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「パチスロ5号機の歴史(その10)」~もうすぐ終わる!? 5号機時代~

1G純増3枚のAT機能により2万枚も可能となった5号機。
それにメスが入り、パチスロ業界はいよいよ規制規制の荒波に揉まれていきます。

そんな時代背景の中、2015年はどんな機種が登場したのか振り返ってみましょう。

▼前回の特集記事はコチラ
●パチスロ5号機の歴史(その1)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その2)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その3)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その4)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その5)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その6)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その7)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その8)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~
●パチスロ5号機の歴史(その9)~もうすぐ終わる!? 5号機時代~

 

アラジンAII

機種情報|サミー『アラジンAII』

2月に登場したのはサミーの『アラジンAII』

4号機時代、爆裂マシンとして名を馳せた『アラジンA』の後継機で、1G純増約2.7枚のAT「アラジンチャンス」で出玉を増やすシステムです。

ATは50Gが1セットとなり、AT突入後はとりあえずスーパーアラジンチャンス(SAC)への突入を目指します。
SACは1セット10G+αの単チェリー継続型。
SAC中に約10分の1までアップした単チェリーが出現すれば次セットへの継続が確定し、継続確定後はATゲーム数の上乗せに加えSACのゲーム数上乗せも期待できます。
SAC1セットのゲーム数が増えればそれだけセット継続期待度がアップし、最大の1セット20Gまで増えると継続率は驚異の90%に! こうなるとどこまで続くか予測不可能。

ここに到達するまでにそれなりのATゲーム数を上乗せしているでしょうし、継続率90%到達後もさらに上乗せが期待できるわけですから、相当なATゲーム数が上乗せされます。

そんなSACを加速させるアラジンボーナスや「お宝ラッシュ」などのトリガーも存在し、さらにさらにAT終了後は高確に移行するため引き戻しが期待できるなど、想定外のロング継続が発生してしまうんですな。

個人的には閉店取り切れずが大嫌いなのでそれを考慮してヤメるタイムリミットを設定していますが、この機種はそんな想定を遥かに超えるロング継続が発生してしまうシステムゆえ、閉店取り切れずを何度もやらかした数少ない機種でもあります。
あー今思い出してもMOTTAINAI。

 

ハナビ

機種情報|アクロス『ハナビ』

同じく2月。

4号機時代に大ヒットした『ハナビ』が5号機で復活!

前作は完全ノーマルタイプでしたが、今作はRT搭載型。
BB終了後はリプレイハズシを再現したRT「花火チャレンジ」に突入し、移行リプレイを2コマ目押しでハズしながら残りゲーム数との頃合いを見計らいRT「花火ゲーム」へ移行させます。

それにより最大40GのRTを堪能することができ、前作にはなかった新たなゲーム性で人気を獲得します。
今も多くのホールで現存し、朝からは設定狙い、夜からはひと勝負と、様々な層に愛される稀有な機種と言えるでしょう。

4段階設定ではあるものの、設定の奇偶判別ができたり、低設定域が甘かったりで、打ち始めるリスクが少ないのも手を出しやすい一因ですな。
液晶がなくても出目とフラッシュだけで飽きずに打ち続けられるなんて液晶全盛のこのご時世、誰が予想できたでしょうか。

 

麻雀物語3

機種情報|オリンピア『麻雀物語3 役満乱舞の究極大戦』

3月には新基準1発目となる

オリンピア『麻雀物語3 役満乱舞の究極大戦』が登場します。

前回の最後でちょっと触れましたが保通協の試験方式の変更により変則押しペナルティのないタイプが今後リリースされるようになり、その先駆けとなったのがこの機種です。

これはプレイヤーにとって大いに歓迎すべきポイントで、打っていて左が止まらず中を押してしまっていたなんてことは人間ですから誰しもあるでしょうし、あとは意図的にペナ状態でヤメていく輩に怯えなくて済むようになったのは非常に大きいかと。
悪どいホールだと、朝イチ例えばゴッド系なんかは変則押しの出目が止まっていたり、あるいは7揃いをさせつつ実はペナをカマしてたとかもありますからね。

