毎日毎日
6/3にUPした記事の続報です。さてどうなったでしょうか?
凡人発想の頭では絶対に書けないような記事だと思うけれど、マジで俺ん様はこういうことを書くのが好きやなあって思いながら書いてたのがこの前のことですが、あの話には本当に重要なことがいっぱい書かれていてその中でも最も重要なのは
台粗があるってことですよね。
23日間で130万負けた台があるってことですが、こんなとき人は必ず一時的に130万負けることがあるんなら、一時的に130万円勝つこともある。だから爆裂機は止められないってこと。でもこれは大間違いのこんこんちきで実際には負けはあっても勝ちはないんです。それは何故かというと
※こんこんちき⇒狐のこと
遊技機には必ず台粗があるから。
良心的な店と台で1日に1万円。ちょっと多めに利益取るなら1日に13000円くらい。それ以上取るとほぼ客は付かなくなるんで、エヴァンゲリオンの場合は台粗1万円くらいって事が多いと思います。台粗を取り過ぎると客は離れるし、少なすぎると営業できないけれど、エヴァのようにフル稼働してくれる遊技機なら1万円くらいでやったろうかというお店は少なくないでしょう。という事はやる前から既に勝負は決まっていて
ひとつの遊技台は1年間で
1万円×360日⇒360万円は負けるってことですよね。
1か月で50万円負けたといっても
(1)スタート負け⇒30万円(台粗)
(2)確率負け⇒20万円(欠損)
50万負けたと大騒ぎしても20万ツカなかっただけですからね。
年間360万円負けるのが当たり前だと考えるとパチンコで勝てない勝てないと嘆くのもうなづけるというもの。昔タイホウ熱田店で中カドおばちゃんが年間200万円負けてたけどそれも納得。彼女は同じ台しか遊技しないのだからその台の台粗分だけは負けることになります。中カドおばちゃんは年間360日かけることの平均で1日に9時間くらいの遊技ですから250万円くらいは負けて当然。それが200万円の負けで済んでたということはタイホウ熱田店がかなり良心的なお店だったからですね。ですから年間100回パチるサラリーマンの方が毎回フル稼働すれば年間100万負けることになるけれど、実際には半日稼働くらいで終わってんだろうから
(1)サラリーマン年100回半日稼働⇒50万円の負け
(2)中カドおばちゃん年360日の7割稼働⇒200万円の負け
これはもう当たり前のことなんですよね。
ですから負けるのが嫌な人間は、月に3~4回あるお店が負ける日だけ出向いて行って期待値稼働。そうすればボロ負け回避どころか、パチンコやパチスロで勝ってしまう人間も現れるわけ。これを複数の人間で束になってかかるというのが軍団の正体です。従って僅か23日間で130万円も負けてしまった台がどうなるかといっても劇的なV字回復は難しいでしょう。
23日間で130負けの内容
(1)スタート負け23万円(台粗)
(2)確率負け107万円(欠損)
どこまでいっても1日1万円負けるというのは永久に変わらないので、この台がその後の23日間で額面通りに当たったとしても
額面通りの23日間
(1)スタート負け23万円(台粗)
(2)確率負け0万円(欠損)
(3)トータル⇒23万円のマイナス
前半の23日間とは真逆に当たった場合
(1)スタート負け23万円(台粗)
(2)確率勝ち107万円(余剰)
(3)トータル⇒84万円のプラス
どう転んでも130万の勝ちにはならんと思いますが、台粗という概念を持たない人はこれさえも理解できていません。84万円でも戻ってきたら万々歳だとは思うけど果たしてどれくらい余剰を貰えるかな?23日間で凹んだ確率が次の23日間でピッタリ帳尻があうと思うのは虫が良すぎる論理だと思うけど、池田理論ではこうなるとのこと。確率が大数の法則に従うのは間違いないけれど、23日間プラス23日間。つまり46日間で帳尻が合うほど当たってくれるのかは甚だ疑問。大数の法則に従うというのはもっともっと数多いサンプルが出そろって初めて数字が近づくのではないかな?ってのが今まで経験してきたことなので、実をいうと最初っから
池田理論が通用するとは思っていないです。
そんな話が通用するとは1ミクロンとも思っていないです。今まで散々土日パチンコで土曜日に嵌った時は悔しいから日曜日も同じ台を打つってことをやってきたけれど、それで功を奏したのは数えるほどしかありません。大抵はギャフンと言えば龍角散なので土曜日に大敗して2日連続で同じ台を遊技すると土日で二桁負けでしたわ。そんなことを何回も経験してるんで今更ジローなんですけど、それでも瞬間的に130万の負けはあまり見たことがないから今回はそれに注目し、記事に取り上げてるんです。標準偏差の2倍くらいなら目くじら立てないけど、それが3倍クラスになるとその後どうなるのかは気になるから。
それでは参りましょう。後半の23日間です。
1から23日目までの大当たり確率
低確率⇒1/425.6
高確率⇒1/109.8
これがその後の23日間では
低確率⇒1/394.2
高確率⇒1/90.0
結構挽回してますね。46日間トータルの数字では
低確率⇒1/411.3
高確率⇒1/97.1
1番問題だと思った高確率中の当たりが39日目辺りには限りなく1/100に近づいていますので回復してるように思います。低確率も高確率も額面の数字に近づいているので、大数の法則に従っているのは間違いないでしょう。確率がある限り必ず大数の法則には従います。確率が上向いた感じなので収支は挽回できたでしょうか?
