『スマスロ トロピカーナ』見どころ特集！ 〜モード7が狙える朝イチがオススメ!!〜

▼機種情報『スマスロ トロピカーナ』
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オンリーワン沖スロ。
今回ご紹介するのは、そんなキャッチフレーズを引っ提げ登場した『スマスロ トロピカーナ』です。
実はこのタイトル、かなり歴史のあるシリーズでもあります。

1作目『トロピカーナ』（1980年以前、0号機）
2作目『スーパートロピカーナ』（1980年以前、0号機）
3作目『トロピカーナ7』（1985年以降、1号機）
4作目『トロピカーナ7UP』（1987年以降、1号機、沖縄仕様アップライト型）
5作目『トロピカーナ7X』（1987年以降、1.5号機）
6作目『トロピカーナ7S』（1987年以降、1.5号機、沖縄仕様アップライト型）
7作目『トロピカーナ777』（1988年以降、2号機）
8作目『トロピカーナA』（1988年以降、2.1号機）
9作目『トロピカーナ』（1993年、4号機）
10作目『クラブトロピカーナ』（1993年、4号機）
11作目『トロピカーナ』（2012年、5号機）
12作目『トロピカーナ-30』（2012年、5号機）

登場順や時期に一部間違いがあるかもしれませんがその点はご了承くださいませ。
なにせ古いもんですから。
おじさん世代というよりもおじいさん世代が懐かしがるタイトルですから。
そんな古株ではありますが、2012年にはART機が登場しています。
約19年ぶりにひょっこり現れて、そしてそれから10年以上音沙汰なし。
忘れ去られていても仕方ありませんが、今作はどうも胸騒ぎがします。
沖ドキしかり、チバリヨしかり。
このジャンルにはいまだ一発逆転の夢がありますから。
注目を集める“設定に依存しない新しいゲームシステム”。
一体どんな作りなのか探ってみたいと思います。



本機は、パラソルランプが光ればボーナス確定となる告知マシン。
1G純増約6枚の疑似ボーナスで出玉を増やすAT機で、1G純増3枚前後の沖ドキやチバリヨと比べるとその出玉スピードは約2倍。
これは早い。
そして、トロピカループと呼ばれるBBの1G連と引き戻しが最大の魅力です。
50枚あたりのゲーム数は31.9Gとなっています。



通常ゲーム中は、毎ゲーム成立役に応じてボーナスを抽選。
小役成立時はチャンスとなります。
そして、状況によってはその後しばらく様子を見たほうがいい場面もあります。



例えば「トロピカ11」。
こちらはチェリーの一部で突入し、11G間、告知発生のチャンスとなります。



また、通常ゲーム中はレバーON時に予告音が発生することがあります。
通常の予告音は、レア役に対応。泡予告ならスイカorリプレイに対応となります。
そして重要となるのが小役成立後に泡予告が発生すると「ボーナス確率アップ中の可能性がある」という点です。
内部的な仕組みはまだわかっておりませんが、小役後に泡予告が発生したらしばらく様子を見たほうがいいでしょう。



そして、本機の肝とも言えるのが「出玉率モード」。
本機には設定という概念がないゆえ、この出玉率モードが出玉の波を管理しているすべてとも言えます。

出玉率モードとは文字通り出玉率に影響を及ぼす内部モードで、滞在している出玉率モードによって初当たり確率や出玉率などが変化します。

出玉率モードは全部で8種類。
 

出玉率モードのスペック
出玉率モード	初当たり確率	出玉率
0	1/239.5	93.0%
1	1/264.7	94.4%
2	1/233.1	98.8%
3	1/265.6	99.4%
4	1/224.0	104.4%
5	1/247.2	107.5%
6	1/218.8	113.6%
7	1/235.4	？

偶数モードほどボーナス初当たり確率が優遇。
 

出玉率モードごとの期待度イメージ
出玉率モード	初当たり確率	トロピカループ
		突入率	1G連回数
0	中	低	低
1	低	低	中
2	中	低	低
3	低	低	中
4	中	中	低
5	低	中	中
6	中	高	低
7	低	高	中

トロピカループ突入率は高モードほど優遇。
トロピカループ突入時の1G連回数は奇数モードほど優遇されています。

トロピカループへの突入は、トロピカループ非突入の単発ボーナス回数（スルー回数）による抽選と、特定契機による抽選が存在します。前者のイメージはこちら。
 

ボーナス回数別トロピカループ突入期待度
ボーナス回数	出玉率モード
	0〜3	4〜7
1回目	○	◎
2回目	△	△
3回目	○	○
4回目	△	△
5回目	○	○
6回目	△	△
7回目	○	○
8回目	△	△
9回目	△	△
10回目	確定	確定