4号機時代のストック飛ばしみたいな感じで、取れるところは遠慮なく取るというスタンスの極悪ホールは存在していましたから。
この変則押しペナの撤廃により、打ち始める前に出目を神経質にチェックする必要がなくなったのはありがたい点ですな。

そんな安心安全の仕様ばかり注目されたこの麻雀3ですが、肝心のゲーム性はというとATで出玉を増やすシステムで、出玉性能も1G純増約2.9枚とそれまでのAT機と遜色ないレベル。
多彩な上乗せゾーンがあったりと、ペナがなくベースがアップしている点を除けば従来機となんら変わりません。

ベースが上がり投資スピードが抑えられているぶん初当たりは遠くなりましたが、これなら大丈夫と不安ばかりが先行していたパチスロ業界に安堵をもたらした新基準1発目でした。

 

ゴッド神々の凱旋

機種情報|ユニバーサルブロス『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』

4月。今も絶賛高稼働中のあの機種がリリースされます。

ユニバーサルブロスの『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』です。

前年登場したハーデスが高稼働を維持する中、ミリオンゴッドシリーズの正統後継機ということで非常に注目を集めます。
ジャッジメントやゲーム数上乗せで人気のハーデスに対し、この凱旋は伝統のセット上乗せ型。

ゲーム数上乗せはありません。AT「ゴッドゲーム」は1セット100G、1G純増は約3.0枚。
AT終了後は5GのGゾーンに移行し、ストックがあればGゾーンで告知もしくは抜け後前兆を経てATに再突入。
セット連で出玉を増やしていくゲーム性です。

個人的には今作の見所は初登場の数字「0」だと考えています。
液晶で0が揃えば5Gの自力CZ「G-STOP」に突入し、その5G間に液晶で数字や文字が揃えばATが確定。
リーチ目によるストックもあれば、鏡出現で期待度が大幅アップしたりと、その5G間はまさに手に汗握る瞬間が詰まっています。

これがやりたいがために、天井までちょっと遠いけど凱旋を打とうかとなったこともしばしば。
ただ、このG-STOP、最初はやりすぎだと思ったんですよね。
だって、液晶で7が揃えばGOD揃いと同じくAT5セットが確定するし、Sが揃えば赤7揃いと同じくSGG突入ですから。
GODや赤7揃いの価値を下げたこのG-STOP、そんなに恩恵なくてもよくね?と。

でもまぁ、実際G-STOPでやれたときなんかは、そりゃもう自分を褒めたくなるほどで、割りと単調なゲームの中で自力感のあるこのG-STOPはやっぱりあって正解だと今では思うようになりました。
パチンコを含めあまり目にしない0という数字。

これを考え出したインド人も凄いですが、0を凱旋に採用した製作者にも頭が下がります。
普通に考えたら「G」でしょうかね。
そんな凱旋が2015年、1、2を争う販売数を記録します。

 

ゴッドイーター

機種情報|山佐『パチスロ ゴッドイーター』

5月は神喰いの名を持つ

『パチスロ ゴッドイーター』(山佐)が登場します。

『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』が導入されて間もないタイミングは神対決と当時もてはやされたりも……。
ホールへの納品日は、5月10日ゴッドの日だったような気がします。

システムは1G純増約2.4枚のAT機で、AT「アラガミバースト」突入後はアラガミを倒すことでゲーム数上乗せが発生する討伐型です。
全8種類のアラガミは弱点小役や特徴が異なり、どのアラガミが登場するかで期待度が変化。
中でも超激アツなのがスサノオでした。

スサノオは倒した時点でほかのアラガミ同様ゲーム数上乗せが発生しますが、倒すまでに高確率で上乗せゾーン「神機解放」に突入するため、倒すまでどれだけゲーム数を引き伸ばせるかが重要。
攻撃しないでとお願いしながら戦うことになります。

神機解放に突入すれば毎ゲーム上乗せが最大90%ループで発生し、スサノオとのバトルに戻ってもまた神機解放が高確率で突入するわけですから、スサノオ登場時の期待感は相当なものです。

