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パチンコ・パチスロ販売実績2024

毎年恒例、パチンコ・パチスロ販売実績を振り返ります。
スマート遊技機については、昨年同様パチスロは大きく台数を伸ばしました。そして来年はボーナストリガー搭載機の登場が予定されていますので、さらなる盛り上がりに期待したいところです。
一方のパチンコは、昨年よりも導入台数は増えましたが、それでもまだまだ…。しかし、来年はスマパチLT機に明るい光が…!?

今年も「総販売台数」「機種販売台数トップ10」「メーカーグループ販売台数トップ5」「販売台数推移」「スマート遊技機の状況」「ホール軒数の推移」を掲載しています。
集計方法や注意事項は最下部に記載していますのでご確認ください。
それでは「パチンコ・パチスロ販売実績2024」をご覧ください!
 

2024年 パチンコ・パチスロ 総販売台数

 
  2022年 2023年 2024年 前年比
パチンコ 1,037,000台 972,000台 785,000台 81%
パチスロ 721,000台 750,000台 721,000台 96%
 

◆2024年パチンコ・パチスロ販売台数(ポイント)

2024年のパチンコ販売実績は785,000台で前年比81%、パチスロ販売実績は721,000台で前年比96%となった。

パチンコは2012年以降で初めて800,000台を下回る結果に。パチスロにおいては、スマスロ導入以降、徐々に設置シェアを広げていたが、適合率の低さもあり、昨年に比べ微減という結果となった。

販売台数におけるパチンコとパチスロの差は2020年までは50万台以上あった。しかし、スマスロ登場以降、徐々に差は無くなり、今年は10万台以下となっている。

また、パチンコとパチスロの合算台数1,506,000台は、2012年以降では2020年コロナ禍での1,357,000台に次ぐ低い台数となっている。
 

2024年 パチンコ 機種別 トップ10

 
順位 機種名 メーカー 販売実績
1 e北斗の拳10 銀座 35,500台
2 Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来
-白き一角獣と黒き獅子-
SANKYO 25,000台
3 eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver. ジェイビー 24,000台
4 e花の慶次~傾奇一転 ニューギン 22,500台
5 P牙狼11~冴島大河~XX サンセイアールアンドディ 20,000台
5 Pゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG ビスティ 20,000台
5 Pとある科学の超電磁砲2 JFJ 20,000台
5 P大海物語5スペシャル 三洋物産 20,000台
5 PAスーパー海物語IN地中海2 三洋物産 20,000台
10 Pフィーバーマクロスフロンティア5 SANKYO 19,500台
 

◆2024年パチンコ機種別トップ10(ポイント)

2024年、パチンコ機種別第1位は銀座(サミーグループ)の『e北斗の拳』で35,500台。

2位はSANKYOの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-』で25,000台。

3位はジェイビーの『eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.』で24,000台という結果に。

上位10機種のうち3機種がスマパチとなっており、夏以降のスマパチ緩和により導入が促進されたといえる。

1位の機種を昨年と比較してみると、2023年が『Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED』で50,000台に対し、今年は35,500台と大幅に減少。パチンコの厳しい状況を感じとれる。

なお、シリーズ別に見た場合、SANKYOグループの『フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-』シリーズもスマパチを合わせると同台数で1位となっている。

 

2024年 パチスロ 機種別 トップ10

 
順位 機種名 メーカー名 販売実績
1 押忍!番長4 大都技研 30,000台
2 Re:ゼロから始める異世界生活 season2 パオン・ディーピー 28,000台
3 スマスロ ゴッドイーター リザレクション セブンリーグ 24,000台
4 Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌 ジェイビー 21,500台
5 Lパチスロ かぐや様は告らせたい ジェイビー 20,500台
5 Lダンベル何キロ持てる? SANKYO 20,500台
5 スマスロモンキーターンV(増産) 山佐 20,500台
8 L聖闘士星矢 海皇覚醒 CUSTOM EDITION サンスリー 19,500台
9 スマスロ モンスターハンターライズ アデリオン 18,500台
10 パチスロ からくりサーカス(増産) SANKYO 18,000台
 