前半の23日間⇒1勝22敗
後半の23日間⇒11勝12敗
かなり改善の兆しが見られます。
これをスタート勝ち負け・確率勝ち負けで見ると
前半の23日間
スタート負け23万円(台粗)
確率負け107万円(欠損)⇒合計130万負け
後半の23日間
スタート負け23万円(台粗)
確率勝ち39万円(余剰)⇒合計16万勝ち
挽回してるように見えますが、実はコレ等価環境だったらのお話。実際には換金ギャップがあるからもっと悲惨です。
こちらが正しい数字。当然負ける時は差玉×4だけど、勝つ時は差玉×3.6だからどう考えてもお店に有利な仕組み。
500円で1万個出て全飲まれ。買い足し39500円でも当たらずだったら
売上玉10000個
Bサ20000個
差玉マイナス1万個⇒4万円の負け
なれど
500円で1万個出て全飲まれ。買い足し39500円で当たって2万個交換したら
売上玉10000個
Bサ20000個
出玉30000個
景品玉20000個⇒32000円の勝ち
負けた時はデカイけど勝ったときはやや小さいは当たり前。
となると
前半の23日間⇒130万円負け
後半の23日間⇒7万円の勝ち
46日間では⇒123万円の負け
結局はボロ負けしたことには変わりない。ほぼ挽回はしていませんね。
どこにお宝があるん?
1日平均26700円ずつ負けるってのは凄いけれど、実際にはその内訳には1日1万円の台粗と換金ギャップが含まれております。台粗と換金ギャップがあるせいで容易には挽回できないと思いますが、台粗ってのは換金ギャップを計算した上での割り出しだから実際には台粗だけと考えても良いでしょう。この台粗がクセものでなかなかお金が戻ってこないんですわ。
数字を見てると高確率は最初悪かったけどその後回復に向かい39日目には額面を捉えてると。それとは別に低確率は最初の23日間が1/425.6でそれが終わって見れば1/411.3なので戻りが遅いと見る人がいるかもしれません。1/100と1/320があったら1/100の方がが額面に近づくのが早いと。
高確率
前半の23日で1/110⇒最終46日で1/97
低確率
前半の23日で1/425⇒最終46日で1/411
1/100よりも1/320の方が変化が小さい。
確率分母が小さい方が動きが早い、変化が早い、額面に戻りやすい。だから此度の46日で123万負けたのは低確率がたまたま悪かったからだと。低確率の当たりの鈍さが最後まで尾を引いての大敗であったと分析するかも知れませんね。然しながら今回の46日間の大敗を今まで提示してきたデータだけを見て分析結果を出してしまったんでは正確とは言えません。何故かというとこれまでの数字の羅列にはかなりの誤差が含まれていてその誤差を埋めるようなロジックがないからです。
(1)言うまでもなく単当たり後の時短中の当たりが不明です。
(2)RUSH突入後の163回転駆け抜けデータが不明です。
このふたつをある程度計算しておかないと駄目なので少し数字を補正してみます。
冒頭の画像データから累積RB230が見て取れます。初当たり230を指し示す数字ですがこの中身を分析すると
(1)2連チャン以上が131回ありました。
(2)1連チャン当たりが99回ありました。
131、99、230という数字から実際の数字に迫ってみたいと思います。
41対11対59という内訳から時短引き戻しはRBの1割というのが分かります。累積RBが230ですからそのうち23回は引き戻しがあったとみると、初当たりの回数は230+23で253回となります。初当たりの回数は見た目よりも全然多いだろうなというのは誰でも分かるかと思います。それが23回くらいだろうというのが上記計算によるものです。
もう1度41対11対59という数字の内訳から、RUSH突入率は(11+59)÷111⇒63%ということが分かります。エヴァンゲリオンのRUSH突入率を70 %と見る人は時短中の引き戻しを初当たりとみなしていないので230×0.7=161回という見方です。私は1/320で当たった回数を初当たりとみな しているので
253×0.63⇒159回がRUSH回数です。
