遊技台を捨てるとき
記事のジャンル分けにつきまして今回保存版カテゴリーを見直し本当に大事なものだけを「最重要記事」と認定し、それ以外の保存版を「まあまあ重要記事」に格下げしました。保存版として書いてきた記事はパチンコをする人であれば皆知っておかなければならないと思っているので、記事の内容には其れなりの価値を求められますが、ここ最近書いてきた保存版記事の内容にはそれほど価値がないものが多く降格にした方が良いと思ったという事ですね。読者様から1番多く望まれるものは決まって昔のパチンコってどうだった?的なものであり、其れにこたえたのがアメリカンドリームという記事なのですが、本来このような記事は本当に重要とは言えず???が付くようなお話しだと思うので記事の格下げです。計算問題は最重要ではないと思える記事もいくつかあったので「まあまあ重要」という位置づけに格下げにして、本当に重要なものだけを「最重要記事」として1番上に置いておきます。そうすると全部で21個という事になりましたが、これから先はこのような記事を取り上げるかどうかは自信がありません。既に読者の為という錦の御旗は降ろしてしまった身なので、今までのような献身的な記事は難しいでしょう。パチンコをする人ならばこの「最重要記事」だけは是非とも目を通して頂きたいですが、其れを読んですぐ理解できることが勝ち組の証と思っています。
まあまあ記事に関しては、ちょっと無理があるロジックも散見されたので格下げが妥当という判断。数字に対する考え方はやはり難しいものがありまして、ここで取り上げた内容は読まない方が良いってものもあると思いました。単純に絶対必要な計算問題であれば「最重要記事」に残しています。元々は未分類項目⇒保存版⇒最重要記事。脈々と受け継がれるパチンコビレッジの為になる内容というのは数少ない稀少記事として置いとくのが良いでしょう。
長年パチンコをやってますけどEVA15ほど遊技台の個体差が出ないのは珍しいと思ってて、其れが受けた一因なんだろうって考えてるんですけど、これは遊技客のみならずお店側としても余計な神経を使わなくて良いので有り難いと思うんです。個体差とは勿論スタート率の事。
釘調整が簡単ってことですよね。
島単位で確率のバラツキを分析して20年以上が経過しました。従って確率のバラツキがどの程度なのかってことは他の人よりも経験値で詳しいと思うし、理論値で追っていっても割と私は詳しい方だと思います。遊技台の個体差がない方が私にとっては都合が良いし、軍団にとっては都合が悪いです⇒当たり前です。回転率だけの良いとこ取りをする時代から、確率の良いとこ取りをする時代に変わりつつあると思ってるんですけど、期待値だけがパチンコで勝つための唯一の手段であるという考えは、多分間違っています。
多分としか言いませんし
極論は避けますが
世の中に絶対というのが成立する世界は極めて稀だと思うから、答えはひとつとは限らないが私の口癖です。
確率のバラツキを考える人間は、同じ確率の遊技機が30台あれば30台とも同じスタート率であって欲しいです。その方が遊技する機会が増えると思います。この場合同じスタート率は毎回ボーダーを超えるが条件なので一般的には有り得ない話ですが、ラチチュードの広い営業ってのはそういう現象が有り得るんです。
尖った営業よりもラチチュードを重視する。
既にこういう考え方の元私は新しいパチンコ人生を歩み始めていますが、一般的な還元日営業を狙うパチンコからラチチュードの広い営業を狙うパチンコへとシフトさせました。そうなった場合、台毎の個体差が重要なテーマとなるんですよ。去年の年末に一旦はしまった釘ですが、またぞろ復活の気配という事で再び動き出します。去年2回ほど遊技してるけど、回るんか?回らんのかがイマイチ分かり難い台。そろそろ答えを導き出そう。
そう思って出かけたけど結論から言うとこの台は回らなかった。
10
21
19
22
という事で1000個投資で72回転。ダメかあって思ってるとお次の1000円で33。つまり105回転でまだ分からない。回りムラの酷い台、横スタの悪い台という事はこれまでの2回で承知してるけど、この台が永久にダメかどうかというのがまだ分からない。
5000円単位では
105
77
85
108
まだ分からないって勝負を継続したが最後の1250個が87回転となった時点でケツを割った。この台はこんなもんしか回らんのだろう。横スタは最悪。上はかなり良いので其れが回転率の補正に役立ってるけれど、横が悪い台はなかなか深く追っていけない。いつもは7500個落ちまでやってくけれど今日の遊技台は回りムラの酷さに耐えきれずその手前で断念。この台を今後打つ機会があるのかどうかについての議論が本日のテーマ也。
