海離れ
パチンコは難しい。昔はもっと簡単だった。回る台を追い求めて回る台を見つけたら1日ぶん回す。それだけで勝っていけたから、昔の方がパチンコは楽だったなあと感慨深い。その頃は情報が何もなくて回る台さえ打てれば勝てるみたいな考え方は古臭いとされていて、当たる台を掴まなければ勝てないという考え方が主流の中、当たる台は意図的に作られるというのが皆の意見だったから。回る台を見つける努力をしている人間が今とは比べ物にならないくらい少数派だったので
少数派に属する人間にとって
パチンコは天国だった。
何故私が少数派に居たのかは簡単。パチンコメーカーが如何にイカサマ軍団であったとしても、企業として商品を発売するに当たり1/300の台を1/240と偽ってやるかと言えばそんな事はないだろうと思っていたこと。パチ屋が遠隔操作をするといってもそれを証明する手立てはないのだから、確実に黒と言える物証がない限り疑いだしたらキリがないという事。確率とは同様に確からしいという事が条件なので、確率という名が付く世界に不正が起こることは殆どないのではないかと思っていたこと。それを立証するためには莫大なサンプルが必要だったので
特賞間回転数履歴を全部記録に残そうと思った事。
遊技台の大当たり確率を全部調べて、額面に一致するかどうかの検証を行うために紙と鉛筆だった。
20代の前半からそういう事を継続的に繰り返していると、自然と不正を疑う姿勢はなかった。自身の遊技記録から、世に出ている遊技機の仕様はほぼ額面通りだと知ってたから、石橋達也のイシバシ理論に依るまでもなくそういうことを自分でもやってたから。期待値というものを追いかけて何十年か経ったけど、今ではすっかり期待値至上主義に反する立場にある。これは遊技機の仕様にも依ると思う。今の遊技機は爆裂機しかないのだから一撃即止め戦法になっても致し方あるまい。こういうご時世で地道に毎日3000回転というのは
理にかなっていない。
もっと勝てるやり方は存在すると思う。地道な作業はパチプロと軍団だけに任せてりゃいいのさ。俺っちは短時間遊技ONLY。
昨日の遊技台はまさにその点をあざ笑う典型的な日だったと思う。大海5は深く追ってけない。回ってる時期もあるけど、回転ムラで1000円当たり13、14の世界が続くこともあるから。5000円で70とか言われると、とてもじゃないけど期待値を追い求めるのは難しかろう。無論均して18/Kならば期待値が出ることを知っている。でも平均18でも下13の台を終日やるとなると躊躇する。ていうか多分やれない。大海5になってからはそんな経験ばっかりである。
等価ボーダーが16/Kなので
等価店で18/Kならば確実に期待値は出る。ならば終日追ってかなならんのだけど、この程度の台を深く追った経験が1度もない。故に難しい。ボーダーを超えてても容易に打ち続けることができないのが今の海の現状であり難しさでもある。大海5は殊更その傾向が強いと思う。もはや軍団しか勝てぬ遊技機になってんじゃないかな?
昨日の台をヤメる時、絶対にやめてはならん台なんだろうなと思いつつ遊技を継続することができなかった。等価で13000発というのはそれほどまでに価値が高いけれど、2000円の投資で52000円も貰えると思うとその楽園状態を手放してはならないという気持ちに勝てぬ自分がいる。継続すれば飲まれる危険性もあるからヤメてしまうんですけど、こういうとき回転率はかなり重要で気持ちよく回ってる時にはさほど気にならんけれど大海5の回転ムラだけは許しがたいものがある。
5000円で120の世界と
5000円で75の世界が同居する。
大海物語5を考えた人間は、このような葛藤はないと思うけど、機械開発というのは本当ならこういうことまで考えて欲しい。営業割数、営業ベース、営業スタートと打ち手の心理状況。ボダ割れなら14、15/K。ボダ付近でも16/K。天国状態でも18/K。これで朝から晩まで回してみい。一体どれほどのストレスと苦痛を味わうか考えたことがあるのか?機械開発はストレスの研究もやって欲しい。
今現在最も難しい。それが大海5である。
昨日の反省を踏まえて同じ店、同じ機械。台の候補は色々あるが店に入って釘を見たときにほんの僅かな違和感があった。締まってんのか締まってないのかの判断が難しい。二人組の軍団がこの島に来てお姐さんの方は昨日と同じ台に居座り遊技を開始すぐ当たった。この時点で私も昨日と同じ台に陣取り投資を開始するが様子がおかしい。明らかに昨日より回らない。
15
18
14
18
20
となったところで台移動しようかと考えたけど、台移動はこの前やっちまったしなあ。1日1台の原則がそうそう簡単に破られて良いはずがないと心に誓って我慢する。二人組の男の方が左角番に居座り7000円で122回転で止めて行っちまった。やっぱり今日は締まってるかもしれん。ほんの僅かな調整がスタートに及ぼす影響は小さくないので私とて疑い始める。昨日は6.5だったのに、今日の5000円が85。
ところがこの後上向きに転じる。
26
25
23
20
24
この時点で昨日と同じスタート。杞憂だったか?と思う間もなく悪魔のような下ムラがやってきた。こうなると辛い。隣のお姐さんは朝イチ30回転で単発ののち、228回転で止めて行ってしまった。いよいよ怪しい。昨日まで台を占拠していた軍団の二人が朝イチ早々に諦めて帰るということは回ってないと感じたんでしょう。俺もそう感じる。
5000円単位
85
118
90
82
となって今日はこれまで。3万円まで打つ必要がないと思ってここでヤメ。
そう思った最後の回転で33が走りやがった。玉はなくなっていたのでお金を出そうかと思ってたら、近くにいた常連さんがその姿を見て助け船。20個くらい持ってきてくれたので助かった。勿論その玉は倍にして返したけど。
カメ、カニ、エビ、ハリセンボンと揃って4連チャン。その時短中88回転でノーマルでサメが止まる。この台は昨日からノーマル当たりとか走りとかばっかり。当たっても当たらなくてもここで止めようと思ってたのでここでの5連チャン分の玉は有難い。それが6710個にしかならないのが辛いけど。昨日から思ってるけど、T1Yが全然取れないし玉減りもそこそこある。故に1340しか取れないんですけど、前任者の履歴を見ると4連チャン5200とか5300なんでこの台は駄目なんでしょうけど、もっと出玉を獲れる台もあるのでこの台だけが駄目なのかもしれぬ。ここが7000個位獲れてればもっとやったかも知れんけどな。玉減りと回転ムラを考慮すると
NOという判断だった。
突然9回転ってのがあって。それから9、15、18、19、17、14、14ってなったところで諦めました。この台は無理と。でも思うに昨日の6.5はたまたまではないかと思う。昨日は上ムラから始まって、今日は下ムラから始まっただけ。
昨日と今日の数字を比較すると昨日は6.53で今日は6.12。釘締まったと感じる人もいるだろうけど、恐らくこの台は昨日と変わってないんじゃないかな?回転率の違いは単なるムラだけで、昨日の台のBサは僅か2218個。なので昨日の台をあのまま打ち続けていれば昨日だって6.1くらいだったんじゃないだろうか?
