いよいよECOパチンコの時代が始まります。年末には初号機が出るらしいですが詳細はまだ分かりません。パチンコ台に遊技釘がなくなる時代はもうすぐ来ようとしているし、今からそうなったときの準備をしなくてはなりません。果たして天下一閃や天龍やウルトラジャンボに如何ほどの価値があるのかってことが議論の対象になるでしょうし、将来なくなることが分かってる遊技機に力を入れるのは愚作ではないでしょうか？今までアナログ機をあんまし遊技してこなかったのは、釘調整がなくなる方向に動いてる業界の流れを感じ取っていたということと無関係ではないでしょう。短期的に面白さの追求とか、金銭への変換を求めるのであればベリーグーですが、ことによったらこれからはアナログの時代だとかを言い出すライターさんも数多くいたものですから、時代錯誤も甚だしいお話です。私はそんな人達のことを「阿呆ちゃうか」と冷ややかな目線で見ておりました。今年は端境日の稼動を埋めるためにアナログを打とうと考えていた時期もありましたが、ECOパチが本格始動したというのであれば、やはりアナログに対しては今までみたいに超消極姿勢に戻そうかと思います。アナログで勝てる技術を身に付けたとしても、それは将来の役に立ちません。釘調整がなくなったとしてもパチンコ・・パチスロで勝てる技術を追求するのが私の使命です。

ダイイチの直営店内にこんな告知POPが置いてあります。事の真相は兎も角、厳しい時代になるってことは間違いないでしょう。北斗無双も終わり。沖縄も終わり。冬ソナも終わりだよってのがあと1年半後にやってきます。そうなったらJAPAN2とか暴れん坊みたいな奴ばっかしになるので、殆ど勝ち目がない。もはやパチンコはこれまでかといわんばかりの状況に陥ってしまいます。果たして我々パチンカーはこれからどうしたら良いのでしょうか？新基準になると16R⇒が10Rになってしまうのがかなりこたえるのですが、それよりももっとキツイと感じるのが、10時間の出玉テストで出玉率133%未満じゃなきゃ駄目だよっていう項目だと思います。単純に出玉を削られるのだから、連チャン率を高くすれば良いと思うのですが、それでは10時間テストに不合格になってしまうからです。200%近くまで可能だった性能が130%程度まで抑えられてしまうとキツイですね。もはや1日に10万円勝つってことは夢物語になりそうな雲行きですが、このような暗黒時代の中でもあっと驚くような出玉性能を有する遊技機が出現いたしましたのでご報告します。

新基準機になって史上最高の遊技機
豊丸産業から発売された、Pロードファラオという遊技機です

大当たり確率1/320
確変64%で5連チャン1セット（終了後時短ナシ）
単発36%で時短ナシ
単発確変共に初当たりは1100個の出玉

上記2つの画像は、とあるパチンコホールでとある軍団の幹部の方が、1週間追い続けた遊技結果です。連日2万個以上の勝ちが延々と続く爆裂っぷりを記録しました。8日間で圧巻の20万個勝ちです。この人は9万×8日=72万円くらい勝っております。否、正確に申しますと2日前ってところが日曜日なので、この日だけは一般の遊技客の記録で、それ以外がこの打ち子さんの実績となります。にしても凄い数字です。レンジと書いてある数字はその日の最高出玉のことなので、実際にはそれよりも凹んで終わってる日が多いです。実際の最終的な出玉結果は以下の通りです。

7日前 18,000
6日前 15,000
5日前 30,000
4日前 19,000
3日前 20,000
2日前 19,000
前日 37,000
当日 45,000
SUM 203,000

単位はいずれも個数なので、この台の1週間のデータとしては、客の72万勝ちとなります。この台の遊技性能を簡単に申しますと、確変と単発の割合が64：36で初っ端の大当たりはいずれも1100個ほどの出玉があります。単発を引けば死ねる台ですが確変を引くと1100個の出玉の後は550個が4回続くので3300個の獲得ですが、5連チャン終了時に究極審判があり、ここで1/1.95の壁を越えるとそこから更に550個×5回のワンセットが続きます。確変突入率が50%の台で確変を引く度に2700個を獲得できるようなイメージです。従って出玉が2700個ある海物語みたいな奴なので、確変終了後の時短はないというものの出玉の安定感と爆裂っぷりはなかなかのものです。確変率50%の台でも5連チャンとか6連チャンくらいはザラだと思いますが、5連チャンだと25連チャン。6連チャンだと30連チャンということになりまして、実際の遊技データでも20連チャン以上は珍しくありません。 

