特集 2022/10/07 09:00
『パチスロ バイオハザード RE:2』見どころ特集! 〜ボーナス終了時のフィギュアが設定を読み解く鍵!!〜
▼機種情報『パチスロ バイオハザード RE:2』
http://www.pachinkovillage.com/slot/s.php?M=6594
10月3日から導入が開始されたアデリオンの『パチスロ バイオハザード RE:2』。
バイオと言えば2021年2月に登場した『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』がいまだ高稼働中ですが、本機はそんな人気機種の良いところを継承しつつ、新たなゲーム性を実現しております。
早速、この秋注目の話題作に迫っていきましょう。
本機は、擬似ボーナスやATで出玉を増やすAT機。1G純増はAT中の約1.0枚に対し、ボーナス中は約4.5枚とパワーアップ。このことからもわかるようにボーナスに突入することでまとまった出玉を獲得できるシステムとなっています。
まずはスペックから。
スペック | ||
設定 | AT初当たり | 出玉率 |
1 | 1/343.4 | 98.0% |
2 | 1/331.6 | 99.1% |
3 | 1/314.1 | 101.0% |
4 | 1/276.8 | 105.1% |
5 | 1/256.2 | 107.9% |
6 | 1/242.1 | 110.0% |
初当たり確率は242.1分の1(設定6)〜343.4分の1(設定1)と大きな設定差が存在。高設定域の出玉率は高くはありませんが、設定4は105.1%と比較的高めの印象です。
小役確率はこちら。
小役確率 | |
小役 | 確率 |
スイカ | 1/120.9 |
弱チャンス目 | 1/99.9 |
強チャンス目 | 1/341.3 |
弱チェリー | 1/128.0 |
強チェリー | 1/315.1 |
15枚ベル | 1/3.8 |
6枚ベル | 1/2.0 |
リプレイ | 1/7.3 |
スイカ、チャンス目、チェリーを合わせたレア役の合算確率は31.1分の1。50枚あたりのゲーム数は約36.0G。
では、ゲームの流れに沿って注目ポイントを見ていきましょう。
通常ゲーム中に目指すのが「G-BATTLE(Gバトル)」。Gバトルにはゾンビを撃破するほど突入の期待が高まり、そのゾンビ撃破の鍵を握るのが「心音上昇」と「武器の獲得」です。
上部ミニ液晶には「心音」が表示され、その色がゾンビとの遭遇率を示唆。心音の色は4種類あり、レア役やリプレイといった“チャンス役(リプレイ、レア役)”で心音上昇が期待できます(青≪緑≪赤≪紫)。
また、チャンス役(リプレイ、レア役)では武器獲得も期待できます。武器を所持しているとゾンビの撃破率アップに加え、心音上昇やGバトルの期待も高まります。武器は3種類あり、ショットガン≪マシンガン≪スパークショットの順にアツくなっています。
武器には20Gのウェポンリミットゲーム数(武器所持の保証ゲーム数)があり、そのゲーム数を消化すると武器はなくなってしまいます(初期装備のハンドガンに)。
設定変更後やAT終了後は武器の獲得率がアップする「武器高確」へもれなく移行。この武器高確には30Gの保証ゲーム数があり、その間は武器獲得の大チャンスとなります。通常ゲーム中のステージは4種類あり、警察署や下水道は基本ステージ、研究所が武器高確、メインシャフトはGバトル示唆となっています。
「ゾンビに遭遇し、ゾンビを倒す」。これを繰り返しているうちに、Gバトルへ突入となります。Gバトル突入率は約124分の1。
Gバトルはバトルパート(10G+α)とジャッジパート(3G)で構成。ジャッジパートで勝利すれば初当たりボーナスへ突入です。
まずは、対戦するGに注目。G第3形態≪G第2形態≪G第1形態の順に期待度がアップします。また武器を所持したままGバトルに突入なら武器に応じて抽選の優遇があり、その結果勝利期待度もアップします。Gバトルのトータル勝利期待度は36%超。
バトルパートは、攻撃がヒットすればランクがアップ。そのランクアップの鍵を握るのが小役の入賞で、所持している武器によって対応役が変化します。
【武器の特徴】
・ショットガン……ベルが揃えばランクアップ!?・マシンガン……リプレイが揃えばランクアップ!?
・スパークショット……レア役成立で勝利!?
