先日、ゴローさんとの会話です。この前に伏線がありまして、どうやらアウト玉とBサの区別ができてなかったので、そこから始まった会話なのですが2/6にUPした「やさしい計算方法」の内容が易しくなかったようでございます。書き手としてはあれ以上噛み砕いて書けないなと思いながらの記事でしたがそんな思いとはお構いなしに読み手は読み手なりの解釈を始めるでしょう。

懸念していたことですがBサとアウトは混同し易いです。

Bサはどんどん失っていくパチンコ玉の物理的な量を指しますが、当然なくなる過程において

ヘソ、ポケットに入るたびにセーフ玉が払い出されております。

払い出しがあった分も最終的には飲まれてのBサですから、アウト玉はBサ＋セーフ玉ということになります。

つまり賞球がある限り。賞球口に玉が入る限り、絶対にアウト玉の方がBサよりも大きいです。

現金2万円を打ち込んでいきます。この玉がなくなったらBサは5000個です。(当たり前です)。ですがこれえさえもBサなのか？アウト玉なのか？区別が付かなくなることもあるようです。ゴローさんのお題では1個賞球機2万円で340回転だったということですが、この場合

自力回転数340
Bサ5000
340÷5000×250⇒17/K
BYを0と置くと
(5000+340)÷340⇒15.7(スタート率)
100÷15.7⇒6.37(Aスタート)
実際にはポケット入賞回数不明なので
Bスタートは計算できません。アウト玉も計算できません。

もしポケット入賞による見返りが160個あったら
自力回転数340
Bサ5000
アウト玉5000＋340＋160⇒5500
5500÷340⇒16.2(スタート率)
100÷16.2⇒6.17(Bスタート)
※ポケット5個賞球
Bサは5000個ですけど、アウト玉は5500個になります。

ではこの台でアウトが5000個の時Bサはどうでしょうか？

こういわれるともう分からないですか？

実際にアウト玉が5000個時点でのBサは計算できません。然しながらアウト5500で入賞回数が32ですから、アウト5000個では29回と予測されます。ヘソの入賞は309回と予測されます。つまり

5000-309-(29*5)⇒4546個です。

アウト玉5500個のときBサは5000個
アウト玉5000個のときBサは4546個です。
常にアウト>Bサですね。

アウト玉はポケットに入った数を数えない限り計算できません。

ここで1度でも当たってしまうと計算が面倒だってことですが、そういうのは食事休憩の時にやります。

(1)3月2日土曜日
(2)パーラーニューギン
(3)郷ひろみ624番台
(4)89回転6連の後計算を行いました。

回転率を計算するのに必要な元データは
(1)売上玉数
(2)初当たり時の回転数(呼出ランプ表示)
(3)電サポ終了時の出玉(呼出ランプ表示)
(4)電サポ終了時の回転数(呼出ランプ表示)

ここからデータを絞って
(1)売上玉数
(A)自力回転数
(B獲得出玉の総数

(1)は8000円ですから2000個ですね。
(A)は最初は120回転以後は(2)引く(4)です。
120+2+35+52+35⇒合計で244です。
(B)は手書きメモから350＋350＋370＋2620＋2110で5800です。

ここからデータを整理して
(1)出てきた玉の合計数
(2)残った玉数
(3)自力回転数を求めます。

(1)は売上と出玉だから2000＋5800で7800です。
(2)は4302です。※手書きメモ参照
(3)は244です。
(1)引く(2)がBサですね。欲しいのはBサと自力回転数だけですから  

Bサが4302個で  
自力回転数が244です。  
1000円スタートは244÷3402×250⇒17.93/K  
(250+17.93)÷17.93⇒14.94スタート率  
100÷14.94⇒6.69…Aスタート  

Bサは売上玉と出玉の合計数から持ち玉を引いた数  
サンドとか機械から出てきた玉を足して今残ってる玉を引くとBサです。  
※ここで出てきた玉はセーフ玉ではありません。電サポが終わった時表示される個数です。  

売上2000  
出玉ALL5800
合計7800
残ってる持ち玉4302
その差が3498(Bサ)
自力回転数244って感じです。

食事休憩行った時はいつもこういう計算をして午後からも遊技を続けるか、ここで止めるかを検討する訳です。

これがAスタートを計算する方法。

Bスタートは？
どうやって計算するの。

この日は6000円目までしかポケット入賞回数を数えてないのでそこまでで計算します。
6000円でスタート107回転、ポケット入賞は29回です。  

(1)売上玉  
(2)ヘソ入賞による賞球数  
(3)ポケット入賞による賞球数  

(1),(2),(3)全て発射されたわけですから  
アウト玉は1500＋107＋(29*4)⇒1723  
このうち107個がヘソ入賞だから  
スタート率は1723÷107⇒16.1  
スタートは100÷16.1⇒6.21  