朝イチ462で放棄。2025年初っ端の朝イチ嵌り日となったが、今年もやっぱり朝イチ嵌りは多いのか?追えば自力1500で8万のマイナスだから朝イチ捕まった時はの内容通り散々な結果。返す返すも長時間遊技なんかしなくて結構毛だらけ猫灰だらけだと思うけど、そんなことよりも今日の遊技台は回らなかったからダメ。なしてこんなに回らんのかって思いながら帰宅したので、過去を振り返って反省しよう。
今日打った台は去年の10月、12月と今年の1月。
この日も全然回んないという印象だったけど19/Kあったってことがあとで禍根を生む。
去年の12月。初っ端20/Kペースだったのに終わってみれば19/Kペース。最初の3750個とその次とでは
1.5万投資⇒305回転
1.5万投資⇒265回転
問題はこういう事でしょうね。最初は20.3/Kペースだったけど、後半の15000円では17.6/Kしか回っていない。この日の前半と後半のジキルとハイドがこの後の結果にもつながっている。結局回らん台なのねってことが分かる。
これがこの日の遊技結果也。18.5/Kレベル???
3日間ともポケット入賞回数を数えてたのは最初だけなので実態は分かりません。だから数字の誤差があると思うんですけど、例えば12aってのはスタート率が14.07ってのは有り得ないですよね。最初の15000円は良く回ったけど、次の15000円は全然回ってないから。このような場合はポケット入賞率を信頼度ありとみて数字を補正しようと思いました。3日間ともポケットの入賞率だけを「正」とみて数字を補正すると
10aのスタート率16.00⇒15.20
12aのスタート率14.07⇒14.98
1aのスタート率15.98⇒15.43
スタート率、ポケット入賞率どれかを正として計算するしか方法がないけれど、スタート率は12aをみて分かるようにバラツキが大きすぎるので、今回はポケットだけを正として計算の補正を行いました。
そこでこの3日間の結果を合計すると
3日間を合計するとアウトが18005でヘソが1185なのでスタート率は15.2ってことが分かる。
結局この台は去年の10月に打った時から大して回ってなくて、その日が15.2で3日間の平均値も15.2だから、この辺がこの台の実力ってことになるのだろう。特に酷いのは12aの時の前半と後半の違い。305回ってたのが265まで落ちたってことが深刻な問題で、この台は今後遊技すべき台じゃないという結論が出ました。普段から短時間遊技ばかりやってるからこういうのに気付くのに時間がかかるんですけど、例え長時間遊技をやったとしても回転率のバラツキもあるから、たった1日だけで判断するのは良くないですね。やはり3日間くらいの平均値を取らないと正確な数字は掴めないから、これで良かったのかも知れない。短時間遊技、長時間遊技どちらの条件でも1日の結果は誤差大有りなので此度の結果を持っての結論といたします。
因みに上の数字で1000円スタートを出す場合
1185÷18005×250とはやらないように
1185÷15762×250⇒18.79/Kが正解です。
18005はアウト総数で、Bサは15762です。
スタート率は18005÷1185で15.20
ポケット入賞率は18005÷209.3で86.0
1000円スタートは18.79/K
多分この店のポケット入賞率はもっと低いと思うから18.79ではなくて18.5/Kくらいが正解だと思うんですよね。となるとボダ割れの可能性も出てくるので、この台は過去履歴に関係なく、今後一切の遊技を打ち切ります。島単位の誤差が少ない遊技台だと思ってましたが今回遊技した台のように打てない台が出てきますね。
EVA15のスタート率15.20はかなり悪いレベルです。
然しながらこの程度でもポケット次第では還元対象になることもあるようで、この辺の解釈は店によってまちまちです。つまりポケットの入賞回数を数えておかないと1個賞球機では勝てる台なのか?負ける台なのか?の判断がつき難くなりパチンコでは勝てない人間になってしまいます。去年まで通ってたお店では概ねスタートは殺すけど、ポケットを潰さないという事で還元してました。ノブさんをはじめエクセル連中が大挙して押しかけてたお店の事ですけど、そのお店では末尾でもスタート率15~15.5くらいが当たり前だったので回転率はあまり良くなかった(ヘソは開いてなかった)んですよね。其れでもポケット入賞率が1/50くらいあったから何とかなったという次第。このお店がどこか分かる人は
ノブさん
おつまみさん
ビッグドリームさん
エクセルのお姉とその旦那
くらいだと思うんですけど、ここは本当にヘソは開いてなくてポケットで回してた。
ならばスタート率が15.20と仮定して
ポケット入賞率が1/50の時⇒1000円スタートがいくらになるのか?