まぁ、そんなスサノオは滅多に登場せず、普段は比較的マイルドな展開の中、ゲーム数消化やCZで初当たりを射止めながらたまに発生する大波を掴む。
そんなゲーム性です。のちに波の荒い「荒神Ver.」も登場します。

 

北斗の拳強敵

機種情報|サミー『パチスロ北斗の拳 強敵』

2015年の最大級のヒット作となったのが

サミー『パチスロ北斗の拳 強敵』です。

前作の転生から2年以上が経過していました。
9月のことです。システムは、1G純増約2.8枚の枚数管理型ATで出玉を増やすタイプ。

変則押しペナルティのない新基準機で、ベースが高いのが特徴です。
AT契機としては北斗シリーズ伝統の中段チェリーなどでぶっ刺す以外にも、伝承の刻と七星勝舞の2種類のCZも存在します。
AT「激闘乱舞」は継続率でセット連チャンする仕様で、払い出しが規定枚数に到達すると継続バトルに発展し、50%以上で連チャン発生となります。

滞在ステージによって継続期待度が変化するため、AT中は上乗せバトルなどで規定枚数を上乗せしながらステージ昇格を目指し、最終的に闘神ステージまで移行すれば連チャン確定+トキストックと呼ばれるセットストックも期待できます。
AT中の消化ゲーム数でステージ移行が発生するゆえ、消化ゲーム数を伸ばすためにもセット開始時の初期枚数や上乗せバトルが重要となるわけですな。

そこに、1セット7Gの上乗せゾーン「北斗乱舞」が加われば毎ゲーム上乗せが発生=闘神ステージが近くなるなど、規定枚数は枚数以上の重要なファクターだったんですな。
抽選システムなど内部を知れば知るほど虜になる機種でもありました。
この機種を北斗シリーズの中で一番好きと言う人も結構いましたっけ。

 

リノ

機種情報|山佐『リノ』

12月にはこんな機種も登場しました。

山佐の『リノ』です。

ノーマルタイプながら連チャンが期待できる驚きのシステムで、トマト揃いを契機にボーナス高確状態へ移行し自力でボーナスの連チャンをもぎ取ります。
導入当初こそ厳しい稼働となりましたが、その特異性や面白さがじわりじわりと浸透し、徐々に人気を獲得していきます。

その後、これを模した機種が各メーカーから登場するように、ノーマルタイプ革命を起こした偉大なマシンとも言えます。
しかし、数多くのリノタイプが登場しましたが、残ったのはこの元祖のみ。
最初にして最高傑作だったわけですな。

変則押しペナルティのない機種が登場し、そしてその後、1G純増は2枚未満、通常遊技中のシミュレート出玉率は100%未満、アシスト機能(ATやARTなど)がサブ基板からメイン基板管理へ、擬似遊技の禁止など、様々な制約が設けられた5.5号機時代へと突入していきます。

リノのようなタイプやAT機の新台導入は2016年夏までのリミットが設けられ、その後の新台はそれら基準をクリアした5.5号機となるわけです。

魅力ある新機種が登場しますが、スペックダウンの影響もあってか、ホールの主役は依然として瞬発力の高い旧基準機。
そんな状況は2016年も続きます。

 

沖ドキ!トロピカル

機種情報|ユニバーサルブロス『沖ドキ!トロピカル』

シンプルなゲーム性ながらその中毒性に魅せられたファンの多い『沖ドキ』。
登場から1年半が経過した2016年2月、待望の後継機がリリースされます。

ユニバーサルブロスの『沖ドキ!トロピカル』です。

見た目もゲーム性も前作から大きく変えず、それでいてベースが高くなっているため「遊べる沖ドキ!」というイメージです。

ですが、そう事はうまく運ばず、導入早々試練に立たされます。
初当たりのほとんどが60GのRBで、さらに前作以上に天国モードへ移行しないなど、我慢我慢の展開が待ち受けます。

