものじゃなし。でっかく勝つ夢は長時間遊技できるようなスペックじゃないとなかなか実現しないよなあって思いながら、1万個以上の玉を流せることに感謝して本日はオシマイ。2回目に当った奴がST突入なら今日はムチを入れるところでした。いくつもの条件を満たさない限り、電サポキングでは長時間踏み込んでいかないってのがコツですね。無論沖縄5なら今日の台は長い時間の勝負となります。
2022年は時給2800円から始めます。
これで1月の日程が終わりました。30日には碧南のリニューアルオープンとウルトラ6兄弟の先行導入。碧南のリニューアルは所謂小型店の悪あがき営業なので私としては見送りが正解との判断。ウルトラ6兄弟は遊技に値するスペックだと思いましたが、如何せんサンシャイン様のボッタクリ営業に付き合うよりも一般導入になってから遊技が正解との判断。打てる台はあったかと思うのですが遊技しに行かず。その心はある程度まとまったお金と時給が欲しかったから。二桁に拘った結果時給は2800円を超えました。相変わらずしょうもない勝ち方ばかりが続いていますが、結局こういうのは最後に笑うのは誰かってこと。派手な勝ち方を披露しても終わってみればトントンとかマイナス収支では話しになりません。私は小さな勝ちを確実に積み上げるやり方で戦って行きましょう。1月に10万円以上勝っておくと、2月から積み上げる期待値が少しづつではありますがそれが雪だるまのようにどんどん、どんどん累積して増えていきます。確率のバラツキに勝利するためにはコツコツといくのが一番。たまにガツンと連チャンする時もあるけれど、それがでっかく実るか実らないかは本日の2回目の当たりが確変を引くか、若しくは時短中に引き戻すこと。そういう日が来るまでじっと我慢しながらジャブを連発して相手を追い詰めていきます。じわじわと相手をロープまで追い込んでから自慢のワンツーを繰り出します。1月は9日の日が大ピンチでしたね。あれを36800円で切り抜けて翌日と翌週でほぼ挽回できたのが大きかったように思います。常々思うことは1日1台は素晴らしい。ギャンブルだから負けは仕方ないにしてもできるだけ小さく負けたい。負ける時は届く範囲にしておかないと挽回できるものも挽回できん。
貯金を雪だるまのように増やせるかどうかが巧拙の分かれ道。
家の近くで良く回るパチンコ台に巡り合えるのはとても幸せなことでした。昔は小規模店のマリオンが大型店のタイホウに対抗するために、おすすめコーナーというのを用意して週末はどっかこっかのひと島を甘釘で営業してくれた時代もあった。2011年から2012年ころまでの古き良き時代。熱田で打つ台に困ったときはたまにマリオンに行って仕事人Ⅳが7.4回ったりとかしてたのですよ。これは当時広告規制によりまして、中川警察の意向で中止にさせられましたがそういう時代を知っているだけに、今日はその頃のマリオンを思い出しました。常に呼出ランプはショボいしサイトセブンにも加盟しない。そういうところに金を掛けずに出玉を魅せる事にだけ金を掛ける。昔からマリオンとはそういうお店。ここに来るときは殆ど呼出ランプなんか見なかったし過去履歴なんか無視してやっていたように思いますが、古き良き時代の名残を感じさせてくれるお店です。普段は全く4円パチンコなんか打てるはずもないし、開けるときはないのだろうって思わせるような営業。でも開けるときは今日みたいにガツンと開ける。
それがマリオンです。
生き残りをかけた企業の戦いに拍手喝采。久しぶりにタイホウ熱田店の前を通り過ぎましたが、ここに来ると懐かしさのあまり涙がちょちょ切れそうになってくる。タイホウ熱田店ももうちょっと。もうちょっとだけ頑張れ!
コメント
勝ち逃げ1日1台は素晴らしすぎる戦法で、これ以外真似するとまたドツボにハマると分かったのでそれの繰り返し。
ただ慶次の3連戦で挫けそうになり、また変な考えが頭をよぎった一昨日ですが、昨日も諦めず慶次。
昨日はストロークを返しの辺り強め打ちで0.084の数字。
ST抜け後144からの打ち始めで、174回転で10連荘。その後の149回転で7連荘即辞めしました。収支の帳尻を合わせる為に。
4連戦ではまだマイナスですが、-3000発弱までにまで戻りました。
まだ今年2月より意識し始めたこの戦法は、3連戦でのオカルトよぎり、くじけの台移動よぎりがありましたが、しっかり勝ち逃げ1日1台を実行したおかげで4連戦にて帳尻合わせ。
嬉しい限りです。
まだまだはじめなので要らん考え(オカルト)(熱くなる)が出る時もあります。でもその時は一旦落ち着いて見る事が大事と学んだ日々でした。
そういった企業があるのですね。マリオンなんて...って偏見しかありませんでしたが、ちゃんと調べる事が大事ですね。。
ユリア様
マリオンは昔からこうよ。
夕方以降の320はよほどのことがない限りはやらない方が良いと思うけど、何故残り時間が少なくなって320電サポ系で勝負するのかが良く分からん。
たまに大連チャンするけどね。
だからといって夜から出るんだわこの店。とか遅く来て嵌ってる台を打った方が良いんだわとか言い出したら、その辺のオカルトクソ爺と全く同じですよん。オカルトクソ爺になりたいんだったら君の主張も是とするけど、本気で勝つ気なら考えは改めねば。
と言いつつ2年近く経ちました。
もうそろそろオカルト卒業しようず。
慶次で挽回できたのは何よりです。おめでとうございます。
まだ勝つ為に翻弄していますが、始動したばかりで挫けることも多々あります。
最初から、はい。オカルトは削除、釘読み完璧、となったら完璧でしょう。
今日はスタートが○回転で○円勝ち。こんなに大勝ちした。何てことを書いてたらダメ。
良いことばかり書いて褒めてもらうより本当に思っている考えをコメントするのが使命と思っております。
オカルト思考をしてしまうときがまだある。こんだけハマって負けてしまった。と正直に書くことで、教えてもらえる事が多々ありますので。
夕方以降はどのように立ち回るべきか一度記事が読みたいです。
ユリア様
夕方以降どのように立ち回るかなんて
記事は書かないです。
夕方以降に立ち回るパチンコには根拠がありませんから。根拠のないパチンコは一切打たない。打つ頻度をどれだけ少なくできるかが巧拙の分かれ道です。
夕方以降、どのように立ち回ってるか教えて欲しいと思ってることが「愚」なのだと早くお気付きください。パチンコは期待値を追いかけるギャンブルです。と同時に安全度の担保も追いかけるギャンブルです。残り時間が少なくなればなるほど追い詰められます。安全度も期待値も低くなります。残り時間が沢山あればあるほど選択の幅が広がります。窮鼠猫を噛まない限り勝てぬようなパチンコ道は、私に求めないで欲しいです。
※残り時間が少ないほど金使わないから安全度が高くなるは間違った言葉の使い方です。残り時間が少なくなれば勝率は下がります。