新しい風

本日の記事を書いているのは8月18日の木曜日深夜です。明日はパチンコって思ってた矢先に車のエンジントラブルが発生したため憮然としながら夜を過ごしています。木曜日も朝は強風と落雷のためパチ屋には行かずだったのに、明日もってことになると2日連続でしょうもない日を過ごさねばならない。クソッタレ感が半端ないです。そういうわけでずーっと高校野球を観てたのですが、この日はベスト8が出揃う一番面白い日ですね。第二試合に我が母校になってたかもしれぬ高松商業の試合があったのでこの試合は最初から最後まで通しで観させてもらいました。 高校受験を控えて私は商業高校なら高松商業。進学なら坂出高校と決めていました。


高商にいったなら、簿記を学び、税理士の資格を目指す将来。

坂高にいったなら国立大学を目指す将来。


どちらの選択を採るか迷っていたのですが、最後の最後で進学校目指しても合格率は9割を超えるという結論に至り、坂出高校を選びました。当時から高商は野球の神様。過去2回も夏の甲子園を制した野球王国ですから、行きたい気持ちがないわけがないんですけど、自分自身の野球センスのなさは身をもって知っていたので高校に行って野球部に入るというバカげたことは考えませんでした。野球で通用するわけがないので、大学を目指す戦いの方がって感じでしたね。それにしても一時は高商に入ろうかと思ってたわけですから、この野球部が甲子園に出るときは常に心躍ります。


香川といえば讃岐うどん
香川といえば金毘羅船船おいてに帆かけてしゅらしゅっしゅっしゅ

 

それに匹敵するくらい
香川といえば高松商業ですよ。

 

その高商と近江高校との試合。試合結果は7対6で近江の勝ちなので、接戦で好ゲームだったかという人もおられるでしょうが実際にはザル試合でしたよ。高商の監督さんの采配も酷かったですけど、よくもまああんなピッチャーをマウンドに上げて5回まで投げさせたものだと思いますが、この投手は2回で降板が正解。どう見てもストライク入らんし、この投手の制球力がそのうちよくなるって思う考えの方が馬鹿げてる。いつ替えるんかいつ替えるんかと激怒しながらテレビを観てましたが、結果論ではなくてもっと違う手があったと思う。監督の言い分は聞かんでも大体分かるけど、それでも俺の言うことを聞けって思いながら観てたけど、5回まで先発をひっぱったからこの時点でほぼ負けが確定しました。試合の後半であっと驚くワンアウト1,2塁からの申告敬遠があったために一時的には高商が逆転したけれど、その夢も束の間。裏の守りで内野陣が乱れに乱れてあきれるような大逆転劇でここでも見てる方は堪らんなあという思いでしたわ。出てくる投手の制球がザル。内野の守備がザル。監督の采配がザルだったので同じ香川の人間としては怒り心頭の試合でした。

 

唯一の光が先頭打者の浅野さんでしたが、このバッターは半端ないですね。今まで観てきた甲子園球児の3本の指に入るくらいの印象度で、恐らく私がみた感覚では清原以上。プロに入って村上さんレベルになれるかどうか今後とも要注目の打者でした。

 

 

 

この画像は第1回目から第103回目までに真紅の優勝旗を持ち帰った高校の都道府県を指し示したものです。各々に付加されている数字は大会が行われた「第〇〇」という数字で、それが横につながってるのは何度も優勝した都道府県を表しています。過去に103回行われたというものの、3度中止があったので実際に大会が開催されたのはちょうど100回。第102回大会はコロナウィルスの為に中止。


これを見てると圧倒的に西高東低の様子になってますが、これは今後も100年続いたらかなり均されるでそしょう。西の方が野球が強いという論理的な裏付けはありません。ただ過去には冬場に雪の多い高校は、練習量が落ちるのでなかなか甲子園では勝てなかった。それは間違いありません。だから東北勢、北陸勢に優勝チームがないのですが、この手の話もそのうち解消されるでしょう。画像では黄色は1回でも優勝経験のある都道府県。ピンクは1度も優勝経験のない都道府県を示しています。
 

 

 

こうしてみると日本には47都道府県があるというものの、夏の甲子園で勝てるのは地域がかなり偏っています。これは強いチームには強い選手が全国から集まってくるってことと無関係ではないでしょうが、ここまで偏っているとは思わなかったです。47都道府県のうち、1度も勝っていないのが19もあるし、勝ってる都道府県も人口の多い場所で64回も占めているというのが凄い。東京、横浜、愛知、大阪、兵庫、広島までは分かるけど、分からないのは和歌山と愛媛。この2県は人口は少ない割に凄い優勝回数ですね。

 


第86、87回大会では北の大地が優勝しました。
第92回大会では沖縄が悲願の初優勝しました。


いよいよ、東北、北陸勢が優勝する番です。

 

長野県が何地方に属するのかよく分からんかったから一括りにはできんかったけど。長野以外の甲信越。北陸。東北には一度も優勝経験がないってのが現実。総じて雪の多い日本海側が苦しんでいるのはよく分かる。それ以外には九州の4県が未だに勝てていないってことが意外だった。それが今年の大会では覆されそうな状況になってきました。

 

仙台育英(宮城)VS聖光学院(福島)
近江高校(滋賀)VS下関国際(山口)

 

ベスト4に残った4校のうち3県までが勝てば初めて、県としての初優勝となります。

 

山口以外はどこが勝っても悲願の初優勝です。特に宮城と福島はどちらかが決勝に残るので、東北勢悲願の初優勝になるかもしれません。

 

大阪桐蔭が順々決勝で敗れた為に、新しい風が起きそうな気配であります。

 

宮城県、福島県の代表ってったって。


地元民ばかりじゃやなくて、全国からの寄せ集めじゃないかという声は分かりますが、それでも勝てば嬉しいでしょう。福島県か宮城県が最後の最後で真紅の優勝旗を掴んで帰れる大会になるのではないかと今からワクワクしています。今年の大会は2/3の確率で県としての初優勝が決まります。

 

滋賀、宮城、福島。頑張れ。
 

 

コメント

  1. 村上亀吉より:

    ゴーニィ様

    野球ネタ多いなと思ってましたが、かつては野球少年だったのですね、納得

    私は昨日、地元の同級生10人くらいの飲み会があり、買い物がてら早めに繁華街に出てウロウロ
    4月に、朝イチ4回転で源さんライト118連3万発引いて以来、仕事以外では街には出ていませんでした

    最近は喫煙出来る場所も少なく、公共のベンチもほとんどなく猛暑の繁華街を徘徊し、つくづくボロ1パチ店の閉店が惜しまれ還元は全くなかったものの、中高年のオアシスだったと感じました

    運動不足の中高年が日中に外出して歩き回るのは危険ですね
    どうぞお身体お大事にお過ごしください

    2022年8月19日 PM 1:15
  2. ゴーニィ より:

    村上亀吉様

    四国は野球しかやることがないから。

    野球ネタ多くてごめんなさい。

    私は小学5,6年は地元のソフトボール大会ではエースで3番。中学時代の3年間は1分刈りの丸坊主で野球部。野球漬けの11歳から16歳。この5年間に感じたことは今でも忘れられませんね。

    中学3年間は家に帰ってからは、ラジオ中継を聞きながらスコアブック記録の毎日。張本のバッティングが見なくてもその凄さが分かるほど、スコアブックには色濃く残っています。

    野球少年でしたね。

    高松商業は我々にとってはあこがれの的でした。

    2022年8月19日 PM 1:36

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