得してもやってはならんこと
世の中何をやっても許されるというものではない。(と思う)。止め打ちとかオーバー入賞狙いとかやった方が得だと思うことはどんどんやるべしであるがそれもこれも人として許される範囲内であるべきだろう。コロナウィルスの流行で、罹患された人は亡くなったり重症に陥ったりと苦しんでいる方が多いのにそれを逆手にとっての暴挙は決して許されるべきではなかろう。今回読者さんからの書き込みでこのような暴挙を知ることになったが、本当に憤りを感じるなあ。コロナウィスルに罹患して自宅療養を余儀なくされた人は入院扱いとなり、場合によっては手厚く保護される。コロナに罹患する事のリスクを訴求することで新規ユーザー獲得につながるだろうという生命保険会社の目論見は理解できるがそれを逆手に取るとどうなるか。
ワクチンを接種して
何日か以内に検査を受けると
陽性という結果が出るらしい。
体の中に抗体が養成される期間中は、陰性ではなくて陽性の判定結果が出るらしい。これを知った悪意のある輩が何人かを雇って大量にコロナウィルス詐欺を働いたらしい。生命保険に加入して間もない人がコロナに罹患するという事が度重なって起きたために生命保険会社がそれに気づいたというのが事の真相で、それ以来保険会社はコロナ罹患⇒自宅療養を入院とはみなさないことにしました。それが今年の9月後半なのですが 、生命保険会社は時として「保険金詐欺」に対抗するために様々なやり方で詐欺から身を防ぐという手段を講じています。保険会社がこのような 措置に出るのは今までに何度もあったので驚きはしませんが、問題は人の良心。人としてやっていいことといけないことの区別。無論それをやったら 儲かるだろうというのは数限りなく存在すると思うけれど、やって良いか悪いかはその人の道徳による。
だからと言ってほんのちょっとの瀬戸際で自分だけが、入院扱いにならんかったと嘆くのはお門違いと思う。
こういうことは往々にしてあるものだ。コロナに罹患しても皆が皆重症に陥るわけではないし、自宅療養で無事に生きて戻れるのならば、風邪を引いたり、インフルエンザに罹患するのと大きく違いはないと思う。否罹患した者の心情に寄り添う言葉でないことは分かっているけれど、生死の瀬戸際まで追い込まれたわけではなく無事に命を維持できているのであればそれでよし。金の支給がなかったのは非常に痛いけれど、コロナ用の生保に加入してるならばそのような生保の苦しい台所事情にも関心を寄せておくべきなのである程度の覚悟は必要。私はコロナが流行してもそれ用の保険に組み替えることは全く検討しなかったから心情を理解しろと言っても難しいが、ある種このようなコロナバブルはどこかで弾けるものと思って覚悟しておかねばならぬ。どっかで悪い奴らはいるものだ。いつかはそんな制度も見直す時が来るだろう。
生命保険に関する「美味い話」はいつ何時でも流動的だ。
生命保険を信用してはならない。
自分の職場で経験した出来事をひとつ。いつものように見切りシールを貼る作業なのですが、大体夜の9時を過ぎると「半額」というシールを貼ってその日の内に売り切ろうと考えます。閉店間際にそうするのは生鮮食品売り場ならばどこも同じだと思うけれど、その仕組みを狙って来るお客も大体どこも同じなのでしょうね。かごの中から「これも安くなりますう?」って言ってくる客が毎日のようにいますねえ。
かごの中に入れたときの値段が
購入された値段です。
商品の価値って何だろう?極稀に3割引きの時に買ったすぐ後に、店員さんが半額シールを貼り始めたからそれに便乗しようっていう客もいるとは思いますが、大抵の場合このようなお客様は、お客様の悪意によるものです。3割引きの時にかごの中に入れて商品がなくならないうちに、商品を確保して。時間が経って店員が半額シールを貼り始めた頃に店員に近づいてきて「これも安くなりますう?」って聞いてくるフリをする。質の程度とか金額の程度は違えどこれも詐欺ですよ。毎日このようなお客さんがいて、毎日のように貼ってあげるんですがね。この日はちと悪質な客。「これも安くなりますう?」って聞いてきたその客のかごの中には弁当しか入っておらず、3割引きの弁当が4つ。それを全部半額にしろって言ってきたものですから、ちょっと笑えてきてこれはないだろう!
かごの中に入れたときの値段が
購入された値段です。
そう言い放って私はバックヤードに引っ込みました。これ以上タチの悪い客にかかわると面倒だと思ったからあまり深く説明はせずに引っ込んだのですが、裏でふと現場に目をやるとそのお客が別の店員にクレームを付けていた。これを見てアカンなあと思って現場に復帰したのですが、私を見たその客がえらい剣幕で怒り始めてしまいました。この時の対応としては何が悪かったんだろうって思っているけれど、この対応は非常に難しい問題です。
時間によって価格が変動するものの商品価値って何だろう?
17:00の段階では500円
20:00の段階では350円
21:00の段階では250円
客は全てを250円にしろって言ってくるけれど果たしてそれが正解なのか?
