昭和

日本に消費税が導入されたのは平成元年の4月1日。1989年って色々と変化があった年なんですけど戦後右肩上がりに国内消費が増えていった時代には所得税だけで国を賄うという思想がありました。人口全体における高齢化が進むにつれて、所得税だけでは国を維持することが難しくなったためどの年齢層に対しても公平に課税するということで消費税が始まりました。


1989年は
1月昭和から平成に変わった。
4月消費税3%が始まった。
8月落合博満が斎藤から逆転サヨナラ3ラン
 

 

消費増税ってのは大体年度変わりの時に行われるんですけどこれまでに4回。3%、5%、8%、10%とじりじりと上げられてきましたが、10%の消費税がこのまま永久に据え置かれることはないと思いますし、13%⇒15%⇒20%と上がっていく。果たして20%時代になってもパチンコで勝てると言えるんでしょうか?パチプロは消費税が多少上がっても問題ないと豪語するんですが、私はそうは思いませんねえ。


確かに3%
5%
8%
10%


10%になった時に内税から外税にするパチンコホールが増えて125個貸しは今や114個貸しになっている店がある。これが消費税が20%になったら500円で100個貸しになる訳ですよ。今まで千円で20回っていう遊技台が、これでは千円で16回まで下落します。


1000円当たりの回転数が
20/250個⇒16/K
19/250個⇒15.2/K
18/250個⇒14.4/K
17/250個⇒13.6/K

1個賞球個時代では上記のような環境で遊技することが殆どですが、これがその右側の数字になるとパチンコが成立しますか?

 

こういうの見てると消費税が20%になったらパチンコなんかやってらんねえよって思うんですけど、パチプロやってる人ってそれでもパチンコに拘るんですかね?もうそろそろパチプロって止めたら?って思うんですけど先のことは考えるべき。消費税は今後も徐々に上がっていくでしょう。

 

平成元年は消費税の年。その7年前に発売された遊技機のレアな写真が手に入ったので振り返ります。


パチプロが成立した時代。それには明確な理由がありました。

 

 

40年くらい前の必勝ガイド


画像の最下部に田山さんの名前があります。この記事で取り上げられていたのが、SANKYO2代目フィーバー。
 

 

多分この記事は1984年の後半くらいに出たもの。既にSANKYOのタコフィーバーが発売されてからは2年くらいが経過した時だと思うのですが、スクープとしてボタン操作で777が出せると大きく書かれています。オカルトユーザー必見のタイトルですが、この時のタコフィーバーは本当に777が狙い打ちできる仕組みがあったと言われています。

 

 

手順の①から⑥までに操作方法が書かれているんですけどボタン操作でドラムの777が意図的に揃うという攻略法です。


当時この記事が出たときは既にタコフィーバー終わりかけの時代だったので、私はこの攻略法を使う事はありませんでした。万が一大学2年の夏頃このことを知ったなら目の色変えて攻略法トライしたと思うんですけど既に時遅し。時代はタコフィーバーからジャンケン、アイドルセブンその他1500機に移行しつつあったのでやらなかったんですけど、私と同じ銀星宿舎に住んでる兼丸君がこの攻略法に飛びついて


ドラムの777は意図的に出せたと大喜びしてました。

 



777の上にある宇宙人の絵柄がタコに似てるからタコフィーバー。


実をいうとこのタコフィーバーはデジパチではありませんでした。ドラムの絵柄で7が3つ並ぶと、その上のデジタル部分が抽選されてここで7が出ると大当たりです。ですから最後のデジタル部分だけはデジパチですが、その下のドラムに関してはデジパチではないのです。当時の打ち手の思いとしてはタコフィーバーは500回に1回くらいしか当たらない。1度当たると4000発、1万円くらいになるんですけど、大当たり出現率は本当に低かったです。感覚的に1/500は正しいでしょう。

 

然しながらメイン制御部のドラムに関してはアットランダムに絵柄が止まるだけのアナログ制御。今みたいに乱数制御ではないのでドラムが回り始めて勝手に止まるだけ。偶然7・7・7と揃うと、上のデジタル部分が抽選を始めてここに「7」が表示されると大当たりでした。多分ここは1/5くらいの確率だったと思いますね。だからドラムに意図的に777を出せれば大当たり出現率は飛躍的にUPする訳です。兼丸君の話では、遊技を開始して30回転くらいでドラムに7・7・7を出せるってことだったから

 