◆2024年パチスロ機種別トップ10(ポイント)

2024年、パチスロ機種別第1位は大都技研の『押忍!番長4』で30,000台。

2位はパオン・ディーピーの『Re:ゼロから始める異世界生活 season2』で28,000台と大都グループが1、2位となった。

3位はセブンリーグの『スマスロ ゴッドイーター リザレクション』で24,000台という結果に。

今年は上位10機種全てが「スマスロ」となった。順調にシェア拡大をし「スマスロ」は既に定着している。

また、特徴的なのは5位の『スマスロモンキーターンV』と10位の『パチスロからくりサーカス』。両機種は昨年導入開始となった機種の増産台数。累計で前者は約37,000台、後者は約33,000台とヒット機種に成長した。

今年のパチスロにおける「良ければ増産」という流れの象徴ともいえる結果となっている。

ただし、昨年は上位5機種が30,000台を超えていた状況を考慮すると、今年の1位が30,000台だったことは寂しい結果ともいえる。
 

2024年 メーカーグループ販売台数 トップ5

【パチンコ】
順位 メーカー 販売実績 主な販売機種
1
SANKYOグループ 196,500台
(22機種)
Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来 :25,000台
eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.:24,000台
2
サミーグループ 87,500台
(12機種)
e北斗の拳10:35,500台
P北斗の拳 強敵 LT:12,500台
3
藤商事グループ 86,000台
(11機種)
Pとある科学の超電磁砲2:20,000台
Pとある魔術の禁書目録2:18,000台
4
三洋グループ 80,500台
(12機種)
P大海物語5スペシャル:20,000台
PAスーパー海物語IN地中海2:20,000台
5
京楽産業.グループ 70,500台
(10機種)
P 魔法少女まどか☆マギカ 3:15,000台
e ソードアート・オンライン 閃光の軌跡:14,000台
【参考データ】6位:ニューギングループ 7位:サンセイアールアンドディ 8位:平和グループ 9位:大一グループ 10位:ユニバーサルグループ
 

◆2024年パチンコメーカートップ5(ポイント)

2024年、パチンコメーカーグループ別販売台数1位は3年連続でSANKYOグループ。機種別2位の『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン 再来-白き一角獣と黒き獅子-』を筆頭に、10位以内に4機種とコンスタントにヒット機種を販売し196,500台に。昨年に続き2位以下と大差がつき「SANKYO」の強さを感じる結果となった。

ただし、SANKYOは昨年に比べて約36%減少していることを見逃してはならない。


2位は機種別1位の『e北斗の拳10』を販売し、トータル87,500台となったサミーグループ。

3位は人気の「とある」シリーズを複数販売し、トータル86,000台となった藤商事グループ。同グループは昨年6位から大きく躍進したといえる。

今年は2位でも10万台を下回る結果となっており、パチンコは非常に厳しい状況といえる。
 

2024年 メーカーグループ販売台数 トップ5

【パチスロ】
順位 メーカー 販売実績 主な販売機種
1
SANKYOグループ 129,000台
(8機種)
Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌:21,500台
Lパチスロ かぐや様は告らせたい:20,500台
2
大都技研グループ 98,000台
(7機種)
Re:ゼロから始める異世界生活 season2:30,000台
押忍!番長4:28,000台
3
サミーグループ 89,000台
(10機種)
スマスロ真・北斗無双:17,500台
コードギアス 反逆のルルーシュ/復活のルルーシュ:13,500台
4
平和グループ 72,500台
(7機種)
L ToLOVEるダークネス:15,000台
Lパチスロガールズ&パンツァー 最終章:15,000台
5
山佐グループ 63,000台
(5機種)
スマスロ ゴッドイーター リザレクション:24,000台
スマスロモンキーターンV(増産):20,500台
 【参考データ】6位:ユニバーサルグループ 7位:エンターライズグループ 8位:北電子グループ 9位:三洋グループ 10位:藤商事グループ
 

