MLB2022と2023先発比較
7/21から7/31までの11日間に私1パチしかやれなかったのでこのところずっとパチンコの実践報告ができておりません。まさかここまで酷いとは思いませんでしたが7月は例年。月初めから10日間くらいは甘いんですけど、後半は厳しくなりますね。行く店を間違えたってこともあるけどまさかこんな事態に遭遇するとは思ってもみなかったので読者の皆様には大変申し訳ない気持ちです。1パチで実践報告書いたらええやん?って。それは間違いですね。1パチで実践報告書いたらそれを真似する人が出てくるから。私は100%1パチは肯定しない派なのですが、それにはいっぱい理由があるんですよ。それも分からずにってのは困るんだけど
色んなことを計算しながら文章を書いてるのは事実です。
パチンコの実践報告に1番重要なのは、何故その台を狙いに行ったかということ。そこが明確になっていないパチンコの実践報告は書いてはなりませぬ。1パチでも最初から1パチを狙いに行った日ならば書いてもよかですが、此度の1パチラッシュは4パチを狙いに行ったのに1パチになってしまったので実践報告は書いてはなりませぬ。意図と意味のないことは書いてはならんのです。では野球ビレッジに意図があるんか?って言われたら困るけど野球好きな人ならここまでの流れは理解して頂けるはず。野球の話も断片的に書いてるんじゃなくって、それぞれが意味のある形でつながっています。それは分かる人にしか分かりません。
MLBはもう2/3くらいは消化して、PSを目指して戦うチームとそうでないチーム。買い手と売り手に分かれていよいよ残り50試合の熾烈な戦いが始まります。今年の大谷さんに関しては言うまでもなく打者寄り。打高投低のシーズンで終ると思いますが、先日紹介したこのブログでは投手大谷の不調の要因としてオフの筋肉増強を取り上げました。本当にそれだけが原因なのかなあって思い始めていて、今年のMLBのスタッツを色々と調べていたんですけど今年は全般的に投手不調の年。これはMLBのルール改正にも依ると思い始めたところです。
(1)極端な内野守備位置の禁止
(2)1から3塁までのベースの拡大
(3)牽制球は2球までの制限
(4)ピッチクロック導入
シーズンが始まる前から懸念していたことですけど、今年のルール改正は全て打者有利に働いていますね。
(1)極端な内野守備シフトの禁止は打者打率の向上につながるかもという思いは当たっているかと思います。大谷選手の打率も過去5年間でもっとも高いのでシフト禁止の影響はあるでしょう。
(2)1,2,3塁ベースを大きくすると塁間の距離はほんのちょっと小さくなりますから盗塁成功率が高くなります。距離が短くなればセーフになりやすいのは当たり前です。
(3)牽制球がひとりの打者に対して2球までというのはあまりに厳しいルールです。3球目にアウトにできなかったらテイクワンベースなので実質ピッチャーの牽制球は1球のみ。2球投げるともう走られてしまいますから攻撃側としては盗塁し放題です。
(4)ランナーがいなければ15秒以内。ランナーがいれば20秒以内に投球モーションにはいらないといけないというのも投手としてはかなり制約があるように感じます。投げ急ぎが今までのリズムを壊してる感じですが、制球を乱したり投げる球種を間違えたりすることは有り得ると思います。投手として1番辛いのがピッチクロックだと思いますが、これを採用したことにより捕手から信号を送るピッチコムか、投手から信号を送るピッチコムしか選択肢がないような感じですが、今までのように捕手のサインに首を振る。投げたい球種と投げさせたい球種をじっくりと決めてから投げるという動作がなくなったことにより、球種の選択を間違えることはありそうです。多分ですけど、せかされていい結果が出ないのは打者よりも投手だと思います。
以上4つのルール改正によって打者有利になってるのかな?ってのは感じていました。
でもそういうことを取り上げてくれるサイトが出てこないんで自分で確かめることにしたんです。候補となるのは全員が対象ではなくて去年15勝クラスの勝ち星を稼いだ投手とかMLBを代表するような先発投手の去年と今年の比較。アメリカン・リーグで8人。ナショナル・リーグで9人。計17人の先発投手を調べてみました。この17人を選んだのは私の勝手な解釈ですが、公平にみても現MLBのベスト17だと思うんでそこはそこ。信用して頂きたいですね。デグロムがいないのは今年怪我で離脱してるから。それ以外には多分あのピッチャーがいないってことにはなってないと思う。優れた先発投手17人なんでこの人たちの比較ならば信憑性はあるはず。
