業界団体 2008/03/18 00:00
遊技機の入れ替え自粛を実施、併せて産廃排出抑制期間を設定(全日遊連)
全日遊連は12日、定例理事会を開催。理事会後の記者会見では、洞爺湖サミット開催に合わせた遊技機の入替自粛についてや産業廃棄物抑制キャンペーンの開催、低価格遊技機の紹介などが行なわれた。
遊技機の入替自粛は、今年7月7日縲・日に北海道で開催される「洞爺湖サミット」や関連会合の開催期間中、警備等で多忙となる警察の業務軽減に協力するために行なわれるもの。6月5日から7月21日までの間に、各地域の状況に応じて1ヵ月以上の自粛期間が設けられる見通しで、他のホール系4団体や遊技機メーカー団体、販社団体にも協力を呼びかけていく。
自粛期間中に検定切れを迎える機種の認定については、自粛期間前に申請を済ませるよう傘下ホールに呼びかける。
また、今回のサミットが地球温暖化を主要テーマとしていることから、温暖化防止対策として産業廃棄物排出抑制強化期間を設定することとした。洞爺湖サミット関連会合が開始される4月から開催月の7月までの4ヵ月間を「産業廃棄物排出抑制強化期間」、6月から7月の2ヵ月間を「産業廃棄物排出抑制特別強化月間」とし、遊技機の入替自粛もその一環とし、その他の具体的な対策も今後検討を行なっていく。
このほか、5月開催の通常総会で任期満了に伴う役員改選が行なわれることから、新理事長の選任スケジュールを検討・決議したことが報告された。
また、玉やメダルの持ち出し禁止ポスターの配布・掲示について有限責任中間法人 遊技球製造協会から協力を求められ、全日遊連との連名で作成し配布・貼付することとした。3月下旬から4月上旬にかけて傘下ホールに配布する予定。