『押忍！番長Ａ』導入期特集～タイマン前の敵前視察～

[機種情報] 押忍！番長A
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昨年、最も評価された機種が『押忍！番長3』。
各攻略誌が年明けに前年のナンバー1を決めるという企画を毎年やっているが、すべての攻略誌でこの番長3が1位を獲得した。これは偉大なこと。
攻略誌はそれぞれクセがありちょっと天の邪鬼であったりして、なかなか市場評価と同じ結果が出にくい。
それにもかかわらずどの攻略誌でも1位というのだから、圧倒的な1位と言っても過言ではない。
もう15年以上もその結果を目にしてきたが、攻略誌すべて同じ結果となったのは2010年の『新鬼武者』以来。それほどの快挙なのだ。

そんな番長3をベースに作られたのが今回ご紹介の『押忍！番長Ａ』。
「番長シリーズ」初のAタイプという位置付けで、ボーナスで出玉を増やす割とシンプルなゲーム性だ。

BBに相当する番長ボーナス後にRTに突入するなど、完全なノーマルタイプではないものの、RT中の1G純増は現状維持と、そこで増えるというよりはメダルを減らさずボーナスを待てるといった感じだ。
ボーナスは、
青7揃いの番長ボーナスが、最大304枚獲得＋RT50G
青7揃い以外の番長ボーナスが、最大260枚獲得＋RT20G
RBは、最大106枚獲得のみ
となっている。

RT搭載機ながらボーナス合算確率は約120分の1（設定6）から約149分の1（設定1）と軽めの設計で、RTループによる一撃の出玉も期待できる。
ボーナス出現比率はほぼ均等で、304枚の青番長ボーナスが特に出にくいというわけではない。
ちなみに本機の設定は1、2、5、6の4段階。

さてここからは、機種紹介ページでは紹介しきれなかった初打ち時に押さえておきたいポイントを解説していこう。
知っていれば楽しめる＆得をする情報満載なので、ぜひ最後まで一読いただきたい。

注目演出その1【対決演出】

番長シリーズを語るうえで欠かせないのが対決演出。
ボーナスの当否を告知するお馴染み演出だ。対決の相手、種目でボーナス期待度が変化する。

相手は、ノリオ、サキ、チャッピー、マダラ、巌、鏡の6人。
マダラはチャンス、巌なら大チャンス、鏡ならボーナス確定だ。

種目は、歴代シリーズのものが登場し、傾向としては番長3≪番長2≪番長というように歴代機種に遡るほどチャンス。
ちなみに初代番長の対決ならボーナス確定だ。対決中の展開によってもボーナス期待度が変化するため細部まで要注目。
タイトル画面の★の数がボーナス期待度を示唆。

注目演出その2【特訓演出】

対決の前兆となる特訓演出は、特訓する場所でボーナス期待度が変化。
期待度は坑道が25％、道場が75％、猛特訓なら番長ボーナス確定だ。
特訓の契機はチャンス目で、チャンス目成立後は約7GのプチRTへと突入する。特訓の最後は対決へと発展するが、このとき例えば番長3の特訓（坑道）から番長3以外の対決種目（かるたなど）に発展する「世代ズレ」が発生すれば超激アツ。

注目演出その3【前兆演出】

ハズレ目からでも液晶がざわつき、ボーナスが期待できるという点が本機の特徴。
ハズレ目に見える1枚役成立がこの謎前兆を生み出している。
ハズレ目時に以下の演出が発生したらその後に期待！

○第1消灯

○文化祭（チラシ）

○白ジャージ

○うさぎ飛び演出

○キャラクター登場演出

○舎弟引っ張り演出＋牡丹

注目演出その4【漢気札演出】

発生頻度の低いチャンス演出発生時に「押忍」ボタンを押すと漢気札が出現。
札には演出の説明とボーナス期待度を示唆する★の数が表示。ボーナス期待度は、星3個で80％、星4個で95％、星5個ならボーナス確定だ。
演出の展開よりも先にボーナスの期待度を把握したいなら積極的に押忍ボタンを押してみよう。

---チャンス演出の例---

○「舎弟引っ張り演出」……誰もいない状態でベル・リプレイが成立した（★★★）

○「床磨き演出」（特訓中）……舎弟群が出現した（★★★）

○「ステージチェンジ演出」……チャンス目が出現した（★★★★）

○「PKルーレット演出」……操の両手のグローブ共に特訓シンボル模様だった（★★★★）

○「紐引っ張り演出」（特訓中）……第3停止で化石・鉄塊が落下した（★★★★★）

○「お色気演出」……チェリー・弁当箱が成立した

これら漢気札は液晶メニューの「ダイトモcollection」で記録が可能。
また番長ボーナスで開放した楽曲も同様に記録されるので、プレイ終了時にパスワードを取っておけばコレクションの続きから遊技可能だ。

