特集 2023/02/15 09:10
2022年販売実績 受賞インタビュー (大都グループ)
昨年(2022年)のパチスロ販売実績 機種部門の第1位は、大都グループ『押忍!番長ZERO』に決定しました。おめでとうございます!
株式会社大都技研 取締役 信田裕一郎氏に記念品の贈呈とインタビューをさせていただきました。
ーーパチンコビレッジ「以下:ビレッジ」
番長シリーズは御社の中の看板機種の一つです。業界関係者、ファンの皆様からの期待を相当感じていらっしゃると思います。今作『押忍!番長ZERO』の開発にあたり、一番苦労された点は何ですか?
ーー大都技研 取締役 信田裕一郎様(以下:「信田様」)
今作は『押忍!番長3』の入れ替えを照準に合わせて開発した機械です。できる限りファンに受け入れやすく、いかに間口を広げるか。失敗できないという思いがありました。ファンのど真ん中をとらえているかどうか不安だったので、その不安を払しょくするべく開発総出で今までにないくらいかなりの数の試打を行ないました。そういう意味ではシリーズ機という感覚ではなく一から作る気持ちで、とても苦労しましたね。
モチーフとしては『押忍!番長』ですが、今作は「ZERO」と付けており、世界観が変わっているところも受け取ってもらえるかどうか、『押忍!番長』らしさを失わずにしっかりと世界観を伝えられるかというところも苦労しました。
ビレッジ:今のパチスロは高純増機が多いですが、『番長』シリーズはいずれも純増枚数が3枚前後の低純増タイプです。何か理由はありますか?
信田様:高純増機にすると捨てないといけないものが出てきます。「番長シリーズ」はしっかりとホール様、ファンの皆様の期待に応えていかないといけません。ゲームバランスを考えていくと純増3枚前後がちょうど良く、自信をもってお届けできるスペックバランスだと思っています。
ビレッジ:ホールの長期稼動ということを考えると、バランス重視ということで、ホール様もそのあたりは伝わっていると思います。
信田様:昔と違って今は多くのラインナップを準備することができます。「番長シリーズ」はホールの看板となるスペック・ゲーム性を有していないと『番長』と呼んでもらえないのではないか。ゲームバランスを一番考えないといけないと思っています。
ただ、開発は波の荒い機種を作りたがる傾向がありまして(笑)。
尖ったスペックの機械も欲しいと思いますし、ホール様のバリエーションとしても必要。弊社からもいろいろなバリエーションの機械を出せたらいいなと思っています。
ビレッジ:期待のスマスロ『HEY!エリートサラリーマン鏡』が導入されました。スマスロ第1弾で『鏡』を採用した理由を教えてください。6号機の最初の機械も『鏡』でしたが、これは偶然ですか?
信田様:結論からすると偶然ですね。
ラインナップを考えたときに周期的に『鏡』は出していきたい、でもできれば節目のときに失敗はしたくないという思いがあります。ただ今まで出したことがない新シリーズで勝負するのも怖いので、ある程度実績があるもので…とは思っていました。だからといって『鏡』でと狙ったわけではありません。タイミング的に合ったので、それなら『鏡』で行こう! となりましたね。
ビレッジ:御社はスマスロの開発が進んでいると思います。第2弾が適合したとの噂もありますが、いつ頃を予定されていますか?
信田様:どのタイミングで出すのがニーズに応えられるか、時間をかけて検討しています。また、さらに良いスペックで出せるかどうかも検討中です。
今はある部品が調達できればある部品が足りないと、部材確保が難航していて読めない現状です。そのあたりがクリアになればなるべく早くいけたら…とは思っています。
ビレッジ:今後のスマート遊技機の開発についてはいかがでしょうか?
信田様:これからはスマスロ、スマパチの時代になると思っているので、力をいれていきたいですね!
ビレッジ:パオン・ディーピーで『S TERIYAKI』という機械が検定を通過しましたがこれはどのような機械なのでしょうか?