前作では32Gの興奮を味わうため辛抱できましたが、今作ではじれったさのほうが上回ったようで、導入初期から客離れが進みます。
その後『沖ドキ!パラダイス』も登場しますが、メリハリの効いた初代が残っている中、なかなかプレイヤーを呼び込むまでには至りませんでした。

 

アステカ

機種情報|エレコ『アステカ 太陽の紋章』

4月。登場前から、非常に注目を集めていた機種がやっとお目見えとなります。

エレコの『アステカ 太陽の紋章』です。

アステカと言えば4号機時代にCT機として登場し、CTというゲーム性を世に広めた立役者。
その名を受け継ぐマシンが、パチスロ業界初となる「プロジェクションマッピング」という武器を引っ提げて登場したわけですから、誰もが興味津々です。

実際打って見ると、その奥行きのある立体映像は新時代を予感させるだけのインパクトはありました。
ありましたが、結局ヒットには至らず……。どうしてなんでしょうかね。

名機アステカの名を使う必要はなかったとか、早々に通路になってしまったホールからはカステカなんて酷評も聞かれたりもしましたが、導入前の期待の高さが逆に仇となったんじゃないでしょうかね。

個人的には好きなんですけどね、こういう機種。
1G純増約1.5枚のバランスの取れたボーナス+ARTのシステムだったり、上乗せゾーン「チャレンジタイム(CT)」での上乗せ感とか。
悪くはないんですけどねぇ。
当時を振り返ると、少し前から続いていた「新機種に期待しない」という風潮がひときわ強くなった時期でもあったような気がします。

 

コードギアスR2

機種情報|サミー『コードギアス 反逆のルルーシュR2』

5月。

サミーから『コードギアス 反逆のルルーシュR2』

が登場します。システムはボーナス+ARTで、ART「ブラックリベリオンR2」は1セット40G、1G純増は約1.4枚。ART中はバトルピースを貯め、ARTのラストではそのバトルピースを使って継続バトルに挑むタイプです。

ARTでスザクに勝利したり、10セットに到達するとスペシャルART「ゼロレクイエム」へと突入し、ここから本当の正念場を迎えます。
ゼロレイクエムに突入するとバトルピースの獲得期待度が大幅アップし、それに伴い継続期待度もアップします。
バトルピースをうまくやりくりしながらロング継続させていくのが本機の醍醐味で、ART機ながら閉店取りきれずをよく目撃する継続性の非常に高い機種です。

ボーナス+ARTの最高傑作だと言うファンも多く、5号機で一番面白いという声も何度か聞いたことがあります。
それだけ完成度の高い作品です。

 

サザンアイズ

機種情報|大都技研『パチスロ3×3EYES〜聖魔覚醒〜』

9月に登場したこの機種は設定Cというチャレンジ設定が話題を呼びます。

大都技研の『パチスロ3×3EYES〜聖魔覚醒〜』です。

ボーナスのみの完全ノーマルタイプではありますが、技術介入性が高く打ち手を選ぶ機種です。

設定は5段階で、その中に設定Cというものが存在します。
その設定CはCB確率が非常に高く、ほかの設定のCB確率が1/313(設定1)〜1/489(設定6)に対し、設定Cは1/100と破格の確率となっています。

CB中はビタ押しを含む目押し頻度が高く、目押しが完璧なら最大112枚獲得できる一方、平均82枚、目押しをミスってばかりだとその半分にもなるプレッシャーしかないボーナスです。

データカウンタを見れば一目瞭然となる設定Cは、完全攻略なら出率109.7%と設定6に匹敵するほどのパワーがあり、それを狙う目押し自慢のプレイヤーが朝から列をなすという光景がよく見られました。
完全攻略なら設定1でも出率100.6%あるのでリスクが低いですからね。

 

まどかマギカ2

機種情報|メーシー『SLOT魔法少女まどか⭐︎マギカ2』

この機種も9月に登場しています。

メーシー『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』です。

前作から3年近くの月日が経っていました。
システムはボーナス+ARTで、ART「マギカ☆ラッシュ」は1セット50G、1G純増は約1.5枚。
ART中のゲーム数上乗せはレア役からの直乗せのほか、「マギカ☆クエスト」や「ワルプルギスの夜」など上乗せゾーンからも上乗せが発生します。

