企業 2017/12/01 00:00
JAPaNセミナーに約700人
セミナーや勉強会を主催する「日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク」(略称・JAPaN、高橋正人代表理事)は11月22日、東京都中野区の「中野サンプラザ」で「過去と決別~新未来へ」をテーマにしたセミナーを開催。8部屋で23講座を実施し、約700人が集まった。
新事業提案の講座では、NSPドクターの曽我部康二会長と五十嵐修矢専務がカプセルホテルの可能性を解説。
曽我部会長は、訪日外国人客の増加や日本人の国内移動の活発化、ビジネスホテルの宿泊料上昇により、カプセルホテルの需要が高まっている現状を説明した。
五十嵐専務は敷地面積70坪、延べ床面積385坪の商業ビルを160床のカプセルホテルに改装した場合を試算して示し、「初期費用の回収は7~8年。ホールの新店よりリスクは少ない」と述べた。
業界の未来を議論するパネルディスカッションでは、曽我部会長、MIDジャパンの三井慶満社長、ベガスベガス店舗開発部の太田高太部長らがパネリストとして登壇。三井社長は今回の規則改正について、「業界歴40年になるが、決して厳しい規制内容ではない」とし、「むしろ、社会から認められる産業に脱皮する好機」と主張した。