表中の記号は△≪○≪◎の順に期待度アップ。
ボーナス→トロピカループ非突入ごとにボーナス回数（スルー回数）が進み、最大10回目でトロピカループ確定となります。
ボーナス1回目は特に期待できるため、トロピカループ抜け後即ヤメせずボーナス1回まで回したほうがいいかもしれません。

また、特定契機によるトロピカループ突入抽選は以下のようになっています。
 

トロピカループ確定契機

・トロピカ11中のボーナス
・引き戻しゾーン「波乗りチャンス」中のボーナス
・確定役出現

確定役は、確定チェリー、トロピカルチェリー（その一部で中段チェリーが出現）、トロピカル目が存在。確定チェリーのみ12枚役で、それ以外は疑似遊技で出現となります。いずれもボーナス＋トロピカループが確定です。



ここまで出玉率モードの特徴について紹介してきましたが、この出玉率モードが切り替わるタイミングは以下の3パターンとなっています。
 

出玉率モード切り替えタイミング

・設定変更時
・エンディング終了時
・トロピカループ終了時の一部

エンディング終了時は確認できる唯一の切り替えタイミングと言えます。
なので、この場合はボーナス1回まで様子を見たほうがいいでしょう。
それ以外の2つですが、朝イチから打ってもホールが設定変更していなければ出玉率モードは前日のままですし、トロピカループ終了時も一部でしか出玉率モードが切り替わらないため、これらは判断の迷うところです。
それゆえ、様々な演出から今どの出玉率モードにいるのか予想しながら打ち進めることになります。

設定変更時やエンディング終了時の出玉率モード振り分けはこちら。
 

設定変更時・エンディング終了時の出玉率モード振り分け
出玉率モード	振り分け
0	12.5%
1	20.3%
2	0.8%
3	0.8%
4	2.3%
5	3.1%
6	10.2%
7	50.0%

 
出玉率モード7の選択率が50.0％。
高モード（モード4以上）の選択率は約66％あります。
高モードは出玉率104.4％以上ありますから、それが期待できる設定変更時やエンディング終了時は狙い目になるというわけです。

ゲーム全般のイメージとしては、低モードほど滞在ゲーム数が短く、高モードほど滞在ゲーム数が長くなりやすい傾向があります。
 

出玉率モード別の滞在ゲーム数分布
出玉率	滞在ゲーム数
モード	1000G未満	1000-1999G	2000-2999G	3000-3999G	4000G以上
0	15.3%	31.5%	28.5%	16.3%	8.3%
1	14.8%	31.0%	28.7%	16.5%	8.9%
2	1.4%	30.1%	34.5%	21.0%	12.9%
3	1.5%	27.0%	33.1%	22.6%	15.9%
4	1.2%	25.2%	30.2%	20.6%	22.7%
5	1.2%	22.0%	29.2%	22.5%	25.1%
6	0.8%	18.3%	26.5%	23.6%	30.8%
7	1.0%	18.4%	24.4%	19.7%	36.5%

出玉率モード別の滞在ゲーム数分布は、出玉率モード0や1は2000G未満滞在が45％以上。
一方、出玉率モード6や7は3000G以上の滞在が50％以上となっています。

出玉率の高い高モードを見極め、いかに高モードを打ち続けられるか。
それが本機攻略の重要な要素と言えます。

では、通常ゲーム中の注目ポイントや出玉率モードなどを示唆する演出を見ていきましょう。



通常ゲーム中のチェリー成立時はその後に注目です。
弱チェリーや強チェリー出現後、10G以内のボーナスは基本的にBBとなります。
もしRBが出てきた場合にはトロピカループ＋1G連が確定となります。

確定チェリー、トロピカルチェリーはボーナス＋トロピカループが確定。
中段チェリーならトロピカループ＋1G連5回以上が確定します。



スイカ揃い時はCHANCEボタンを忘れずPUSHしましょう。
PUSHすると画面が青空に変化し、出現キャラで次回トロピカループ突入時の1G連回数期待度を示唆します。
飛行機は基本パターン、カモメなら期待度「中」、鷲は期待度「高」となります。

これには「遅れモード」が関係します。
遅れモードはトロピカループ突入時の1G連回数に影響するもので、遅れモード中にスイカが成立するほど1G連回数が期待できます。
スイカ時の登場キャラがそれを示唆するというわけです。