実際には2連チャン以上は131なので159引く131⇒28回は即死があったと判断するわけです。
引き戻し23回⇒平均回転数52×23は1196回転
RUSH即死28回⇒28×163は4564回転
このふたつが非常に重要な数字です。
高確率は最初1/122から徐々に当たり始め最終1/97まで当たったから額面以上に当たったと思われがちです。ところが実際にはそうではありません。高確抽選だと思った56812のうちには1/320で抽選した回数が入ってるし、逆に低確率に見えた94597のうちには1/100で抽選した回数が含まれています。それを分けて考えないと駄目ですね。
高確率56812から1196を引いて、4564を足すと60180
1/100で当たった回数は585-23で562回
高確率は562/60180⇒1/107
低確率94597に1196を足して、4564を引くと91229
1/320で当たった回数は230+23で253回
低確率は253/91229⇒1/360
こうしてみると当たったように見えた高確も実は額面をかなり下回ってたということで、この台が負けた原因は低確率も高確率もどっちも下振れしたというのが真相のようです。低確率だけの下ブレならそこまで負けなかったように思いますが結局この台の46日間は
低確率1/411のように見えて実は⇒1/360
高確率1/97のように見えて実は⇒1/107
ツイたかツイてなかったかをみると
(1)低確率320/360-1⇒11.1%下ブレ
(2)高確率100/107-1⇒6.5%下ブレ
この程度のブレでも1か月半で120万も負ける遊技台。1日平均26700円ですが、勿論そこにはお店の利益も加わっていて
(1)台粗で毎日1万円
(2)確率で毎日16700円も負けている
今回は延べ46日間という膨大なデータを集積しましたが、これを分析する時は今回行ったような数字の補正を行って欲しいです。それをやらなければ大当たり確率が1/411だったってなことになるので、低確が下にぶれたから120万も負けたんだって結論になってしまう。物事の本質を見極められなくなるんで、せっかく46日間というデータを集めても的外れな解釈で終わってしまいます。これは実に勿体無いから、見えない時短中の引き戻し回数と、163回転RUSH抜けの実態をある程度暴いてから。それができないのなら数字の分析はやっても意味がないでしょう。結局南極ある程度算数とか数学の力がなければパチンコでは勝てぬ。パチンコのサイトを見てボーダーラインの確認と期待値計算ツールを使っての期待値分析は所詮他人様がやっている道具。本質を見抜くにはやはり個人の計算能力にかかっている。期待値計算ツールを頼りにしているだけではお話になりませんて。
何事もご自分で計算しましょう。
最初の23日間に比べると、確かに次の23日間では「大数の法則に従うという現象が起きているので、確率的にはかなり改善しているように思えるし、その内訳はというと低確率よりも高確率の方が額面値には近いのかなという感じなので誰もが予想した通りの結果なのかもしれません。然しながら確率は元に戻っても、お金は殆ど戻らなかったのでこの台をやり続けるという発想には至らなかったです。池田さんが言うように、今は辛いけど「この先にお宝がある」って楽観論は有り得ないという結果ですね。ただし彼の場合はボーダーラインを大幅に超えてる状況から打ち始めて、それが10日経っても2週間経っても回転率がさほど落ちなかったからこその離れ業。彼はそのやり方で勝ててたので問題はないし文句を言うつもりもありません。全てはパチンコ三洋が大盤振る舞いしてくれたからこその遊技活動なので、普通の店ならこのような狙いはおろかでしょう。たまにパチンコ三洋とまではいかずとも、その手前くらいのお店は見かけることがありますし、そこで1か月間同じ台を打ち続ける人はいます。二人組の遊技客がとあるお店で何年間も同じ台をローテーションで回していたことも事実。その人たちは時には同じ台を1ケ月連続で遊技してたこともあるでしょう。従って池田プロと同じことをやってた人は沢山いるんですけど、彼らはボダ超えの台しか打たなかったということ。極稀に回転率がボダ以下になっても今までに相当つぎ込んだのだからと同じ台を打ち続ける人がいます。