Aスタートは6.69  
Bスタートは6.21となります。  

上記画像ではAスタートが6.55となっていますけど、これは食事休憩から戻ってきて少しばかり遊技しており、その結果が反映されてるからです。

つまり遊技中は少なくとも
(1)通常時大当たりした時の回転数
(2)電サポが終了した時に獲得した出玉数
(3)電サポが終了した時の表示回転数

この3つは記録しておかないと回転率は計算できません。獲得した出玉数が表示されない呼出ランプでは、玉減りを考慮して今の遊技機で獲得できる数字を予測して当てはめることになります。

EVA15だと
3R⇒400個
10R⇒1400個
で計算すればほぼ正確です。

EVA16だと
2R⇒260個
10R⇒1400個
で計算すればほぼ正確です。

獲得できる出玉数は常にどれくらいになるかは日頃から意識して見ておいて下さい。屋根にぶち当てて出玉が獲れる人はそれを基に。獲れない人は上記の数字を基にして計算してください。

そういう癖をつけておくと、食事休憩のたんびに計算することができるから、正確なスタート、スタート率が出せるはずです。紙とボールペンはいうまでもなく必要です。ボールペンは持ってきたけど紙を忘れた場合どうするかって？そういうときは近くのコンビニに行きましょう。今は殆どのパチンコホールから徒歩圏内でコンビニがあると思いますが、コンビニに行ってA4コピーをするのです。10円入れて元原稿なしで白黒印刷。すると真っ白な紙が1枚出てくるでしょう。

パチンコビレッジの中で、言葉は無限に書くことができます。

言葉を伝えることができても、数式まではなかなか伝えることができません。さほど難しいとは思えない計算問題でも十人十色です。今日のお話しはBサとアウト玉の違いです。当たり前と思ってる人もいるかも知れんけど、案外この2つは識別できないと思います。頭の中がこんがらがってくることは誰にでもある事。されど物事の本質を理解できていれば、過ちは起きないでしょう。

根気よくやっていくしかないですね。

何度でも。何度でも。何度でも。何度でも

同じことを書きます。違う表現方法で。

理解して頂けるまで何回でも書きます。何百回でも。何千回でも書きます。

何故ならば

これがパチンコで勝つための「肝」だからです。

パチンコで勝つためには紙とボールペンが肝なのです。

計算問題が苦手なまんまではいくらパチンコをお勉強したところで大して上手くなりません。パチンコを始める時のまず最初の登竜門は釘調整だと思いますが、多くの人間は釘調整の見方が完璧ではないから勝ち組に入れないでもがいているとも言えます。そういう人達は、釘調整のマスターと並行して計算問題に取り組むべきです。計算に夢中になれば、オカルトへの誤った道に進む可能性も少なくなります。宝くじ、公営ギャンブル以外は

もっと言えば
(1)パチンコ
(2)麻雀
(3)トランプ
(4)花札

全て計算に強い人間が王者です。

計算に弱い人間が、勝負事で勝てるはずがありません。計算に強くなって下さい。

どれだけ計算問題を解いたところで

式に当てはめているだけでは一向に進歩しないし、ちょっと見方を変えて質問されれば頭の中が真っ白になるでしょう。言葉の理解が1番大事です。私が考えているよりもこの手のことは読み手に理解されていないようです。

然しながら、ゴーニィ塾においては

脱落者はひとりも出しません。皆が皆計算問題に強くなって、勝ち進めるようなことを願っています。今はただ。今は何でそんなことをやらなイカンのやって思うでしょうが、将来自分が勝っていられる存在になった時気付くでしょう。あの時真面目に計算問題に取り組んでおいて良かったと。今ここで落馬すれば恐らくは二度と戻ってこれないと思う。

だから真面目に私について来てください。

必ずやパチンコで勝てるようにします。

読者全員を
東大に合格させるのですよ。

何度でも何度でも何度でも

そんな歌があったな。ドリカムだな。

こみあげてくる涙を何回拭いたら伝えたい言葉は届くだろう？

誰かや何かに怒っても　理解は進まないから

何度でも何度でも何度でも　訴え続けよう

君の頭が理解できるようになるまで

悔しくて苦しくて　頑張ってもどうしようもない時も

君を思い出すよ

ボクはね。