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平和 新ブランド“SS”発表

2日、平和はマンダリンオリエンタルホテル東京(東京都中央区)にて、新ブランド“SS”記者発表会を開催した。

“SS”とは“Super Screen&Super Sound”の略で、同社の新機種『CR・燃える闘魂アントニオ猪木』を第1弾とするフルモデルチェンジマシンの総称。
主な特徴には
・クワッド(4層)構造を持つ機械
・20インチ液晶搭載
・2.1チャンネルサウンドシステム採用
がある。
特に画期的なのはクワッド(4層)構造だ。液晶を本体部分(発射装置、賞球装置などが含まれる)へ取り付け、ガラス枠(第1層)+透明アクリルゲージ盤(第2層)+本体(第3層)+基板(第4層)の4層構造となっている。これにより、第2層と第4層の交換のみで新台入れ替えが可能となり、ホールはランニングコストを低減できる。同社が長年にわたって推し進めてきた“分離型”の新しい形が“SS”というわけだ。
また、20インチ液晶(同社製パチンコ初搭載)はSXGAグレードで、きめ細かい映像を実現。枠上部のフルレンジスピーカー、下部のサブウーファースピーカーとの相乗効果で臨場感あふれる演出を楽しめる作りになっている。

発表会では、石橋保彦代表取締役社長から“SS”に関する詳しい説明があり、価格についても「諸条件が揃えば、30万円を切る。入れ替えは、その半値を目指す」との見通しが明らかにされた。

現在、“SS”対応機種第2弾の準備が整っており、第5弾まで企画段階にあるという。なお、現行枠(KABUTO)対応機種も併行して販売される。

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