前作にもあったワルプルギスの夜はプレミアム級の出現率となり、その代わり上乗せのメインとなったのがマギカ☆クエストです。
このマギカ☆クエストは、マスと成立役による抽選で上乗せを毎ゲーム獲得するもので、5マス先まで見える先読み機能と、展開を有利にしてくれるアイコンの獲得など、非常に心が揺れうごかされる仕様となっています。

これをやりたいがためにまどマギ2を打つというプレイヤーも多いのではないでしょうか。
僕もその一人です。

結果的に、前作ほどの人気は獲得できませんでしたが、今も多くのホールに残っているように一定のニーズを掴むことには成功した数少ない5.5号機です。

 

北斗の拳修羅の国編

機種情報|サミー『パチスロ北斗の拳 修羅の国篇』

10月リリースされたのが

『パチスロ北斗の拳 修羅の国篇』(サミー)。

この年最も売れたのがこの機種です。
重めのボーナスを持ったARTマシンで、『パチスロ北斗の拳 転生の章』の継続システムを受け継いだゲーム性です。

ART「闘神演舞」は1セット50G、1G純増は約2.0枚。
通常ゲーム中のレア役やボーナスを契機にARTへと突入し、ARTは勝舞魂を貯めそれを使って最後の継続バトルを戦う転生システムです。
ART中や継続バトル開始時にキャラの選択も可能になり、3者3様のゲーム性を楽しめる仕様となっています。
転生の高い実績からこの機種もまたそれなりに動いてくれるだろうと多くのホールが導入したわけですが、物語の舞台を修羅の国に変えたことによるキャラの認知不足や、ベースアップした通常時の間延び感、瞬発力の低下など、様々な面がマイナス評価へと繋がり、早々に客離れを招いてしまいました。

そりゃあ北斗シリーズですから何度も何度も打ちましたよ。
その結果、低設定はカイゼルステージすらなかなか行かない反面、高設定は初当たりが軽くめちゃめちゃ楽しいという印象です。
ほんと設定6は別格です。

 

バジリスクIII

機種情報|エレコ『SLOTバジリスクIII』

11月にはエレコから『SLOTバジリスクIII』が登場しました。

出る機種すべてが高評価のバジリスクシリーズ最新作は、重めのボーナスを搭載したART機です。

CZやボーナスを契機にART「バジリスクタイム」へと突入し、ARTは従来同様、追想の刻と争忍の刻の2部構成になっています。
今作の争忍の刻は、成立役で戦う自力バトル。
ベル以上で攻撃、リプレイならピンチとなり、伊賀全員を倒せば次セットへの継続確定となります。
継続確定後は報酬の獲得も期待でき、セットストックやストックゾーン「瞳術チャンス」などでさらなる継続も期待できるゲーム性に仕上がっています。

この機種もまた導入期こそ話題機種ということで注目を集めますが、ハイスペックの絆がホールに残ってる以上そちらに戻るのは明白で、なかなか思うような稼働を維持できませんでした。
通常時の周期抽選など不明瞭な部分はあるにせよ、いろいろな部分で思い切ったチャレンジをした評価すべき機種だと個人的には思っています。

一番最後のホール内

5.5号機時代の本格幕開けとなった2016年。
人気機種の後継機が続々と登場しますが、なかなか思うような稼働を維持できませんでした。
そんな5.5号機の評価がイマイチなこともあって、2016年に売れた新台は前年の約4分の3まで急激な落ち込みを記録します。
翌2017年には5.5号機をさらに規制した5.9号機への移行も決まり、更なるプレイヤー離れが懸念されます。

そんな中、いわゆるカジノ法案を巡る中でギャンブルなどの依存症問題が取りだたされ、その余波を受けた形でパチスロの規則改正もばたばたと決まり、自主規制でなんとかやり過ごそうと目論んでいた業界にとっては大きな大きな痛手となります。
いよいよ、5号機時代が終焉を迎えます。

次回、5号機の歴史ラスト。

 

 

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