信田様:王道もあれば出玉に特化、打ちやすさに特化、という機械もあります。その中でチャレンジした機械のうちのひとつで、ちなみに30φです。このようなタイプが刺さる人はいらっしゃるのではないかと思っています。
弊社は常にトップメーカー、業界のNo.1になりたいと思っています。その中で1ジャンルの機種だけ強いということでは、No.1へのハードルは高いと思います。AT機だけでなく、ノーマルや30φでもしっかり柱を作っていきたいですね。チャレンジして種をまいて花が咲いて実になって…と続けていかないといけないので頑張っていきます!
ビレッジ:弊社パチンコビレッジは先行情報を扱っていまして、広く噂ネタを募集しています。何かネタください(笑)。
信田様:ネタですか(笑)。スマスロ、スマパチは気合い入れていきますよ! ぜひご期待ください!!
ビレッジ:スマパチの話が出ましたが、『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』の続編はホール様も望んでいると思いますが、開発はされていますか?
信田様:そこは期待してもらいたいですね!
パチンコは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』でようやく足掛かりを作らせてもらったので、ここから一気に2段飛び、3段飛びと目指していきたいです。パチンコは10年以上ヒットを出せてこなかったので、そこを何とか払しょくしたいですね。
ビレッジ:弊社からの表彰は、パチンコのメーカーランキング&機種別ランキング、パチスロのメーカーランキング&機種別ランキングの4部門があります。是非4冠を目指してください!
信田様:はい、4冠目指して頑張ります!
ビレッジ:最後に業界関係者、ファンの皆様に向けて一言お願いします。
信田様:本気で業界トップになりたいと思っていますし、AT機もノーマルタイプも30φも大都の台を入れておけば間違いないよねと。そういうメーカーでありたいですし、そこを目指して機械作りをやっていますので、期待していただきたい。『番長』だけではなく、他の機械でもしっかり見てもらえるように頑張っていきたいです。
お忙しいところありがとうございました!
大きな期待を背負って発売されるシリーズ最新作の開発はとても苦労されているということがよくわかりました。
『番長シリーズ』だけでなくいくつかの人気シリーズを準備されているかと思いますので、今後も期待したいですね。
株式会社大都技研 取締役 信田裕一郎氏に記念品の贈呈とインタビューをさせていただきました。
販売実績1位を獲得した『押忍!番長ZERO』について
ーーパチンコビレッジ「以下:ビレッジ」
番長シリーズは御社の中の看板機種の一つです。業界関係者、ファンの皆様からの期待を相当感じていらっしゃると思います。今作『押忍!番長ZERO』の開発にあたり、一番苦労された点は何ですか?
ーー大都技研 取締役 信田裕一郎様(以下:「信田様」)
今作は『押忍!番長3』の入れ替えを照準に合わせて開発した機械です。できる限りファンに受け入れやすく、いかに間口を広げるか。失敗できないという思いがありました。ファンのど真ん中をとらえているかどうか不安だったので、その不安を払しょくするべく開発総出で今までにないくらいかなりの数の試打を行ないました。そういう意味ではシリーズ機という感覚ではなく一から作る気持ちで、とても苦労しましたね。
モチーフとしては『押忍!番長』ですが、今作は「ZERO」と付けており、世界観が変わっているところも受け取ってもらえるかどうか、『押忍!番長』らしさを失わずにしっかりと世界観を伝えられるかというところも苦労しました。
なぜ『番長』シリーズが低純増タイプなのか
ビレッジ:今のパチスロは高純増機が多いですが、『番長』シリーズはいずれも純増枚数が3枚前後の低純増タイプです。何か理由はありますか?
信田様:高純増機にすると捨てないといけないものが出てきます。「番長シリーズ」はしっかりとホール様、ファンの皆様の期待に応えていかないといけません。ゲームバランスを考えていくと純増3枚前後がちょうど良く、自信をもってお届けできるスペックバランスだと思っています。
ビレッジ:ホールの長期稼動ということを考えると、バランス重視ということで、ホール様もそのあたりは伝わっていると思います。
信田様:昔と違って今は多くのラインナップを準備することができます。「番長シリーズ」はホールの看板となるスペック・ゲーム性を有していないと『番長』と呼んでもらえないのではないか。ゲームバランスを一番考えないといけないと思っています。
ただ、開発は波の荒い機種を作りたがる傾向がありまして(笑)。
尖ったスペックの機械も欲しいと思いますし、ホール様のバリエーションとしても必要。弊社からもいろいろなバリエーションの機械を出せたらいいなと思っています。
節目で『鏡』が登場するのは…
ビレッジ:期待のスマスロ『HEY!エリートサラリーマン鏡』が導入されました。スマスロ第1弾で『鏡』を採用した理由を教えてください。6号機の最初の機械も『鏡』でしたが、これは偶然ですか?
