業界団体 2007/06/14 00:00
第18回通常総会を開催(日遊協)
日本遊技関連事業協会は7日、東京都千代田区「KKRホテル東京」において、第18回通常総会を開催。役員の補充選任や第6回パチンコ・パチスロ論文・作文コンクールの表彰式が行なわれた。また、警察庁生活環境課 辻義之課長が講話を行なった。
総会冒頭の挨拶で深谷会長は、今年度も遊べる遊技機の普及や賞品の品揃えの充実などの施策を推進していくと語ったほか、「現在50縲・0代の人は約3500万人いる。“団塊世代”は新たなファン層として大きなターゲットにできるが、いかにしてホールに足を運んでもらうかが大きな課題だ」と述べ、新たなファン層の獲得のためにも大衆娯楽としての原点回帰、“ファンのための産業”の構築が重要との見解を示した。
役員の補充選任では、知念安光氏(株式会社安田屋)、日野洋一氏(株式会社鉄人化計画)の2氏が理事に選任された。また、阿部恭久氏(サンキョー株式会社)が副会長に就任した。
辻課長は講話で、“のめり込み”や子供の車内放置未然防止などについて業界の積極的な取り組みが重要との見解を示したほか、片桐生活安全局長がこれまでに2回、国会で、パチンコ・パチスロの射幸性などについて質問を受けていることを報告。そして「(“のめり込み”や子供の車内放置という事態にまで至らないよう)遊技を提供する側にも配慮や注意が必要と考える」と語り、射幸性の抑制のため経過措置満了に伴う入れ替えを適切に実施することや、賞品の取り揃えの充実、不正改造の根絶を要請した。
総会終了後に行なわれた懇親会では、平澤勝栄衆議院議員、遊技産業健全化推進機構 河上代表理事、全日遊連 山田理事長が来賓として祝辞を述べた。