大根おろしにさとうとしお

チャンチャンチャチャン チャンチャチャチャチャンチャン

チャンチャンチャチャン チャンチャチャチャチャンチャン  


チャーンチャチャチャーーン チャーンチャチャチャーーン  

チャンチャチャ チャチャチャチャチャーーーン  

 
大根おろしに 砂糖と塩  
 
ソーメンにつける 薬味の味  
 
主役ネギゴマに 隠れたし  
 
輝くその味  
 
半信半疑  
 
オーオーオーオー  
 
半信半疑  
 
フレーフレーフレーフレー  


<阪神タイガースラッキー7.MP3>  

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阪神タイガース
リーグ優勝おめでとうござます。  

 

プロ野球の応援は球場ごとに演出が異なっていて、メジャー・リーグの球団は大抵7回の裏に「Take me out to the Ball Game」。私を野球に連れてってが流れ球場全体が盛り上がります。エンゼル・スタジアムも7回の裏に私を野球に連れてってです。これがヤンキースタジアムになると6回の裏にYMCAが流れて、この時は審判団も一緒になってYMCAのダンスを踊り球場を盛り上げます。ボストンに行ってみましょう。MLBで1番アツイと言われるボストンのファンはフェンウェイ・パークの8回の裏スイート・キャロラインです。キャロライン洋子ではありません。ジョン・F・ケネディ大統領の娘さんキャロライン・ケネディ。日本にも大使としてきたことがある彼女のテーマソングがスイート・キャロラインです。OH!OH!OH!の大合唱で球場全体が大盛り上がりで興奮のるつぼと化します。同地区の東海岸にはニューヨーク・ヤンキースという人気球団がありヤンキースと比べると観客動員数はかなり劣勢ですが、実はこれは球場の収容人数の違い。ヤンキー・スタジアムは55000人入るのに対してフェンウェイ・パークは38000人しか入れないからの差であってこれがビジターでの戦いになるとVSヤンキース戦よりも、VSレッドソックス戦の方が観客の数が多いのが実情です。つまりMLBで最も人気のある球団はヤンキースではなくてボストン・レッドソックスなのです。ずーっと前から私はボストンの熱狂的なファンと大阪の熱狂的な阪神ファンは同じ色をしてるなと思っておりました。

 

Where it began

I can!t begin to knoowing

But then I know that it!s growing strong

Was in the spring

Spring became ths summer

Who!d have believed you!d come along

Hands

Touching hands

Reaching out

Touching me

Touching you

Sweet Carolien

(OH!OH!OH!)

Good times never seemed so good

(SO GOOD!SO GOOD!SO GOOD!)

I!d be inclined

(OH!OH!OH!)

To believe they never would

But now!

I look at the night

And it don!t seems so lonely

We filled it up with only two

And when I hurt

(WHOOO!)

Hurting runs off my shoulders

How can I hurt

When I!m here with you/holding you

 

<SweetCaroline.MP3>

/postcontent-editor/uploads/22/files/SOUND/SweetCaroline.mp3

One

Touching one

Reaching out

Touching me

Touching you

Sweet Carolien

(OH!OH!OH!)

Good times never seemed so good

(SO GOOD!SO GOOD!SO GOOD!)

I!d be inclined

(OH!OH!OH!)

To believe they never would

Sweet Carolien

(OH!OH!OH!)

Good times never seemed so good

(SO GOOD!SO GOOD!SO GOOD!)

I!d be inclined

(OH!OH!OH!)

To believe they never would

Sweet Carolien
 

MLBではボストン・レッドソックスかフィラデルフィア・フィリーズ
日本では阪神タイガースか千葉ロッテ・マリーンズ

 

これが甲子園球場になると7回の裏に阪神のテーマソングである「ラッキーセブン」が流れます。コロナ前はこの音楽と共に一斉にジェット風船を飛ばし観客が一体となって球場を盛り上げました。私自身もナゴヤ球場に行ってた頃の中日VS巨人戦にはジェット風船を進化させて風船の中に新聞紙を細かくちぎって大量に詰め込み、紙吹雪を飛ばしたものです。風船を飛ばすと中の細かく砕いた新聞紙が宙を舞い紙吹雪の如くそこらじゅうに散らばってメチャクチャ盛り上がりました。当時は7回の表に巨人ファンだけが勝手にやってたんです。

 

今度はタイガースラッキーセブンでございます。タイガースファンの皆様、尚一層ご声援下さいませ。

 