この遅れモードにはトロピカループに突入しない単発ボーナスが続くほど移行しやすくなっており、スタート音の遅れが発生したにもかかわらずボーナス非当選だった場合は遅れモードが確定します。
遅れモードはトロピカループに突入すると終了となるため、それまでにスイカをたくさん引いて1G連の回数期待度を上げたいところです。



リール左上に設置のくじらランプ。
通常ゲーム中の演出なし＋リプレイ時に光る可能性があり、点滅ならボーナス3回以内でトロピカループが確定、点灯は次回ボーナスでトロピカループ突入となります。
この抽選はボーナス間で1回のみ発生する可能性があるため、演出なしのリプレイ時には注意しておくといいでしょう。

そして、くじらランプ同様に、ベル時のリールフラッシュにもスルー回数示唆があります。
 

ベル時のリールフラッシュの特徴

・下から上……基本パターン
・上から下……回数が近いほど出やすい
・右から左へジグザグ……ボーナス3回以内が濃厚
・時計回り……ボーナス2回以内が濃厚

右から左へジグザグや時計回りのフラッシュならトロピカループ突入まで打ったほうがいいでしょう。

また、本機にはフリーズが2種類搭載されています。

・リールが始動せずフリーズ→7を狙え演出が発生
・リール始動後フリーズ→疑似遊技で7が揃う

どちらもトロピカループ＋1G連5回以上が確定となります。



パラソルランプが光ればボーナス確定となりますが、通常点滅以外ならトロピカループが確定します。
告知パターンは全部で19種類あり、それらは大きく4つのグループに分類できます。

グループ「通常」は、通常点滅のみ。こちらは基本の告知パターン。

グループ「ストック数示唆：中」は、以下の9種類。
・高速点滅
・ぼんやり点滅
・通常点滅からシャンシャシャシャン
・チラ点灯→点滅
・337拍子
・右からウェーブ
・左右同時点滅
・うずまき
・スロー点滅

このグループの示唆は、1G連時に発生ならBBストック1個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はトロピカループ＋BBストック5個以上。
それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック1個以上となります。


グループ「ストック数示唆：高」は、以下の4種類。
・椅子だけ点灯
・左のみ点滅
・ルーレット（結果：左）
・傘と椅子交互点滅

このグループの示唆は、1G連時に発生ならBBストック2個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はRB＋トロピカループ＋BBストック5個以上。
それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック5個以上となります。


グループ「ストック数示唆：激高」は、以下の5種類。
・右のみ点滅
・ルーレット（結果：右）
・ランダム点滅
・レインボー点灯
・遅れレインボー点灯

このグループの示唆は、1G連時に発生ならBBストック4個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はトロピカループ＋BBストック5個以上。
それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック5個以上となります。



ボーナス告知発生後はボーナスを狙うわけですが、その際、テンパイ音（セリフ）と揃うラインに注目です。

7図柄テンパイ時の「セリフなし」は、基本パターン。

セリフ「カラフルエブリデイ」は、1G連時に発生ならBBストック1個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はトロピカループ＋BBストック5個以上。
それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック1個以上となります。

セリフ「今日もスペシャル！」は、1G連時に発生ならBBストック2個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はRB＋トロピカループ＋BBストック5個以上。
それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック5個以上となります。

セリフ「奇跡の瞬間に、トロピカーナ！」は、1G連時に発生ならBBストック4個以上。
トロピカ11や引き戻しゾーン、トロピカル目やトロピカルチェリーからのボーナス時はトロピカループ＋BBストック5個以上。それら以外の通常ゲーム中の発生はトロピカループ＋BBストック5個以上となります。



疑似遊技でボーナスが揃うラインは3種類。BBは中段揃いが基本。
右上がりならBBストック2個以上、上段揃いならBBストック3個以上が濃厚です。

疑似遊技でRBが揃った場合はトロピカループ＋BBストック5個以上。
上段揃い時は6個以上のストックが期待できます。

ちなみに、ここで言うストック数はトロピカループ突入時のBBストックとボーナス中の1G連ストックを合算したものとなります。

では、ボーナス中の説明に移っていきましょう。



ボーナスは1G純増約6枚の疑似ボーナス。

・BB……200枚の獲得まで継続
・RB……100枚の獲得まで継続

平均獲得枚数は、BBが約204枚、RBは約105枚。



ボーナス中はサーフランプが点灯すればトロピカループ（BBの1G連）が確定します。このサーフランプ点灯は、様々なタイミングで発生が期待できます。また、レア役などが契機のカクテルランプ点灯も1G連が確定です。