NYYのゲリット・コールだけが例外であとは皆ボロボロという成績。今年のア・リーグのサイ・ヤング賞はコールかマクラナハンだと思いますけど、コールに関して言えば去年の8月。地元ロスで戦ったとき大谷がゲリット・コール157kmの真っ直ぐをはじき返して、逆転3ランをバックスクリーンにぶち込みました。あのホームランは私がテレビ中継で見ていた時だったので、リアルに見た中では今までで1番印象に残っているHRですね。去年は剛球を投げ込む割には一発を良く打たれたのに今年は体調が良いんでしょうね。被本塁打だけじゃなく概ねスタッツが向上してるので彼にとっては好調の1年なんだと思います。そのコールだけが被本塁打が大幅減少ですが他の人たちはみな被本塁打がかなり増えてるのが気になりますがこの増加数が防御率のUPに繋がっているのかなという感じです。
被打率と奪三振率はあまり変わってないように見えるけど
与四球と被本塁打の数が大幅UPしてるように見える。
特に被本塁打の数は多い。
今度はナショナル・リーグです。バーランダーは昨年ア・リーグのサイ・ヤング賞ですが今年はナ・リーグに移籍。この記事を書いている途中でまたまたアストロズに出戻りしましたので今はアメリカン・リーグ所属となりました。去年ナ・リーグのサイ。ヤング賞投手はサンディ・アルカンタラですけど彼のスタッツは今年はもうボロボロ。162kmのシンカーと150kmのチェンジアップを投げるのになんでこんなに打たれるのか分かりませんが今年hあ打ち込まれてますね。ドジャースではカーショーだけは貫録のピッチングですが左右のエースウリアスとゴンソリンがもうボロボロ。この両名も被打率、被本塁打ボロボロ。打たれまくってますけど両名は去年は鉄壁の左右エースだったのになんでこんなに打たれるんかは謎ですが二人ともやや怪我気味。
今のところ現役最強右腕はブレーブスのストライダーやと思いますが、彼の奪三振率は異常な数値。今年も奪三振率と被打率の低さは健在ですが被本塁打が何故こんなに増えたのか分かりませんね。ホームラン打たれまくって防御率落としている感じです。一応投手としての1番重要な要素は防御率ですが、この数字は被打率と被本塁打と与四球で概ね決まります。上述した17人が先発投手としては現在考えられるMLBのベスト17と思いますけど去年と今年を比較して防御率が今年の方が良いのは
ヤンキースのゲリット・コールただひとり
まあデグロムが選に漏れてますけどね。彼は今年大怪我してるから除外しました。この中で特に数字が酷いと感じるのは
(1)大谷翔平
(2)シャーザー
(3)アルカンタラ
(4)ウリアス
(5)ゴンソリン
(6)ダルビッシュ
さすがだなあと感じるのはバーランダー、カーショーのベテランふたり
今年絶好調なのがゲリット・コール
この3人は数字が落ちていませんけど、それ以外の大多数のエースは去年より数字がガタ落ち。そして数字を細かく分析すると、被打率と奪三振率はそんなに変わってないけど、被本塁打と与四球がかなり増えています。投げ急ぎ?が原因かそれとも他に理由があるのか?ピッチクロックを導入したことで何かと不都合なのは分かります。次に投げる球種をじっくりと決められない。投手と捕手の関係は少なくとも緩急なのか速球なのかは事前に知らせていないと捕手がボールを取り損なうし、落差のあるスイーパーとスプリットは事前に知っていないと捕球は無理だと思うので交信するのに時間を要します。これが15秒とか20秒と決められたら投げ急ぎになるのは仕方ありませんね。その投げ急ぎが制球を乱すことになるかどうかってことですが今日の数字を見てると影響はありそうですね。
ということで今度は17人全員の合算
(1)防御率が0.82UP⇒打たれてる
(2)被打率は若干UP⇒悪い方にブレ
(3)奪三振率は若干減少⇒悪い方にブレ
(4)被本塁打は3割UP⇒メチャクチャ打たれてる
(5)与四球は2割UP⇒かなり増えてる
