2017年のパチンコ登場機種を振り返る!!
総販売台数という面では2016年を大きく下回ってしまったが、2017年も多くのパチンコ台が登場した。ここでは一連の流れを時系列で追いながら、2017年に登場した全90シリーズ(※基本的に兄弟機を除く)を写真とリンク付きで振り返る。
大勝ちした、大負けした、大好きだった、大嫌いだ…などなど、読者諸氏の思い出とともに眺めてほしい。
小当たりRUSHが世間に浸透!
1月
掲載した『フィーバークイーン2DX』や『フルーツパンチ』に加え、『スーパー海物語SAE5』などかつての名機を彷彿とさせる台が相次いで登場した月。またヒットシリーズ第4弾の『戦国乙女~花~』や、業界初の健康器具搭載機『豊丸とソフトオンデマンドの最新作』が人気を得たが、結果的に最も売れたのは『ぱちんこGANTZ』!! 相次ぐ増台を受け、最終的には3万台を上回るヒット機種となった。これにより小当たりRUSHを搭載したゲーム性が、一般ファンに浸透することになる。
1月に登場した主な新機種
CR戦国乙女~花~(平和)
CRぱちんこGANTZ(OK!!)
CRぱちんこ押忍!番長(大都技研)
CR豊丸とソフトオンデマンドの最新作(豊丸産業)
CRフィーバークィーンⅡ(ジェイビー)
CRフルーツパンチ(Daiichi)
ぱちんこCR銭形平次withでんぱ組.inc(高尾)
CR春夏秋冬~HIGHビスカス~(西陣)
CRハチワンダイバー(タイヨーエレック)
CR緋弾のアリアⅡ(藤商事)
2月
販売台数的には『スーパー海物語 IN JAPAN 金富士バージョン』が3万台超でトップ! ライトミドルとミドルの2シリーズが登場して人気を得た。それに次ぐのはライトミドルタイプの『ぱちんこ水戸黄門III』で、遊びやすい確率と小当たりRUSHを用いたゲーム性が特徴だ。
2月に登場した主な新機種
CR FEVER KODA KUMI V SPECIAL LIVE BIG or SMALL(SANKYO)
CRスーパー海物語 IN JAPAN 金富士バージョン(三洋物産)
CR TVアニメーション 弱虫ペダル(平和)
CR麻王DX SP(西陣)
CRぱちんこ水戸黄門III(京楽産業.)
CR逃亡者おりん3(タイヨーエレック)
3月
全11シリーズと、最も多くの機種が登場した月。玉の動きによるガチ抽選を用いた『GoGoピラミッド』や『Another』、人気アニメとタイアップした『おそ松さん~THE・DRUM~』、全てのリーチがクルーンという『パチンコ弾球黙示録カイジ沼3』など、意欲作も相次いで設置された。また他にも兄弟機と判断して掲載しなかったが、確率95.8分の1の『ぱちんこ真・北斗無双 夢幻闘乱』が登場して人気を得た。
3月に登場した主な新機種
大ヒットシリーズがWで降臨!
4月
中旬に登場した『ぱちんこ北斗の拳7転生』が9万台を上回る特大ヒット!! 最大4回に及ぶ新たなバトルシステムを搭載して人気を集めた。それ以外はいずれも1万台を下回る販売台数となったが、人気アニメがモチーフの『世界でいちばん強くなりたい!』や『ダーカーザンブラック -黒の契約者-』が初のパチンコ化を果たした。
4月に登場した主な新機種
CR南国育ち 羽根(平和)
CRA SUPER電役ドラゴン伝説(豊丸産業)
CRコブラ-追憶のシンフォニア-(ニューギン)
CRドラセグ2(三洋物産)
CR花満開~天ノ舞~(西陣)
CR世界でいちばん強くなりたい!(藤商事)
ぱちんこCR北斗の拳7転生(サミー)
CRダーカーザンブラック -黒の契約者-(メーシー)
CRハクション大魔王(七匠)
5月
兄弟機ということで掲載していないが、上旬に登場した『スーパー海物語IN沖縄4withアイマリン』が7万台を上回る、甘デジとしては異例の大ヒットを放った。また下旬には『ぱちんこ必殺仕事人V』が専用枠で登場。小当たりRUSHを用いたスペックも好評で、4月に登場した『ぱちんこ北斗の拳7転生』とともにホールのW看板機種として人気を集めた。
5月に登場した主な新機種
CR恋姫夢想(西陣)
CRテレサ・テン2(Daiichi)
CRデコラッシュ(ベルコ)
CRキューティーハニー(ニューギン)
CRぱちんこ必殺仕事人V(京楽産業.)
ぱちんこCRビッグガチンコ7(サミー)
6月
1万台を上回るヒット機種は『吉宗4 天昇飛躍の極』のみ。1種・2種混合機ならではの出玉力と出玉スピードが好評を得た。また他には『銀河鉄道999』と『ひぐらしのなく頃に~叫~』が多くのホールに設置された。
6月に登場した主な新機種
CR新夏祭り(ジェイビー)
CR吉宗4 天昇飛躍の極(大都技研)
CRロボゲイシャ(豊丸産業)
CRシルバーダイヤモンド(三洋物産)
CR銀河鉄道999(平和)
CRおばけらんど(西陣)
CR萌え萌え大戦争ぱちんこば~ん(藤商事)
CRひぐらしのなく頃に~叫~(Daiichi)
CRギルティクラウン(メーシー)
1種・2種混合機が相次ぎ登場!