2005年以来18年ぶりのリーグ優勝ですかね。この前優勝した時も岡田監督の時やったからここんとこ阪神は力がありながら頂点に行けなかったのは監督のせいかもしれませんねえ。監督が優秀なら毎年のように優勝を争えるチームとして見てましたけど、敵ながら天晴。敵って言うても今の自分は日本のプロ野球に贔屓のチームはないからどこが優勝してもろても構わないんですけど実を言うとこの記事は今から9年前に考えていたもの。2014年に阪神はレギュラーシーズンでは2位に終わりましたが、巨人とのクライマックスファイナル東京ドームでまさかの4連勝。巨人に☆ひとつのアドバンテージから始まるし、甲子園じゃないから阪神が勝つなんてことは全く考えてなかったけど阪神が巨人を4タテ。この頃に思いついたのが「大根おろしにさとうとしお」でした。ドラマティックに酔いしれる阪神ファンのことを思うて替え歌を考えてたんですけど、この後の日本シリーズでロッテに4連敗食らったものですから、この替え歌をUPすることは断念。日本シリーズの前やったら掲載できたかも知れんけど、日本シリーズで惨敗したあとでは炎上間違いなしということでヤメたのでした。あれから9年間、阪神が優勝せえへんかなって思ってたけどその機会なし。今年のシーズン終盤になってようやく六甲おろしが唄えるわ思うて、記事編纂に取り掛かったという次第。従いまして此度の記事には9年間分の思いが凝縮しております。


この9年間ずーっと

この日が来るのを待っとった。

 

ここ数年のタイガース投手陣はピカイチ。問題は本塁打が出るかどうかって見てたけど、今年本塁打はかなり少ないのにええ戦いしとりますな。1985年の時は、初っ端前評判は大したことなくて先発の駒が足りないと思うてたけど途中から若手のピッチャーが台頭してあれよあれよと首位独走。一時球団社長が亡くなってチームの勢いも衰えたけど、そこはそこ。バース、掛布、岡田の3番、4番、5番。ニューダイナマイト打線は破壊力抜群だったので後半盛り返して圧倒的な勝利でその年は日本シリーズにも勝って日本一になりました。因みに第一次ダイナマイト打線は藤村富美男と別当薫さんの時代。そこから35年くらい経ってできたニューダイナマイト打線は、当時を知るものとしては恐怖でしかありませんでした。バース、掛布は左打者なのにレフト方向に大飛球を飛ばすんで、甲子園独特のレフトへの追い風とラッキーゾーンの相乗効果でホームランを連発。1番に座った真弓も本塁打を量産


1番レフト真弓。.322、HR34本、84打点
3番ファーストバース。.350、HR54本、134打点
4番サード掛布。.300、HR40本、108打点
5番セカンド岡田。.342、HR35本、101打点


とまあダイナマイトでっしゃろ。この4人でホームラン163発。427打点。4人とも3割を超える打率でしたからセ・リーグのピッチャーは抑えようがなかった時代。

 

バース退団後は一時的に低迷期が続きます。特に酷かったのは藤田平が監督やってた頃でチーム崩壊の危機に陥りましたがそれを立て直したのが野村克也でした。彼が阪神にID野球を持ち込んでチーム再建の目処が立ちましたが、野村監督の時代に優勝はなくその後を引き継いだ星野さんが良いとこ全部持って行っちゃった感じ。1985年の日本イチから18年後の2003年でした。その2年後にあとを継いだ第一次岡田政権のときにリーグ優勝してるから今回はまたしても18年待たされたということ。2003年星野さんのときも、2005年岡田さんのときも日本一にはなれなかったので今回は是非とも日本一になって頂きたいものです。その前にクライマックスがありますけどね。

 

 

上記画像は9月4日現在の今年の成績ですけど、これを見るとおかしなことになってます。阪神のチーム打率はリーグ3番目。チーム本塁打数はリーグ5位でともに中日とあまり変わらん数字。なのに阪神の得点数はリーグ1位で中日よりも136点も多いです。120試合で136点ということは1試合平均1.13点もの差がついてるのでこれが原因で


阪神は1位 
中日は最下位


阪神と中日は打率で6厘差。ホームランで11本の差しかないのにここまで差が付くってのは分りませんねえ。

 

阪神の得点は472点 
中日の得点は336点


なんでやろ?って思ってID野球を考察。やっぱりこの前エンゼルスとアストロズ、レンジャースとの比較と同じような現象が起きていました。


<阪神タイガース>

数字上段が全成績。下段が得点圏での成績。
 

<中日ドラゴンズ>

数字上段が全成績。下段が得点圏での成績。


阪神は1番から5番までが規定打席到達なので5人を主軸としましたが、中日の場合1番から4番までくらいしか中心選手と呼べる人が見当たらなかったので阪神は5人。中日は4人として比較。すると黄色の囲みで示した数字が極端に差がついてしまいましたね。得点圏で打席に立てる割合は


阪神の5人
692/2505⇒0.276

中日の4人
381/1835⇒0210

 

