業界団体 2007/10/10 00:00
秋季セミナー、遊技産業マネジメント・カレッジを開催(日遊協)
(社)日本遊技関連事業協会は9月12日、静岡県伊東市「川奈ホテル」において秋季セミナーを開催。また、9月14日・15日に、静岡県伊東市にあるセガサミーホールディングスの研修所「SEA SPACE 伊豆高原」において第1回遊技産業マネジメント・カレッジが開催され、ホールの店長やマネージャー、メーカーや販社の部課長などの中堅管理職55人が参加した。
秋季セミナーでは、財団法人 地球環境フォーラムの平野喬専務理事が「環境問題と企業」と題した講演を行なった。平野専務理事は温暖化防止対策・二酸化炭素の排出抑制について、日本政府の取組みや、国連の機関である「気候変動政府間パネル(IPCC)」が発表した第4次評価報告書で検証されている地球温暖化の現状などを報告。最後に「“パチンコで素敵な景品をゲットしよう”というだけでなく“パチンコを楽しんで二酸化炭素を減らそう”と言える仕組みづくりや、利用者の理解を得るための啓発活動も求められている」と呼びかけた。
遊技産業マネジメント・カレッジは、中堅管理職クラスの業界人が講習やディスカッションを通じ、業種を越えた人脈形成・資質向上を図ることなどを目的に行なわれるもの。店長等講習修了者を対象としたランクアップ版の研修としても位置づけられている。
9月14日・15日に開催された第1回目の研修では、少人数で班に分かれ「パチンコファン3000万人復活!」のためのテーマを討議し発表しあうグループワークや、NPO法人「21世紀大学経営協会」副理事長、關昭太郎氏(健全化推進機構理事)による講演、遊技機メーカーの役職者や日遊協幹部と研修生との交流・歓談などが行なわれた。