ポケット入賞率が1/100の時⇒1000円スタートがいくらになるのか?
分かりますか?計算できますか。
現在のパチンコはヘソの賞球数とポケットの賞球数しか通常時のベースはありませんから、これ以外のアウト玉は全てサンドから出た玉です。
サンドから出た玉⇒売上玉か持ち玉か貯玉
ヘソ⇒入賞回数×1
ポケット⇒入賞回数×5
これで全ての計算ができるはず。そこで上記の計算をしてみましょう。
ヘソの入賞回数をa
ポケットの入賞回数をbと置いて
abの二次方程式を解きます。
<1万円の玉がなくなったとしましょう>
アウト玉の総数をヘソで割るとスタート率だからこれを15.2として1式作ります。
アウト玉の総数をポケットで割るとポケット入賞率だからこれを50として1式作ります。
両者の二次方程式から
bが51.24となりaが195でした。
つまりポケットが元ゲージのままなら15.2でも19.5/Kとなりボダ超えです。
同様に
<1万円の玉がなくなったとしましょう>
アウト玉の総数をヘソで割るとスタート率だからこれを15.2として1式作ります。
アウト玉の総数をポケットで割るとポケット入賞率だからこれを100として1式作ります。
両者の二次方程式から
bが24.37となりaが185でした。
この店ではポケットの入賞率が100前後であるから、この台は18.5/Kしか回らないので遊技できないという事です。
できるだけ同じ条件の日に
3回くらい遊技しないと、回転率を求めるのは難しいですが、ワイドラチチュードのお店であればこのようなことは簡単に求められます。従って同じ釘調整による遊技台の個体差がどれくらいあるかも求められるのですが、今回遊技した遊技台では
如何なる過去履歴であっても今後は遊技しません。
ワイドラチチュードという事は特定の日であっても釘を開ける可能性は低く、この台が納得できるだけの回転率を示すことはないだろうというのが私なりの見解ですが、其れとは反対に良い方の遊技台の検証も今後は行わないと駄目でしょう。EVA15に限らずどんな遊技機であっても本来はこのような検証を重ねてから遊技に立ち向かうというのが正論のような気がします。
分かってると思ってても分かっていない釘調整
分かってると思ってても分かっていない回転率
横スタと上スタの相関関係
横スタの台毎の個体差
分かってる振りをするだけの客は凄く多いけど、皆が皆このような検証を行ってるとは思えない。また今日書いたようなことは今日の内容を読めば簡単に分かると納得するんだけど、実際にホールに行って遊技した後、ご自分で計算なさると大抵の人は計算できずに悩むのでご注意召されよ。実践で何度も何度も練習を重ねて、ご自分で計算を行って初めて納得できるロジックです。その積み重ねが大きな利益を生むと思って精進して頂きたいです。
このような二次方程式は私なら、そんなの簡単やんっていうレベルなんすけど、其れでもこの手の話には個人差あるようで、分からないとか難しいとのご意見も頂戴しそう。だけど其れを乗り越えないと先が見えない。パチンコとはこのような事を追及していくギャンブルなのだから。