岡林に至っては0.148と言うことで阪神の中野と比べると1割もの差がついている。1、2番の数字の低さは8番、9番の出塁率の差でもあるけど3番、4番にしろかなりの差がついていますね。これが原因で阪神は得点数が多いけど、中日は少ないってことになってるんですけど実際にこの得点圏での打率と全打数の打率を比べると


阪神の5人
全打数打率589/2167⇒0.272
得点圏打率162/557⇒0.291

中日の4人
全打数打率474/1701⇒0.279
得点圏打率91/343⇒0.265

 

全打数打率は中日の方が上。得点圏打率は石川選手が大幅に数字を落としたために差がついていますが、得点圏で打席に立てる割合ほどの差はない。だから個人の打撃成績というよりも得点圏にランナーを置いた状態でゲームを進められるかどうかの方が影響力は大きかったと思う。こうしてみると8番、9番が上位につなげられてるか、られていないかの差みたいに感じるけど、実際にはどちらも9番にはピッチャーが打席に入るんで8番、9番のパフォーマンスだけではないような気がするんですよねって数字とにらめっこしてたらあることに気が付いた。


フォアボールの差ですよ。


阪神の中野、近本、大山、佐藤と中日の岡林、大島、細川、石川で比べてみる。これは4人同士の比較にしたい。4人とも日本人で揃えて比較してみました。外国人選手は四球という考え方が日本人とは異なると思うので。


<阪神>
中野⇒52
近本⇒61
大山⇒84
佐藤⇒49
この4人合計⇒246


<中日>
岡林⇒33
大島⇒13
細川⇒40
石川⇒19
この4人合計⇒105

 

フォボール。阪神の主力4人と中日の主力4人との差が141もある。


阪神の得点が472で、中日の得点が336


得点差は136点

主力4人で四球の差が141点

 

フォアボールの差と得点の差がニアイコールなので、ここで両チームの力の差がついたのだと考えられますが打撃能力の中で四死球を選んでいくというのはチームの教育によってある程度は変わるでしょう。もしかしたら阪神のバッターよりも中日のバッターの方が威圧感がないので、相手チームの投手に舐められてるってのはあるかもしれませんけどそれだけでは決まらない。やはり選球眼がものをいう世界でこれは個人の能力とチーム方針という組織の能力。両方あると思います。この点では中日よりも阪神の方が組織力が上だったと考えられます。

 

続いては主力の投手陣3本の柱


いくら打てない打てないと嘆いてもかつての巨人もそうだった。斉藤、桑田、槇原がいたころは巨人も相当の貧打線だったけど、それを3本の柱が支えました。阪神と中日のチーム防御率は阪神の方が良いけれど3本の柱はどうか?


<阪神タイガース>
村上(左)⇒防御率1.72、被打率0.172
伊藤(左)⇒防御率2.38、被打率0.226
大竹(右)⇒防御率2.27、被打率0.251


<中日ドラゴンズ>
小笠原(左)⇒防御率3.23、被打率0.248
柳(右)⇒防御率2.57、被打率0.231
高橋(右)⇒防御率2.32、被打率0.227

 

小笠原と村上のところでかなりの差がついてますけどね。あとの二人は同等レベルかそれ以上の成績なので、中日の先発ピッチャーが悪いとは思えない。チームとしての戦力。阪神と中日は似てると思うんですけど、何故か阪神は優勝で中日は最下位ってことでこれが中日ファンの嘆きになると思うんですけど、こういうのは野球をID化して分析すると対策が見えてくる。首脳陣が変われば中日は優勝する可能性も見えてきます。この前パークファクターについてバンテリンドームのことを書きました。中日は本拠地がホームランの出ないバンテリンドームだからアカンのやみたいな論調でしたけど、今日の話を読む限りただそれだけではなさそうです。いくら球場が変わっても意識と能力が変わらなければ、得点圏で打席に立つ割合は変わらないと思うし、そうすると勝利にも繋がらない。バンテリンドームにホームランテラスを設ければ中日のホームランの数は増えるけど、その反面被本塁打の数も増えるからチーム力の底上げにはならんでしょう。


やっぱりそこはそこ

 

野球IQをどれだけ上げられるか。若しくは野球IQとID野球に長けた人物を重要な位置に適材適所する。

 

中日ドラゴンズにはそれが求められているでしょうね。

 

中日が弱いのは


得点圏で打席に立つ人の割合が圧倒的に阪神より低いから。その主な原因は主軸となる選手が相手投手に舐められてフォアボールを選べていないから。否フォアボールを選べるような選球眼を持っていないから。そこに原因があると分析し本日の講義を終了します。

 

次の監督になる人には是非ID野球に取り組んで頂きたいと思うし、それを玉に持ち込んだのがIDパチンコなのですよ。


IDパチンコが如何に重要なのか。分かる?


大根おろしに砂糖と塩。付けて食べるとその味は

半信半疑でございます。

 

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