注目演出その5【RT演出】

番長ボーナス後に突入するRTはスタート時に演出モードを選択。初代『押忍！番長』から『押忍！番長3』まで歴代4機種の中から選択可能だ。
ちなみにRT中にチャンス目が出現すればボーナス確定なので、出目も要注目！

「押忍！番長」

ボーナス中の演出を再現。ナビされた小役の大きさがボーナス期待度を示唆。パンダ対決勝利でボーナス確定。

「押忍！番長2」

ART中の演出を再現。
ステージ昇格でボーナスの期待度アップ。ステージは渓谷≪崖≪頂上≪頂上（夜）の順に期待でき、頂上（夜）なら超激アツ。

「押忍！サラリーマン番長」

AT中（鏡ステージ）の演出を再現。VIPループに入ればチャンス。
お馴染みの衝撃告知「カカカカモーン！」発生でボーナス確定。

「押忍！番長3」

ART中の演出を再現。
ステージ昇格でボーナスの期待度アップ（番竜寺≪金剛苑≪豪遊閣≪轟大寺）。
漢気カウンターの数値がボーナス期待度を示唆。

最後に、今飛び込んできたホットな情報をお伝えしよう。

ホット1【スペック】

設定	番長 ボーナス確率	レギュラー ボーナス確率	ボーナス 合算確率	出玉率 （通常打ち）	出玉率 （攻略打ち）
1	1/273.1	1/331.0	1/149.6	98.5%	100.7%
2	1/273.1	1/273.1	1/136.5	101.4%	103.2%
5	1/237.4	1/331.0	1/138.3	105.2%	107.2%
6	1/240.9	1/240.9	1/120.5	109.7%	111.8%

高設定は番長ボーナスが当たりやすく、偶数設定はレギュラーボーナスが当たりやすい。
攻略打ち時の出玉率は設定1でも100.7％と甘いので、機種紹介ページの打ち方を参考に通常ゲーム中でも気を抜かず8枚役の獲得を目指そう。

ホット2【通常ゲーム中の小役】

設定	ベル	チャンス目	1枚役（ハズレ目）	3消灯+弁当箱
1	1/9.6	1/91.5	1/90.9	1/181.5
2	1/9.5	1/88.9	1/88.3	1/163.4
5	1/9.2	1/91.5	1/87.6	1/145.6
6	1/9.0	1/87.5	1/83.4	1/134.3

設定差のある部分のみ抜粋。
3消灯を伴った弁当箱は要チェック！

ホット3【番長ボーナス中のスベリベル】

設定	スベリベル
1	1/8.0
2	1/6.4
5	1/8.0
6	1/6.4

設定の奇偶で確率が変化。
スベリベルの出現を把握するには、左リール枠内に2連7を狙い、下段からベルが揃えばスベリベルだ。
スベリベルが判別できた場合、筐体にある丸型ランプ（リール左と下パネル右）が点滅する。
逆押しの技術介入をした場合でもランプが点滅すればスベリベルと判断可能。

ホット4【番長ボーナス中のハズレ＆チャンスチェリー】

ハズレ出現で高設定濃厚。
またチェリーナビ時に各リールにBARを狙って、BARが菱形になればチャンスチェリーとなり設定2以上確定＋高設定の期待度アップ。

ホット5【レギュラーボーナス中の操登場】

技術介入で9枚役獲得後に、順押しで左リール枠内に2連7を狙うとキャラが出現する可能性あり。
それが操まで増えると設定2以上確定だ。左リールの2連7狙いは早めに押すと青7上段停止となり、中＆右リールに弁当箱を狙う必要が出てくるので、早めに押さないよう注意。

ホット6【RT終了画面】

画面	示唆内容
清水寺	設定2以上
金閣寺	設定2否定+設定5or6の期待大
操＆牡丹	設定5or6
操＆雫	設定6

清水寺で設定2以上が確定。
金閣寺は設定2否定に加え、設定5以上の大チャンス。
操が出れば設定5以上が確定し、雫もいる画面なら設定6確定だ。

以上、導入直前の番長A特集いかがだっただろうか。
低設定域でも甘いスペックに加え、人気シリーズの最新作ということもありそれなりの高待遇で扱われるのではないかと期待している。
その後の設定状況を左右する導入期。
プレイヤーの反応を探るため、積極的に高設定を投入してくるホールも多いはず。
去年から続く“番長人気”をこれで盤石なものにするのか、乞うご期待！

 

（C）DAITO GIKEN,INC.