◆2024年パチスロメーカートップ5(ポイント)

2024年パチスロメーカーグループ別販売台数1位はSANKYOグループ。日工組メーカーで初のパチスロ1位となり、パチンコと合わせて二冠を達成。

機種別4位の『Lパチスロ戦姫絶唱シンフォギア 正義の歌』を筆頭に、コンスタントに1万台~2万台の新機種を販売した結果、トータルで129,000台となった。

2位は機種別1、2位となり、トータル98,000台となった大都グループ。

3位には昨年1位だったサミーグループがトータル89,000台で入ったが、『スマスロ北斗の拳』が大ヒットとなった昨年の半分程度の販売実績となっている。

パチンコ同様に、今年1位の台数が129,000台という結果は物足りない印象。パチンコと比較し人気となっているパチスロだが、適合率の低さも影響し、販売台数に関しては伸び悩んでいるといえる。
 

2024年 メーカーグループ販売台数 トップ5

【合算:パチンコ+パチスロ】
 
順位 メーカー
グループ
パチンコ・パチスロ
合計販売台数
パチンコ(P)・パチスロ(S)
内訳
1 SANKYOグループ 約325,500台 P:196,500台 S:129,000台
2 サミーグループ 約176,500台 P:87,500台 S:89,000台
3 平和グループ 約118,000台 P:45,500台 S:72,500台
4 大都グループ 約110,500台 P:12,500台 S:98,000台
5 藤商事グループ 約103,000台 P:86,000台 S:18,000台
【参考データ】 6位:三洋グループ 7位:京楽産業.グループ 8位:ユニバーサルグループ 9位:ニューギングループ   10位:山佐グループ
 

2024年 メーカーグループ販売台数 トップ5(ポイント)

パチンコ・パチスロの販売台数をメーカーグループ毎に合算した場合、1位は325,500台でSANKYOグループとなった。全体の1,506,000台に対し、約22%占め、2位以下を大きく離しての圧勝といえる。

2位はサミーグループで176,500台。パチンコ・パチスロ共に同程度の販売台数となっている。

3位は平和グループで118,000台。パチンコの不振をパチスロでカバーしたかたちとなっている。

市場シェアとしてみた場合、爆発的なヒット機種が皆無となった状況では、パチンコ・パチスロのどちらか一方ではなく、両方に対し安定供給できたメーカーが上位となる可能性が高い状況といえる。
 

2024年 スマート遊技機の状況(スマパチ)

 
( )内は前年 販売機種数
※増産機種含む
販売実績 1機種当たり
平均台数
台数割合
P機 125機種
(112機種)
約610,000台
(857,000台)
約4,900台
(7,700台)
約78%
(88%)
スマパチ 20機種
(13機種)
約175,000台
(115,000台)
約8,800台
(8,800台)
約22%
(12%)
合計 145機種
(125機種)
約785,000台
(972,000台)
約5,400台
(7,800台)
  

◆2024年 スマート遊技機の状況(スマパチ)(ポイント)

昨年と比較し、適合率は若干上がっており、2024年は前年よりも多い145機種が販売された。

スマパチの状況を見ると、785,000台の内…175,000台。昨年と比較すると割合は増え約22%という結果となった。

導入時期を見てみると、スマパチの175,000台の内…154,000台が7月以降に導入された機種。これは、スマパチの緩和策に加え『北斗の拳』『花の慶次』といった人気コンテンツが登場したことが大きい。

また、スマパチについて消極的だったSANKYOグループが本格的に販売を開始。来年からスマパチのシェア争いとともに普及に向け動きだす可能性が高い。

 

2024年 スマート遊技機の状況(スマスロ)