これが武器を所持したままGバトルに突入したときの恩恵で、かなり展開が有利になります。ちなみに、初期装備のハンドガンの場合は全役でランクアップを抽選となります。
画面のエフェクトがランクに対応し、白≪青≪黄≪緑≪赤の順に勝利期待度がアップしてきます。バトルパートでのレア役はゲーム数を上乗し、バトルパートを長引かせることで勝利に貢献してくれます。スイカや弱チェリー、弱チャンス目といった弱レア役では3G、強チェリーや強チャンス目といった強レア役では6G上乗せしてくれます。
バトルパートのゲーム数が0になるとジャッジパートへ。
ジャッジパートでは、それまでに昇格させたランクに応じて勝敗を抽選。ランク別勝率はこちら。
Gバトルのランク別勝率 | |||
ランク | vs G3 | vs G2 | vs G1 |
白 | 40% | 40% | 69% |
青 | 10% | 19% | 55% |
黄 | 19% | 28% | 82% |
緑 | 44% | 55% | 91% |
赤 | 73% | 82% | 100% |
この表を見てもらうとわかるように、対戦するGによって勝率が大きく変化。ランクの色別特徴としては、中途半端に青に上がるくらいなら白のままのほうが期待が持てるようになっています。
内部的に敗北時でもレア役による書き換え抽選があるほか、スルー回数天井(Gバトル最大7連続失敗)による勝利も存在します(表の勝率は書き換え抽選やスルー回数天井による勝利も含む)。
そして、Gバトルに勝利すれば、初当たりボーナスへ突入となります。
初当たりボーナスは「ハザードボーナス」と上位ボーナス「パンデミックボーナス」の2種類。基本はハザードボーナスで、突入時の4thリールチャレンジに成功するとパンデミックボーナスとなります。どちらも100枚獲得まで継続し、1G純増は約4.5枚。
ボーナス中は、レア役でATゲーム数の上乗せが期待できるほか、狙え演出からの7揃いでボーナス1G連が確定します。パンデミックボーナスは感染したウイルスによって性能が変化する特徴があり、その詳細についてはのちほど詳しく解説します。
初当たりボーナスが終了すると、本機のメインディッシュ、AT「ハザードラッシュ」へ突入です。
AT「ハザードラッシュ」は40G+αのゲーム数管理型。消化中はレア役やハズレ目5回ごとにボーナスを抽選し、約59分の1でボーナスに当選となります。
内部的にはボーナス抽選を管理するATモードが存在し、通常A≪通常B≪高確≪超高確の順に期待度がアップ。AT中のステージがATモードを示唆しています。
【ステージの特徴】
・警察署……基本ステージ・下水道……通常B以上
・研究所……高確以上
・脱出路……超高確濃厚
パニックフリーズによる突然の告知から違和感演出によるサプライズなど、様々なパターンでボーナスが告知されます。そして、ボーナス確定後は、ボーナス種別ジャッジゾーン「パンデミックチャンス」へ突入となります。
パンデミックチャンスは、ウイルスに感染させて上位ボーナスを目指す自力型のゲーム性。6個のマスで構成され、ウイルスマスとブランクマスが存在します。
1Gごとにマスが移動し、ウイルスマスで15枚ベルやチャンス役(リプレイ、レア役)を引ければウイルス感染となり、パンデミックボーナスが確定します。
ウイルスは3種類あり、感染したウイルスによってパンデミックボーナスの性能が変化。
【ウイルスの特徴】
・+Gウイルス……ゲーム数上乗せの頻度アップ・Dウイルス……増殖の頻度アップ
・7ウイルス……7揃いの確率アップ
ここでポイントとなるのが、複数のウイルスに感染できるという点です。15枚ベルでウイルスに感染した場合は、そこでパンデミックチャンスは終了しパンデミックボーナスへ突入となりますが、チャンス役(リプレイ、レア役)でのウイルス感染ならパンデミックチャンスは継続となりさらなる感染が期待できます。複数のウイルスに感染することでパンデミックボーナスの性能もアップし、その結果ATゲーム数の上乗せやボーナス1G連の期待度もアップしていくという仕組みです。
パンデミックチャンスはマスの種類に関係なく15枚ベルが成立すると終了となり、いかに15枚ベルを回避し続けられるか、ウイルスマスでタイミングよくチャンス役(リプレイ、レア役)を引けるかが重要となります。ウイルスに感染せずブランクマスで15枚ベルを引くとハザードボーナスへ突入となるため、そうならないようマスと成立役に怯えながら消化するという緊張感のある自力ゾーンとなっています。危機を回避しながら、2種類のウイルスに感染の「スーパーパンデミックボーナス」や3種類すべてのウイルスに感染の「プレミアムパンデミックボーナス」まで到達したときの喜びはひとしおです。自力要素が強いゾーンだけに、毎ゲームが緊張の連続です。