トロピカループ中は残り50枚になると「トロピカるゾーン」に突入。
ここではサーフランプ点灯のほか、狙え演出からの7揃いでも1G連が確定します。



ボーナス中に発生する歌楽曲は全6種類。
示唆する内容は以下のとおり。

・GO One's Own Way……トロピカループ確定!?
・トロピカってGO1GO!……カクテルランプ点灯or狙え演出からの7揃い後
・パラダイスPreparing……次回も1G連確定!?
・Blue In Blue……フリーズ発生時の専用楽曲
・Blessing……エンディングボーナスで発生
・夏恋シークレット……トロピカループ確定!?（1G連5回以上!?）

夏恋シークレットのみRB中に発生する可能性があり、それ以外はBB中に発生します。



ボーナス終了時は画面で出玉率モードを示唆。

・夕方背景のみ……基本パターン
・夕方背景＋イルカ……出玉率モード2以上に期待
・夜背景……出玉率モード4以上に期待

BBよりもRB終了時のほうが高モード示唆画面が出やすくなっています。
ちなみに、歌楽曲の発生や1G連後はモード示唆なしの専用画面となります。



また、ボーナス終了時は忘れずCHANCEボタンをPUSHしましょう。
PUSHすることでヨットランプによる出玉率モードの示唆が発生するからです。
ランプ点灯パターンは全14種類あり、大きく5グループに分類できます。

「グループ：片方点灯」は、以下の2種類。
・左点灯……奇数モード濃厚
・右点灯……偶数モードorモード7濃厚

この片方点灯は、点灯箇所で奇数モードor偶数モードが濃厚となります。
右点灯時は偶数モードもしくはモード7が濃厚となるため、モード7をカバーするためにもボーナス1回まで様子を見たほうがいいかもしれません。


「グループ：片方点滅」は、以下の4種類。
・左もわもわ点滅……モード0否定
・右もわもわ点滅……モード1否定
・左点滅……モード2否定
・右点滅……モード3否定。

片方点滅は、特定モード否定型。
左右どちらなのか、もわもわしてるかに注目です。


「グループ：交互点滅」は、以下の3種類。
・左から交互点滅……モード2以上濃厚
・右から交互点滅……モード3以上濃厚
・左2回→右2回の交互点滅……モード変更示唆

交互点滅は、特定モード以上が濃厚。左2回→右2回の交互点滅は、前回引き戻しゾーン「波乗りチャンス」終了後のモード変更が濃厚となります。


「グループ：両方点灯（＋ボイス）」は、以下の4種類。
・両方点灯のみ……モード4以上濃厚
・ボイス「これがウワサの!?」……モード4or6or7濃厚
・ボイス「私たちのナイショの楽園」……モード5以上濃厚
・ボイス「ここでしか味わえない景色ご堪能あれ♪」……モード7濃厚

両方点灯は、高モードが濃厚。
両方点灯時にボイスが発生すれば、その内容でさらに上位モードが期待できます。


「グループ：同時＆高速点滅」は、以下の1種類。
・左右同時に高速点滅……次回出玉率モード変更でモード7選択のチャンス

同時＆高速点滅はちょっと特殊なパターンで、次回出玉率モード変更時にモード7が期待できるというもの。


ボーナス終了時に画面とヨットランプをしっかりチェックしたら、その後移行する引き戻しゾーン「波乗りチャンス」でのボーナス引き戻しに期待しましょう。



引き戻しゾーン「波乗りチャンス」は77G継続。
ここでボーナス当選ならトロピカループ発動となり1G連も確定します。叩きどころと言えます。


以上、ゲームの流れに沿って注目ポイントをお伝えしてきました。



本機は、一見すると1G連に重きを置いたただの告知タイプに思えるかもしれません。
しかし、設定の概念をなくすことで様々な可能性を示した“革命機”になると筆者は考えています。
検査期間での試験やホールでの運用方法、さらにはプレイヤーの立ち回り方まで「今を過去にする」インパクトがあると思っています。
革命には共感もあれば異物排除もあるでしょうから、今後どうなるかははっきり言って不透明です。
王道の「沖ドキ！シリーズ」ではできないチャレンジをこの“トロピ”でやった結果どうなったか。早い結論は出さず、長い目で判断したいものです。


※ページ内の数値＆情報は独自調査


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