フォアボールを出してホームラン打たれてるから防御率が大幅に悪くなってるんですけど、ホームランに関してはゲリット・コール以外は全員去年より も多く被弾してるので色々と疑ってしまいます。公表はされてないけど、実は今年から低反発球⇒高反発球に変わったのかな?やけにボールが良く飛ぶという印象ですけど、エンゼルスタジアムのライトスタンドには「あれが入るんか?」みたいなホームランが何本もあったので、もしかしたらもしかする。去年低反発球で投高打低になっちまったけど、今年は打高投低を目指そうとしてるのでボールも変えたのかも知れませんねえ。今年から採用されたMLBのルール変更は全て打者有利になってるので。
(1)極端な内野守備位置の禁止
(2)1から3塁までのベースの拡大
(3)牽制球は2球までの制限
(4)ピッチクロック導入
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(5)ラビットボール採用
ラビットボールまではいかないまでも、去年極端に飛ばなくした試合球の反発係数を若干元に戻したのかな?って思ってます。MLBが公式に発表しないのでアレなんですけど、ここまで見てきて去年と大きく違うのは本塁打の数。去年より多いでしょ?って思ってるから。大谷の場合は去年スライダーを投げ過ぎて今年はそれを待たれる傾向にあり本塁打されてる感はありますけど、そうでなくともエンゼルスタジアムの右方向には簡単にフェンスオーバーする機会が頻発してるんで去年よりボールが飛ぶんかな?疑惑はずっと感じていました。この辺はMLBがなかなか公式発表しないので判断するのは難しいんですけど。
ルール変更が全て打者有利に運んでいること
これを踏まえると、投高打低から打高投低を目指して取り組んできた1年だったというのはあると思います。従って公にはされてませんが、MLBの公式試合球が去年と今年とでは異なる。反発係数が去年よりも向上してるのではないかと勝手に思ってますけど、そのうちどっかでそのような情報が記事になるかもしれません。これが事実であれば拍手喝采。事実でなくともMLBの新ルールによって打者寄りになったのは間違いないので、今年の投手大谷が不調に陥っているのもやむを得ないのかと思ってます。この前の完封劇以前の3試合を見てると
もう大谷は終わったのか?
とも思いましたが今年彼が色々と被弾してるのは自身の投球能力以外にもそれなりに理由がありそうです。
(1)試合球の反発係数変化
(2)エンゼルスタジアムのライト側の低いフェンス
(3)スライダー待ちの打者への対応不備
(4)ピッチクロックとピッチコム
(5)打者に有利な新ルール
こういったこともありますんでね。今年彼の投手成績が悪いからといってすぐにダメだとはならないし、他のエース級のピッチャーが軒並み崩れてるのをみるとこんなもんなのかも知れません。MLB全体として与四球の多さと被本塁打増加が目に付きます。勿論与四球が多いからストライクを取りにいく球を痛打されてるということも言えるだろうから、試合球の反発係数が大きくなったとは断定できないですがそれでも怪しいです。
まあ1年が終わった時にもう一度比較してみます。
大谷選手はもうピッチャーとしては盛りは過ぎたのかもしれませんが、私自身がどっかでロジャー・クレメンスのような爆発的なピッチングを期待してるので来年以降も彼の投球には注目していきます。ロジャー・クレメンスは40歳になっても155kmの真っ直ぐと変化球で力でねじ伏せる投球をしてたものですからできないことはないはず。身体の手入れをしっかりやっとけば年齢を重ねても衰えを知らない投手は星の数ほどおりましたし、現アストロズのバーランダーも一向に衰える気配がないので、大谷さんも最後まで二刀流でやって頂きたいですね。
今年はMLB全体が打高投低なんで
この数字は受け入れますが、来年以降はまたまた去年みたいなピッチングを期待しております。
(1)打者としては今年がキャリア・ハイ
(2)投手としては去年がキャリア・ハイ
かも知れませんが、まだまだ先があると思って応援していきます。
この記事を書いている時点での成績。昨日バルデスのノーヒット・ノーランおめでとう。それから大谷投手は明日のマリナーズ戦先発予定ですがマリナーズは貯金4、エンゼルスは貯金3ということで彼らは死に物狂いで潰しに来るはず。マリナーズとの4連戦は最も過酷な戦いを強いられそうで怖いです。打たれそうな感じ。パチンコの実践記の方はしばらく書けそうにありません。まだまだずっと先になりそうです。