釘変わってないと思う。
故に大海5は難しい。回転ムラがあまりにも激しいので、ちょっと打っただけでは回転率は見極められない。何度も通う店っていうのを作らないと大海5のスタートは理解できないと思うけど、等価店での遊技なら尚更昨日と同じかどうかで迷うこと多い。締まってなくても回転率が落ちたと疑心暗鬼になる事しばしばで本当のことを知るにはやっぱり、長時間遊技が必要だった。昨日あの後13000個を全飲まれする気で遊技すればもっとちゃんとしたことが理解できたと思う。回ったように感じた時期もあるけど、全然ダメな時期もあるので均してみれば6.1程度。等価の大海5ではやはり6.5という大盤振る舞いは期待できない。だから昨日早く止めたことが今日の失敗に繋がってるのだ。
パチンコ。疲れた。しばらくやりたくない。GWの厳しい環境。大海物語5を等価で打つこと。容易ではないと思いながら後悔の念が残る。悔しいけれどこんなパチンコを打っているようでは先はないな。
昨日あのまま遊技してれば575回転10連までは取れたと思うけど、その後の730回転4連まではやれないと思う。ここは精々300から400で止めてるだろうから昨日の時点では5万円の勝ちが66000円の勝ちになっただけでそれほど影響はないかも知れんが、そこまでやれれば回転率の見極めはしっかりできただろうから、今日はこの店には来てないかもしれないし、来て同じ台を打てば6.1しか回らん台という
腹はくくれる状況にあった。
昨日より締まったという疑心暗鬼な気持ちになることはないので、結果は違ったはず。本日の遊技であれば165回転の12連まで遊技するのはそれほど難しくはない。375回転、否2万円の投資で止めようと思ってればカメの走りで5連チャン。あーボロ負けせんで良かったわーという考えに支配されることはなく、2万円の負けで良いから全飲まれ帰りを肯定したかもしれない。
6.1でも等価環境なら期待値はあるのだから追い続けた可能性は高い。
だから昨日早上がりするから全てが消極的な姿勢に向かう。
気持ちが遊技に向いてない。
日頃から短時間稼働ばっかりやってる悪行が全てウラメに出た2日間だったと思う。それを反省する気はないけれど、それほどまでに大海5を等価でやるのはムズイってこと。この機械で遊技するのは本当に難しい。全てはあのプラスチックのせいだと思うけど、それを意図的に考えたのだとしたら三洋物産の機械開発の人を恨むしかない。
107400円勝てる機会をたった56500円の勝ちで腐らせた。
そういう事になるけれど、この場合のきかいは機械ではなくて機会。しばらくパチンコやるまいかと思う。あまりにもパチンコのセンスがないもんで家にこもってしばらく研究するけど、大海5との付き合い方はまことに難しいと知るべし。
5月4日と5月5日の2日間でした。
結局ゴールデンウィーク(5月)はこの2回だけ。あまりにも不細工なパチンコ打っちまったんで、自分に対する戒めとして5/6は最初からパチ行かず家にこもってましたが、大海5を等価環境で遊技するときはこの程度の回転ムラは有り得ると思わんと駄目だと悟りました。今まで6.5程度の大海5も打った事はあるにはあるんですけど、大抵は6程度で終わることが多いのでこの機械だけは信用できん。そして6で終日追いかけることは今までやったことがないので、ボーダーラインを超えてるからと思っても6なら多分挫折するでしょう。
スタート6は18/K
18といっても必ずそのペースじゃないんでね。
5000円で120と70くらいの回転ムラがある世界。
9
15
18
19
17
14
14
ってなったら7000円で106。これを経験したら大抵の人間は止めたくなると思うんですけど、それでも追ってかな如何のが大海5。7000円で100の海を打つ時代がくるとは思わんかったけど、こういうことが海が離れていった原因だと思いますね。期待値だけで追ってける人しか遊技して貰えないのが今の海であり、そうさせたのは三洋の機械開発。だからこそ海は難しい。
海離れを推し進めたのは
悲しいかな三洋の人間ですけどね。