簡単に20連チャンくらいはする台であります。 

この台は一般の土日ユーザー向けの台ではありません。導入台数は少ないから、クギの開け締めはほぼありませんので、ボーダーライン割れで万年釘でしょう。従ってこの台で勝つためには、回りグセの良い台を掴めば連日終日その台を追っかけられる人に限られると思います。ズバリ軍団向けの台ですね。個人でやるのはしんどいけれど、組織のお金で遊技できるのならこれほど都合の良い台はありません。1日平均9万の勝ちを8日間ぶっ続けで遊技できる台なんて今までありませんでした。いつもは土日ユーザーに向けた情報発信ですが、たまには軍団の人たちに向けたメッセージも良いでしょう。この台を遊技してた人は、私がパチンコ三洋時代に知り合った人なので結構付き合いは古いのですが、その組織の中ではかなり地位が高い人だと思います。オープン初日には私の近くで冬ソナを遊技してたんです。ところが冬ソナが食えないと見ると、ロードファラオに目を付けてそれからはずっとこればっかし。その判断が功を奏しての72万勝ちですから素晴らしいの一言｡この人は組織の一員なので9000円×8日しか手に入らないのですが､この組織の運営には大きく貢献したと思います｡軍団が存続するためには､こういう有能な人材が欠かせないし､軍団の頭としては嬉しいでしょうね｡経営は以前よりも苦しくなってるので､この組織は人数を減らして戦っているのですがこういう台を掴めばそれだけでかなり経営が楽になる｡組織の一員として戦っているということはこういうことだなあとつくづく実感させられました｡甘デジでいくら稼いだとしても､他のメンバーまで食わしていける金額にはならないのでたかが知れてます｡個人でやる分には､甘デジでも十分ですが軍団でやるとなるともっと大きい稼ぎを目指すべきなのでしょう｡

大当たり確率
1/320⇒1/243.2
確変突入率
63.6%⇒71.4%
確変継続率
51.3%⇒62.3%

大当たり確率、確変突入率、確変継続率全ての項目において、額面よりかなり上回ったということが勝因なのですが、それぞれの数字を見るとどれもありがちな数字。それが同時期に全部上にぶれたということが72万勝ちにつながりました。ここまでくると羨ましいというよりかは、おめでとうと称える気持ちの方が強いです。今回ロードファラオのとある台に着目して思いました。パチンコ規制、のめりこみ対策、ギャンブル依存症対策で散々いじめられているパチンコ業界ですが、目の付け所次第では大きな利ざやを獲得することができる。遊技台に対する先入観を持っていたのでは大きな魚を取り逃がしてしまう。題材に対するこだわりや、液晶を主役とする演出に対するこだわりはアホくさいと改めて感じました。海や北斗だけが勝ちやすいパチンコ台ではない。これからは新規則に対応した遊技機ばかりになるのでどうしようかと思っていたところのビッグニュース。ロードファラオについては、土日パチンカーが手を出すにはちょっと荷が重いですが、軍団という立場で戦っている人ならどの台よりも先んじてこの台を狙っていくという発想が必要かと思います。私としましてもチャンスがあれば狙っていきたいですし、この手の台を一番狙いやすいのはグランドオープン。なので数ヶ月先になるであろう盆休み商戦には、ロードファラオの遊技検討をやらねばならないと思っているところです。

PS

この機械が本当に10時間発射テストに合格したのでしょうか？10時間で133%未満の出玉率という基準に収まっているとはとても思えないです。1日平均9万円の勝ちっぷりを8日間連続で継続するという離れ業は、今の厳しい遊技機条件ではちょっと考えられないですね。北斗無双や沖縄4でもこんな勝ち方できへんで。クギの動きが極めて少ないのがこの手の台の特徴。然しながら回りグセの良い台にめぐり合えば、万年釘でも長期間戦える。クギ調整が無い時代になってもこのような遊技台であれば、十分勝っていけるのではないでしょうか。

Pロードファラオが素晴らしい遊技台であることは間違いありません。