ニュース 2006/12/13 00:00
景品取りそろえの更なる推進を再度要請(警察庁)
警察庁生活環境課は5日、ホールの賞品について関係各団体に文書を送付。賞品取りそろえの充実の更なる推進を呼びかけた。この件については今年2月にも同様の指導が行なわれている。
この文書では、今年5月末時点での全国のホールにおける賞品の取りそろえ状況の調査の結果、賞品の種類が100種類に満たず、また品目や価格面でも極めて偏った物品しか取りそろえていないホールが多数あったことなどから「極めて憂慮すべき状況にあるものと考える」と指摘。ホールに対し賞品取りそろえの更なる充実を求めるほか、業界団体に対しても「客の多様な要望に応えるためには、どのような賞品を、どのような方法で、どの程度取りそろえるべきかについて議論を深め、業界を挙げて、賞品の取りそろえの一層の充実を図るようにされたい」と要請している。
なお、前述の調査結果によると、賞品の種類数がホールに設置されている遊技機の台数以上であるホールの数は全国で2948店(20.4%)、店に陳列している賞品のほかに賞品カタログも置いている場合では8327店(67.6%)。賞品の種類数が100種類未満だったホールは1884店(13.0%)、賞品カタログ分を含めても250店(2.0%)あった。
また品目数(家庭用品・衣料品・食料品・教養娯楽用品・嗜好品・身の回り品・その他の7品目)では、7品目を取りそろえているホールは3739店(25.9%)、賞品カタログ分も含めると8289店(67.3%)。 24horasfarmacia