7月
注目機が数多くリリースされた月。上旬は『リング 終焉ノ刻』と『スーパー海物語IN沖縄4 桜バージョン』が登場し、前評判通りの人気を集めた。また下旬には『アナザーゴッドハーデス アドベント』が、月末には満を持して『牙狼GOLDSTORM翔』が登場。前者は異例の出玉力で、後者は業界を代表するヒットシリーズ最新作ということで多くのホールに設置され、長い人気を維持した。
7月に登場した主な新機種
ぱちんこCR渡る世間は鬼ばかり(サミー)
CRリング 終焉ノ刻(藤商事)
CRスーパー海物語IN沖縄4 桜バージョン(三洋物産)
CR中川翔子~アニソンは世界をつなぐ~(ニューギン)
CRドンキホーテ(豊丸産業)
CRジェットアローⅡ号(ジェイビー)
CRクルクルセブン(藤商事)
CRアナザーゴッドハーデス アドベント(メーシー)
CR牙狼GOLDSTORM翔(サンセイR&D)
8月
7月に注目機種が相次いだ影響により、登場機種数が少なかった月。ただし下旬に登場した1種・2種複合機の『フィーバー戦姫絶唱シンフォギア』は設置台数こそ多くはないものの異例のロングヒット! 増台もあり、2017年末の時点で1万台弱が設置されている。なお『ぴかパチ』は大手ホール「ダイナム」の専用機だ。
8月に登場した主な新機種
CRドラム海物語(サンスリー)
パチンコCR学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッド(高尾)
CRぴかパチ(豊丸産業)
CRめぞん一刻~約束~(平和)
CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア(SANKYO)
CR春一番~極上の花道~(西陣)
9月
上旬に登場した『魔法先生ネギま!』『ぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ』『ぱちんこ攻殻機動隊S.A.C.』の3機種はいずれも1種・2種複合機。新たなゲーム性が市場に受け入れられるか不安視されたが、中でも『ぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ』は8月の『フィーバー戦姫絶唱シンフォギア』に続くロングヒット機種となった。
9月に登場した主な新機種
CR魔法先生ネギま!(サンセイR&D)
CRぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ(京楽産業.)
CR交渉人 真下正義(平和)
ぱちんこCR攻殻機動隊S.A.C.(サミー)
CRAカナカナwith桃乃木かな(ビスティ)
CR秘宝伝 秘められし時の鼓動(大都技研)
規則改正前に注目機が続々登場!
10月
下旬に大人気シリーズの第12弾『ヱヴァンゲリヲン 2018年モデル』が登場。多くのホールに設置された。他にも、玉の動きが楽しい『悪代官』、小当たりRUSHを最大限に活かした『桃剣斬鬼』、巨大ドットの『フェスティバルDD』、ドラムと液晶を用いた1種・2種複合機の『麻雀物語~役満乱舞のドラム大戦~』など特徴的な台が数多くリリースされた。
10月に登場した主な新機種
CR悪代官(豊丸産業)
CR哲也 玄人の頂へ5(Daiichi)
CR金田一少年の事件簿~地獄の傀儡師~(サンセイR&D)
CRフェスティバルDD(ジェイビー)
CR桃剣斬鬼 あたし!鬼にはめっぽう強いんですぅ(西陣)
CR麻雀物語~役満乱舞のドラム大戦~(アムテックス)
CRヱヴァンゲリヲン 2018年モデル(ビスティ)
CR無双OROCHI(サンスリー)
11月
上旬に登場した『ぱちんこ蒼天の拳 天羅』と『喰霊-零-』、下旬に登場して3万台以上を設置した『不二子~Lupin The End~』が人気を集めた。また世界的歌手のガガ様とタイアップした『フィーバーLADY GAGA』は、パチンコで初めてプロジェクションマッピングを搭載した意欲作だ。
11月に登場した主な新機種
ぱちんこCR蒼天の拳 天羅(サミー)
CR喰霊-零-(藤商事)
CRフィーバーLADY GAGA(SANKYO)
CR不二子〜Lupin The End〜(平和)
パチンコCRクイーンズブレイド美闘士カーニバル(高尾)
CR ALL2025 with 100(西陣)
12月
発表機種数自体は少ないものの、上旬に『大海物語4』(※一部ホールは11月下旬に先行導入)、下旬に『真・花の慶次2』という大ヒットシリーズの最新作が登場! 2018年2月の規則改正を見据え、どちらも8万台前後という破格の台数が設置された。
12月に登場した主な新機種
CR大海物語4(三洋物産)
CRフィーバーマイケル・ジャクソン(SANKYO)
CR真・花の慶次2(ニューギン)
ぱちんこCRぷよぷよ(サミー)
多くのヒット機種が登場したものの、2017年は『沖海4』シリーズを別機種とカウントすると10万台以上を販売した機種がゼロ! これは近年にない出来事だ。2017年のパチンコ台の販売総数は約140万台。物凄い数と思うかもしれないが、2016年に比べると約10%の減少。10年前の2007年が約300万台だったことを考えると、実に半数以下の台数となっている。
さらに2018年2月には新規則が施行され、射幸性が抑えられた新たなパチンコ台が登場する。販売台数の減少傾向は今年も続く可能性が高いと思われるが、そんな中でも新たな魅力を持つヒット機種が登場し、業界が少しでも盛り上がることを期待したい。
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