業界団体 2017/06/16 09:50
埼玉県遊協、山田体制12期目に
埼玉県遊協(山田茂則理事長)は6月5日、さいたま市の「ラフレさいたま」で第50回通常総会を開催。
任期満了に伴う役員改選で、山田理事長が再選した(12期目)。
山田理事長はパチスロの撤去問題に触れ、「現在、設置している旧基準機の約77%が高射幸性機。それを外せば、目標値に達するわけだが、『それ以上に』ということになれば、なかなか足並みがそろわない。検定取り消しが一番いいのではないかと思っている。外す痛みは、自主撤去も検定取り消しも同じこと」とした上で、ただし、「高射幸性遊技機については、優先的に撤去を進めるべき」と述べ、組合員に理解を求めた。
議案審議では、50周年記念事業として、貧困などの問題を抱える子どもたちに対し、無料、または低料金で食事を提供する「子ども食堂」の運営団体への支援を、4月からスタートしたことなどを報告した。
総会に先立って埼玉県警生活安全部の千装次男部長が祝辞を述べ、「広告宣伝の適正化などにも、配慮していただいているところ。今後も、市民が気軽に立ち寄れる場所となるよう、尽力してほしい」と要望した。