 
( )内は前年 販売機種数
※増産機種含む
販売実績 1機種当たり
平均台数
台数割合
S機 27機種
(50機種)
約105,500台
(308,000台)
約3,900台
(6,200台)
約15%
(41%)
スマスロ 64機種
(32機種)
約615,500台
(442,000台)
約9,600台
(13,800台)
約85%
(59%)
合計 91機種
(82機種)
約721,000台
(750,000台)
約7,900台
(9,100台)
 

◆2024年 スマート遊技機の状況(スマスロ)(ポイント)

2024年は前年よりも多い91機種が販売された。

スマスロの状況を見ると、721,000台の内…615,000台となり、約85%を占めている。

昨年は59%であったが今年は更に増え、スマスロへの移行は進み、普及しているといえる。

一方、詳細を見ていくと、今年販売したうちの約120,000台は増産による販売。更にそのうちの約74,000台は昨年販売となった機種となっている。「導入後に良ければ増産」する傾向が増えてきている。

今後、大量導入の機種は減り、『スマスロモンキーターンV』や『パチスロ からくりサーカス』のように導入後の稼働が良く、長期スパンで増産していける機種がヒット機種となる可能性が高い。
 

10年間の販売実績とホール軒数推移

 

  
  2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
P
(千台)
1,985 1,687 1,424 1,326 1,148 955 1,105 1,037 972 785
S
(千台)
1,112 826 757 406 557 402 627 721 750 721
合計
(千台)
3,097 2,513 2,181 1,732 1,705 1,357 1,732 1,758 1,722 1,506
ホール
軒数
11,310 10,986 10,596 10,060 9,639 9,035 8,458 7,665 7,083 -

※店舗数は各年12月末の警察庁集計数値。その他はパチンコビレッジ独自調査による数値です。 

◆10年間の販売実績とホール軒数推移(ポイント)

ホール軒数減少に伴い、遊技機の販売台数も当然落ち込んでいる状況。

パチンコの785,000台は2015年以降で最も少ない台数となり、特に落ち込みが激しい状況。

2024年のパチンコとパチスロを合算した台数は1,506,000台。この台数は、コロナ禍で市場が落ち込んでいた2020年の1,357,000台に次ぐこの10年間で2番目に悪い数字となっている。

また、2015年は合算で約310万台売れていたが、2024年では半分以下となっており、全体的な販売台数の落ち込みは継続している。
 

2025年 業界販売実績予想

◎安心要素 … *スマスロの定着

〇期待要素 … *LT機・スマパチの普及
        *パチスロ「BT機」の導入開始


▲不安要素 … *止まらないホールの減少
        *改善されない型式試験適合率の低さ
        *高射幸機中心の新機種


2025年予想としては…
「パチンコ」は良くて「微減」
「パチスロ」は「現状維持」もしくは「微増」
「パチンコ」と「パチスロ」の販売台数が逆転する!?

        

2024年の販売状況を見ると、パチスロにおいて「スマスロ」は普及し定着している。一方のパチンコは、7月から「スマパチ緩和」により、「スマパチ」の新機種も増えはじめた。

そのような状況で、2025年はパチスロの新ジャンルとなる「BT機」、パチンコは本格的な普及に向け動き出す「スマパチ」に期待したい。

しかし、高射幸機が多くなり、相変わらず低い適合率のため、メーカーも計画通りの販売は難しい状況と思われる。

更に、ホール店舗数や参加人口は減り続けているため、改善されない限りは、販売台数も大きな伸びは望めないのではないだろうか。

 

※注意事項※

◇集計方法について
〇各数値は弊社独自調査によるものです。
〇全ての集計は納品日をベースとしております。
〇メーカーは子会社等を含めたグループで集計しております。
〇端数は500台単位で集計しております。


◇数値等の使用について
〇今回発表した数値は自由にお使いいただいて構いません。
ただし、ご使用の際は「パチンコビレッジ調査数値」等わかるよう記載をお願いします。
〇弊社独自調査による数値のため、数値使用により不利益等を被った場合につきまして、弊社は一切の責任を負わないものとすることをご了承のうえ、自身の判断にてご使用ください。



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