タコフィーバーの大当たり確率は 
1/500⇒1/150にUPする訳です。

 

通常1/100くらいで偶然止まる7・7・7が意図的に30回転で出せることを知った兼丸君はそこからタコフィーバーで大儲けしました。既に私はタコフィーバーでは200万円くらい勝ってたのでまあええかと思って攻略法を試すことはしなかったんですけど、今を思えばやれば良かったですね。兼丸君は決してウソをつくような性格ではないし、自慢話を吹聴するような奴でもなかったんで多分必勝ガイドでスクープされた記事の内容は正しいと思うんですけど


このような時代には

パチプロってことも可能だと思うんですが、今は無理ですね。保通協あるから。


世間的には大当たり確率1/500のデジパチだぞって
言われてるけど、実際には1/150の可能性もあった機械だぞ
1回当たれば1万円でるから、その一撃性にトリコロール
1回交換だから60/Kは当たり前の時代だぞ
オール13個賞球。300円入れたらじわじわと玉が増えてく時代だぞ。

 

今の超オカルターが飛びつきそうな遊技機です。

このような時代ならパチンコだけで毎月大金稼ぐことも可能ですが…


1989年に消費税が3%

1997年に消費税が5%⇒8年

2014年に消費税が8%⇒17年

2019年に消費税が10%⇒5年


30年間で3回上がってますから

2027年に消費税が13%

2035年に消費税が15%

2045年に消費税が18%

2049年に消費税が20%


消費税はこれからもドンドン上がりますよ。パチプロなんてやめとけよ。

昭和の時代にはなかった消費税。

パチンコなんて昭和の時代までよ。

コメント

  1. ユリアより:

    消費税って無かったんですね。
    何故メダルは外税でパチは125玉のままなのかが不思議です。
    例えば50枚貸しから46枚が主流ですが、そのような場合お店がメリットだと思いますが玉が据え置きなのは目に見えて回らなくなるからできない?やらない?という事情なんでしょうか。

    2024年3月7日 AM 1:29
  2. 村上亀吉より:

    ゴーニィ様
    連投ご苦労様です

    経済や国の財務には疎い私ですが、超高齢化社会で現在の高福祉水準を維持し続けるなら、段階的に北欧並み20%近い消費税率、若しくは新税導入や介護保険料の値上げが避けられないだろうと思います

    現実的には消費税一本足打法ではなく複合的な政策になるでしょうが、政府からすれば基本的に取りこぼしのない消費税の重要性は変わりません

    投資金額に対し20%プラスでようやくトントンと言う環境は非常に厳しいですね…と言うか現状の10%でもかなり厳しいのですが😢


    2024年3月7日 PM 12:36
  3. ゴーニィ より:

    村上亀吉様

    高年齢層が多い欧州は20%なので

    日本も20%になることは明確。国の施策には逆らえず。

    パチプロは何を見て育ったのか?何も分からずに育ったのか?

    あんまし賢い人はいないっすねえ。

    先を見据えて生きなきゃ何事も。自分にも言えることですが、謙虚に生きてることを有難く、真面目に働く人生に幸あれ。外税10%でもやれんと思うのに100個貸しなんて


    スロットは40枚貸しで1万円

    みんなどう思うんだろう?

    本件に取り上げましたがタコフィーバーがあればいくらでも勝てますがね。そんな機械が出るかと夢でもみてるんですかねえ。ラッキートリガーただの上位RUSH。ラッキートリガーについて阿呆みたいに期待ムンムン話をするバカが沢山おりますが、死ねよボケって思う。真面目に向き合ってるパチンコライターって

    俺くらいのもんだな。

    2024年3月7日 PM 3:02
  4. ゴーニィ より:

    ユリアちゃん

    大変だったと思うけど

    それを乗り越えなければ明日はないのよ。


    スロはベース高いから46枚でも客の目をごまかせるけど、パチは超低ベースだから115個貸しでは客が離れてしまいます。ここはひとつ回転率を落として課税した方がお得です。


    何故そんなに厳しいことを言われたか。

    かなり真面目に考えて下さいませ。

    赤の他人様に好き好んで苦言は呈しませぬ。嫌われることを承知で言うのは勇気が要ることです。でも言わねばならんから言う。じゃあ何で言われたの?

    本来なら誰構わず、凄いですねえ。素晴らしいですねえ。っていっとけばバチは当たらんし差し障りはないけれど、それでは問題の解決には至らない。物事の本質はそこじゃない。

    2024年3月7日 PM 3:10

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