信田様:結論からすると偶然ですね。
ラインナップを考えたときに周期的に『鏡』は出していきたい、でもできれば節目のときに失敗はしたくないという思いがあります。ただ今まで出したことがない新シリーズで勝負するのも怖いので、ある程度実績があるもので…とは思っていました。だからといって『鏡』でと狙ったわけではありません。タイミング的に合ったので、それなら『鏡』で行こう! となりましたね。
今後のスマート遊技機の展望について
ビレッジ:御社はスマスロの開発が進んでいると思います。第2弾が適合したとの噂もありますが、いつ頃を予定されていますか?
信田様:どのタイミングで出すのがニーズに応えられるか、時間をかけて検討しています。また、さらに良いスペックで出せるかどうかも検討中です。
今はある部品が調達できればある部品が足りないと、部材確保が難航していて読めない現状です。そのあたりがクリアになればなるべく早くいけたら…とは思っています。
ビレッジ:今後のスマート遊技機の開発についてはいかがでしょうか?
信田様:これからはスマスロ、スマパチの時代になると思っているので、力をいれていきたいですね!
検定を通過した『TERIYAKI』について
ビレッジ:パオン・ディーピーで『S TERIYAKI』という機械が検定を通過しましたがこれはどのような機械なのでしょうか?
信田様:王道もあれば出玉に特化、打ちやすさに特化、という機械もあります。その中でチャレンジした機械のうちのひとつで、ちなみに30φです。このようなタイプが刺さる人はいらっしゃるのではないかと思っています。
弊社は常にトップメーカー、業界のNo.1になりたいと思っています。その中で1ジャンルの機種だけ強いということでは、No.1へのハードルは高いと思います。AT機だけでなく、ノーマルや30φでもしっかり柱を作っていきたいですね。チャレンジして種をまいて花が咲いて実になって…と続けていかないといけないので頑張っていきます!
パチンコの開発状況について
ビレッジ:弊社パチンコビレッジは先行情報を扱っていまして、広く噂ネタを募集しています。何かネタください(笑)。
信田様:ネタですか(笑)。スマスロ、スマパチは気合い入れていきますよ! ぜひご期待ください!!
ビレッジ:スマパチの話が出ましたが、『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』の続編はホール様も望んでいると思いますが、開発はされていますか?
信田様:そこは期待してもらいたいですね!
パチンコは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』でようやく足掛かりを作らせてもらったので、ここから一気に2段飛び、3段飛びと目指していきたいです。パチンコは10年以上ヒットを出せてこなかったので、そこを何とか払しょくしたいですね。
ビレッジ:弊社からの表彰は、パチンコのメーカーランキング&機種別ランキング、パチスロのメーカーランキング&機種別ランキングの4部門があります。是非4冠を目指してください!
信田様:はい、4冠目指して頑張ります!
業界関係者・ファンの皆様へのメッセージ
ビレッジ:最後に業界関係者、ファンの皆様に向けて一言お願いします。
信田様:本気で業界トップになりたいと思っていますし、AT機もノーマルタイプも30φも大都の台を入れておけば間違いないよねと。そういうメーカーでありたいですし、そこを目指して機械作りをやっていますので、期待していただきたい。『番長』だけではなく、他の機械でもしっかり見てもらえるように頑張っていきたいです。
お忙しいところありがとうございました!
大きな期待を背負って発売されるシリーズ最新作の開発はとても苦労されているということがよくわかりました。
『番長シリーズ』だけでなくいくつかの人気シリーズを準備されているかと思いますので、今後も期待したいですね。