後者の行為は自殺行為ですね。
今回取り上げた46日間を見てて
(1)仇討ち
(2)リベンジ
(3)今日こそは
(4)そろそろ
(5)確率の反発
(6)確率の反動
(7)お宝が眠ってる
全て有り得ないことが分かります。波なんてあらへん。どんだけぶっこんだところで、確率は確率。毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれていやんなっちゃうよの世界観。毎日毎日大当たり確率1/320と1/100は不変の事実永久に変わらず。どんだけぶっこんだところで機械は相手にしてくれず。打ち手の願いにこたえるようなことはなく、追いかければ追いかけるだけお店の台粗に貢献するということ。それが嫌なら
お店が負ける日だけ遊技しろよ
全ては台粗がお客の懐を苦しめていきます。こうしてみるとキャスティングボードをに握ってる人が誰なのかは明らかで、如何に軍団が束んなって攻めようとも、如何にプロが技術介入で攻めようともびくともしないのが「台粗」。これがある限り如何なる場合でもお店有利は変わらず。ギャンブルは元締めが勝つようになってますね。私はこの台にあまり近づこうとはしませんでしたが、1日だけ企んだ日があります。その日が画像で示した黄色い囲み。37日目のことでございます。そして46日間で最後の最後。45日目に噴いてますが、この日は朝イチ452回転で当たった奴が29連チャンでした。この46日間で最高の連チャンでしたね。
毎日毎日 僕らは鉄板の
上で焼かれて嫌んなっちゃうよ
ある朝 僕は店のおじさんと
喧嘩して 海に逃げ込んだのさ
確率は毎日毎日1/320と1/100を忠実に抽選してその結果を出すだけです。
コメント
ゴーニィ様
今回は保存版の記事とは書かれてないものの、非常に濃い~内容でした
最近、自宅のケーブルTVチューナーがアプデ交換になりYouTube視聴が途切れず視聴可能になったので動画ばかり観て居ます
パチンコ動画と関連づけられたのかゲーセン荒らし?でクレーンゲームで高額商品を根こそぎ獲得しまくるグループの動画が表示され、ゲーセンオーナーと遊戯を止めろ止めないで揉め警察を呼んだり、別の店では商品引換券入りカプセル全てゲットし、ついには特賞が含まれて居ない事が判明しカプセル補充を担当するメーカーまで巻き込んですったもんだする動画を視聴し、風営法4号と5号の違いはあれゲーセンも中々の銭ゲバと感じました
現在でもパチンコ店の遠隔を言って憚らない御仁も居ますが、敢えて違法・行政処分のリスクを犯さずとも一定の稼働さえ有れば店の台粗は取れる訳で、ましてや役物の簡単な修理さえ届出が必要なご時世に裏カジノのスロットならいざ知らずかつての裏ROMの導入は皆無だと、ゲーセン動画を通じ改めてパチ屋の健全性?を感じた次第です
しかし相変わらずホールへは全く行けておりませんが(^_^;)
ではまたー
村上亀吉様
保存版としていますよ。見落としたかな?
前回の23日間と今回の23日間。合わせてお読み頂きたいので両方とも保存版の扱いとしました。是非何回もお読みください。
データ管理の仕方
データ活用の仕方
データ分析の仕方
一考になるはず。
数字は補正してこそ輝きを放ちます。数字をただ見ているだけでは色んな事が見えてこない。台粗というものはお店の為に役立ってますね。
遠隔の必要はありません。
予想はこの後も赤と思っておりましたが、一応は黒だったのですね。
もしこれを20日と26日にしていたら両方とも赤ということですかね。
結局毎日どこからどこまでも1/319と1/99の抽選しかしてないという当たり前のことを再認識しました。
ただここからじゃあ何を導き出せるのか。と言われたら一つも出来ないのでアカンですね...
ユリア様
結構当たってはいますね。
ただし当たったり当たらなかったり。まだ危なっかしい感じです。
これで何が分かるのかといえば
色々と見えてきましたよ。結構僕にとっては有難い46日間でした。今後の戦い方の参考にさせていただきます。