無論21:00まで待って買えば皆が皆250円で商品を手にできるけれど、そこまで待っていたら商品がなくなってしまう場合もある。だから早めに商品を購入する客もいるわけで、早い時間に買わなかった客の要求にこたえる必要があるのだろうか?という疑問は付いて回ります。なくなるのが嫌だからという理由で350円の時にかごに入れて、あとから250円にしろっていう要求は不当としか思えない。そういう客が毎日何人かいるわ。これまではアカンと思いながらも黙認してたけど、今回ばかりは酷過ぎると思ったから対応しなかった訳ですが、結果として客の不満が爆発してはよろしくありません。ここで一番の問題なのが「これまでは黙認してきた」ってとこですかね。それを目撃した人は、それがまかり通るものだと思うから、「あの客にはやってたじゃないか」につながります。全てのお客様に公平・平等であるためには
やらないなら全部やらない。
やるなら全部やる。
これを遵守しないと駄目なんですけど、それを遵守したところで他の店員さんはやるがや。何でお前だけやらんのやって言われたら反論は苦しい。なかなか難しい判断でした。このように夜の9時から9時半くらいまでは、売り場は鉄火場となるのですがいつ「半額」という切り札を貼るかはかなり 神経を使うことが分かってきました。最初はただただお客さんの為をと思って、半額シールをできるだけ貼ってやろうとしてたのですが、それが裏目に出る。つまりかごから出した商品に半額シールを貼ってる現場を他の客に目撃されてしまうと今回のようなゴリゴリのごり押しが正当化されるのですよ。
私はこの仕事に就くまで、今まで一度もかごから出して何割か引きのシールを貼って貰ったことがなかったし、仮にそんな手段がまかり通るもんだとしても私はそんな厚かましいことは要求しないのでこれからもそのような行為に及ぶことはありません。何故ならば得するとしてもやってはならんことがあるからね。かごに入れた時点でその商品は買ったことになると思ってるし、かごに入れたときの値段が、その商品の価値だと思うから何十分後かにそれがもっと安くなったとしても僕は半額シールを貼れとは言えないわ。僕はそういうことができない人間ですけど、世の中は必ずしも私の考えが正しいとは限らないし、別の考えを持つ人も沢山いらっしゃる。
だから商品の見切りは非常に難しい。
全てのお客様に公平・平等であることを心掛けていきたいと思うけれど、かごから出した客の商品に半額シールを貼るのか?貼らんのか?の判断はこれからも随分と悩みそう。かごの中に色んな部門の商品を一杯入れて、たった1個の弁当だけを「これも安くなりますう?」って聞かれたらアカンと思いつつもこのお客さんには貼っとこうかと思ってたのも事実。ところが今回みたいにかごの中には3割引きの弁当しか入ってなくて、それがいっこじゃなくて4個も確保していて、それを全部貼れって言われたからカチンときたのも事実。そこに公平であるべきとの概念が欠落していた私に非があるのは明らかなので反省の1日でしたができることならば
こういう行為は
得してもやってはならんことと思います。
パチンコに例えると、ノリ打ちと出玉の共有は店によっては認められてるかも知れんし、勿論やった方が得なのは分かるけどこの二つはやってはならん事と思います。かくいう私も10年くらい前に嫁が小遣い稼ぎをしたいと申すので、それじゃあってことで大タイホウDAYと六の付く日だけに二人で出かけようかということで夫婦パチンコをやってた時期があるんです。ビレッジでもそのことに触れた記憶があるけどこの時は遊技する台は私が指定して嫁がそれを打つだけのお話。それでも収支はお互い別々に分けていて、嫁用の会員カードを作り貯玉を作った後は全部それで遊技してもらってました。
この時一度も私は出玉を共有しませんでした。
2010年から2011年までの9か月間の間に15回夫婦パチンコをやりました。その時の結果が上記画像なのですが、中には大変苦しい思いをさせた遊技もあります。打ってる台が沖2とかEVA6なので辛いパチンコになるのは当たり前ですが、彼女はそんなこと知る由もなくただただ「お前の言う通りにしてたら勝てるだろう」ぐらいにしか思ってない実践です。
沖縄2をメインにして15戦
8勝7敗で118000円の勝ち
小遣いとしては1日7800円
ほぼ額面通りの当たり方で額面通りの勝ち
これがパチンコなんですよ。
15回の実践を振り返ると、非常に苦しい内容だったと思います。良いこともあるけれど、悪いこともあるのがパチンコ。それでも期待値がある日に長い時間稼働を続けていたら大抵は勝つのがパチンコ。それでもパチンコのことを何にも知らない彼女が経験した5回のボロ負けは、彼女にとっては精神的にキツイものでした。そこまで残酷なことを強いた私の行為の是非は非難が多いとは思うけど、私としてはこっちの世界に来るのであればひとりの力で勝っていける術とメンタルを鍛えて欲しかったので絶対に出玉を共有しませんでした。