そして、パンデミックボーナスに突入なら、本機の醍醐味とも言える上乗せの増殖など堪能可能。Dウイルスに感染したパンデミックボーナスなら、ゲーム数上乗せ時に増殖の期待度も飛躍的にアップします。
また、ボーナス中に7揃いが発生し、ボーナス1G連を獲得した場合も要注目です。というのも、今作では7揃いも増殖するからです。特に、Dウイルスに感染したパンデミックボーナス中の7揃いは、次ゲームレバーON時が叩きどころです。
このボーナス1G連もまたパンデミックチャンスでボーナス決定となります。なので、ボーナスとパンデミックチャンスのループだけで大量獲得……なんて展開も発生したりします。1G純増はAT中の約1.0枚に対し、ボーナス中は約4.5枚にアップしますから、ATをほとんど消化しないままドル箱に手が届くということも十分あり得ます。
勝つか負けるかは、パンデミックチャンスでの出来次第。本機は、ホントこれに尽きます。
ATは規定ゲーム数の消化で終了。そこからは、再度ソンビ撃破→Gバトル→初当たりボーナス→ATを目指す流れとなります。
上位AT「プレミアムハザードラッシュ」にも触れておきましょう。
上位ATの契機となるのが、通常ゲーム中に発生するタイラントバトル。このタイラントバトルには、規定ゲーム数の消化から突入し、突入抽選を左右する「タイラント高確」も存在します。
消化ゲーム数の百の位が偶数のときに、タイラント高確への移行抽選が行なわれます。タイラントの足音が聞こえてきたらタイラント高確のチャンスとなり、足音が頻出するほどタイラント高確の期待も高まります。足音発生率は、タイラント高確時で25%、それ以外で15%。
タイラント高確中はチャンス役(リプレイ、レア役)でタイラントバトルへの突入を抽選。足音頻出時のチャンス役はその後に注目です。
タイラントバトルは1G完結型。勝利すれば上位ATへ突入となります。そのゲームでレア役を引ければ勝利濃厚、トータルの勝率は50%以上となっています。
上位AT「プレミアムハザードラッシュ」はボーナス当選まで継続する無限タイプ。チャンス役(リプレイ、レア役)でボーナスを抽選し、レア役での当選時は継続期待度もアップ。
ボーナスは専用の「スーパータイラントボーナス」となり、100枚獲得まで継続。ボーナス中はバトル演出が発生し、負けなければ再び上位ATへ、負けるとATへ移行となります。ボーナス中のレア役では継続ストックの獲得も期待でき、上位ATのループ率は80%以上となっています。
上位ATには、通常ゲーム中のタイラントバトル勝利のほか、ロングフリーズ、パンデミックチャンスの一部で発生する「タイラントチャンス」でのTウイルス感染などからも突入します。タイラントチャンスにはAT中のボーナス11回目で突入するなど、ロング継続が鍵になっているようです。
最後に設定推測ポイントについて。
【設定推測ポイント1:初当たり確率】
242.1分の1(設定6)〜343.4分の1(設定1)設定推測の軸となるのは初当たり確率。設定4は276.8分の1、設定5は256.2分の1なので、その辺りを目安に。
【設定推測ポイント2:フィギュアの種類】
ボーナス終了時やエンディング中のレア役でサブ液晶にフィギュアが出現。その種類が設定を示唆しています。・奇数設定示唆(弱)……ゾンビ男、ゾンビ女、ゾンビ犬
・偶数設定示唆(弱)……レオン、マービン、特殊部隊
・奇数設定示唆(強)……イビー、リッカー、ペイルヘッド
・偶数設定示唆(強)……クレア、シェリー、アネット
・高設定示唆(弱)……タイラント、エイダ(スーツ)
・高設定示唆(強)……スーパータイラント、エイダ(ドレス)
・設定1否定……G第1形態
・設定2否定……G第2形態
・設定3否定……G第3形態
・設定4否定……G第4形態
・設定3以上……豆腐
・設定4以上……ボスクリーチャー
・設定5以上……全員集合
・設定6……エンタライオン
これら以外では、個人的には通常ゲームからの初当たりボーナス直撃(Gバトル非経由)やタイラントバトル発生率にも設定差があるのではないかと思っています。まだまだ謎が多いぶん、打って得た知識が立ち回りを有利にしてくれるので、周りに目を向けつつタイラントの足音にも聞き耳を立ててみるといいかもしれません。
※ページ内の数値&情報は独自調査
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