西陣『CRキャッツアイ』発表
14日、西陣は赤坂プリンスホテル(東京都千代田区)にて、新機種『CRキャッツアイ』のプレス発表会を開催した。
本機は1980年代に『週刊少年ジャンプ』誌上で連載された北条司原作のマンガ『キャッツアイ』とのタイアップマシン。
会場は立ち見が出るほどの報道関係者で埋まり、現在も多くのファンから支持されているマンガとのコラボレーションに対する注目度の高さがうかがえた。
開会と同時に西陣の企業CMを上映。続いて、同社代表取締役の沖真人氏は「業界全体のことを考えながら、企業イメージアップを図っていく」という方針を述べた。また、新機種発表と併せて以下2点の報告を行なうことを伝えた。
1)『ISU(国際スケート連盟)フィギュアスケート グランプリ ファイナル』のオフィシャルスポンサーになったこと
2)『手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン』を受けて、同社独自のファン向けイベントを開催したこと
1)に関して、石井敏行氏(西陣・取締役経営企画室長)から報告があった。
先日行なわれた同件に関するプレス発表の内容に補足するかたちで、「企業CMは多くの人にやすらぎを与える“花”をテーマとしており、沖(代表取締役)の名門復活にかける思いが込められている」と述べた。
2)に関しても、石井氏から「11月に東京、名古屋、大阪の3ヵ所で実施した。集客に不安があったが、いずれの会場も1時間弱の待ち時間ができ、ファン人口拡大を目指せると感じた」との報告があり、第2弾の開催を検討していることが明かされた。
新機種については、ソフィアの清水要一氏(同社研究開発部長)が説明を行なった。
「北条先生との間に“原作のイメージを崩さない”という約束があり、何度も監修を受ける苦労があった」と語り、実機が原作を知るファンの期待を裏切らない出来に仕上がっていることをアピール。スペックの特長として、4R確変“キャッツボーナス”を挙げ、「従来の“チャンス目確変(2R確変)”ではファンが期待する出玉感に応えられないため“出玉のあるチャンス目確変”とし、機能アップしている」と説明した。
その後、歌手の刀根麻理子さんが登場。大当たりラウンド中に流れる曲『キャッツアイ』を披露した。プライベートでもパチンコを打つことがあると言う刀根さんは「自分の歌がどんな風に流れるのか楽しみ」と語った。
『CRキャッツアイ』シリーズは全6機種のラインナップ。18日からテレビや東京都内(渋谷・新宿・新橋)の街頭大型ビジョンでCMを放映、プロモーション展開を行なう。ホールへの導入は2007年1月22日から始まる。目標販売台数は3万台と発表された。