これがパチンコなんですよ。
例え夫婦と言えども出玉を共有すれば、個人の力量は低下を招く。楽な方、楽な方へと心が傾けばパチンコの腕はさび付いてくる。楽なやり方は個人の力量低下を招くのでやってはなりませぬ。ひとりで勝てないパチプロがグループを形成し、ノリ打ちに走る人が多くなったと感じるけれどノリに走った時点でその人はもうパチプロではありません。グループでしか勝てないならパチプロという看板を下ろして頂きたい。無論今の軍団もそれと同じ穴のムジナでそのような人たちを「プロ」と呼ぶことはありません。イナゴはイナゴでしかないんです。ノリ打ちに慣れてしまうと絶対にパチンコは下手くそになるんですわ。そのロジックを分かって頂きたい。あくまでもパチンコは個人で戦う競技。個人で戦うから止め時も個人の頭で考えるし、創意と工夫も生まれるし、店選びも台選びもまた個人の力によって大きく変わってくる。情報の入手が絶対個人だけというつもりはないけれど、実際に現場に赴いて戦うのは個人戦でOK牧場。なぜノリとか共有がアカンかというと、店の中には個人でしか戦えない人がいっぱいいるから。個人で戦ってる人はノリもできんし共有もできんのに、特定の人たちだけそれができるのは不公平。全ての人間に公平であるという観点からすれば、どちらも得するけどやってはならぬこと。
京楽の先行導入に、東京からわんさかパチンコライターがやってきて先行導入機の提灯記事を書こうとしています。こうした雑誌に群がるパチンコライターは皆が協力してノリ打ちをやっていますが、これも私は快く思ってないですね。京楽の機械は尖った台ばかりだから。サンシャインの先行は回らないからって理由はよく分かるけど、それでも個人戦で戦った苦しい胸の内を
雑誌で吐露して頂きたい。
ノリで担保を取ったパチンコの実践記なんてクソでしかない。
夫婦でさえも出玉を共有しないには異議を唱える人が殆どと思うけど、でもそれを実践し続けたパチプロもいるんです。西尾組のお二人さんですね。この二人と同じ島で遊技した経験は死ぬほどあったけど、私がこの二人が出玉を共有している姿を見ることは一度もなかったですね。本人にこのことを聞いたことはないけど、恐らくは同じ理由と思う。共有した方が得なのは百も承知だけど、それをやったら自分たちの腕がさび付くからできるだけやらないようにしてたんじゃないかなって思う。だからこの二人は愛知県最強のコンビやと思うてたし、リスペクトできる点も多々あった。パチプロとしては優れた腕の持ち主だと思っております。
話は変な方向にいっちゃいましたが
得してもやってはならんことは沢山あると思います。
無論、それをやるかやらんかはその人の道徳による。
私はこういうことは殆どやらん人間だけど、私の考えが正しいとは思っていません。
世の中には1億の人間がいれば、1億の考えがある。法に触れない範囲内で、やれば得するというのであれば
ワクチン打った直後に陽性結果を貰って保険金を騙し取る。
3割引きの値段でかごに商品を確保して、後から半額シールを貼らせる。
ノリ打ちでリスクヘッジを取り、共有で借り玉単価を下げる
いずれも法律に触れないのでOK牧場。でも3つともやって欲しくはないです。
コメント
冒頭のお話見解をありがとうございました。ただ少し意見を述べるとコロナ専用にははいっておりません。また組み換えもしておりません。
病気入院なら一時金10万円と日額。生活習慣病入院なら一時金10万円と日額。
ケガと感染症入院なら一時金20万円と日額。
もう7年近くずっと掛け捨てしているものです。
コロナに罹った人が周りにいて、保険に入ってわざと罹る。保険に入って外を出歩いてわざと罹る。
そういう輩のためこうなったのはよく分かります。
じゃあ適用開始を60日後とかにずらせばよかったんではないか。加入直後ではなく加入から60日後から適用。としていたら数は違ったと思います。
いつ家にいて重症化するのかもわからない。重症なのかも分からない。
発熱すると病院には一歩もいれてもらえません。検査もPCRのみで終わりです。
かねてから掛けてる人は保険適用されないなら、熱が出ても仕事をしないといけない。黙っていよう。収入が入らなくなると困る。
絶対こうなると思います。そして人にうつる。
そして運の悪い人は亡くなってしまう。と。
ここまでネチネチ聞いてもらって少しはすっきりしました。
ユリア様
よく分かりました。
然しながら今回の事は、コロナに罹患したけれど貴殿の命が無事だったってことが一番重要とおもったからこその書き込みです。
コロナにかかったけど、命があればお金はいつかは取り返すことも可だと考えて前向きに行きましょう。お金の20万とか30万よりも生命はもっと尊いのだから。生命保険でとりっぱぐれた20万をパチンコ屋からもぎ取るとかむしり取ったるでっていう気概が欲しい。
悔しさのエネルギーは何かで発散しなければストレスはたまるはず。私ならこの悔しさをパチ屋にぶつけるわ。