ニュース 2012/06/29 00:00
全商協、中古機取扱台数は微減
全商協(中村昌勇会長)は6月20日、東京都千代田区の「KKRホテル東京」で第24回通常総会を開催。
平成23年度(2011年5月~2012年4月)の中古機の確認証紙交付状況は61万9344件(前年度比106%)、124万5825台(同94%)。認定の確認証紙交付状況は2万2430件(同206%)、15万1390台(同340%)となった。
中村会長は中古流通に関して、「各地区遊商で有資格者への啓蒙活動を積極的に行い、コンプライアンスの徹底、点検確認作業の技術レベルを全国的に引き上げているところ」とあいさつ。
警察庁生活安全局保安課の古谷洋一課長のあいさつを代読した玉川達也課長補佐は「有資格者が無資格者から機材を借り受けて実施する、いわゆる『なりすまし事案』を根絶するために、顔認証システムを4月までにすべての単組で導入するなど、中古流通制度の厳正な運用に尽力していると承知しており、当庁としてもこの取り組みに期待している」と評価した。