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全日遊連、原田体制から青松新体制にバトン

全日遊連は6月29日、東京都港区の「ホテルグランパシフィックLE DAIBA」で第21回通常総会を開催。
任期満了に伴う役員改選が行われ、5月の理事会で次期理事長候補者に選出されていた長野県遊協の青松英和理事長が新理事長に選任された。
副理事長には都遊協の阿部恭久理事長(機械対策委員会担当)、岐阜県遊協の大野春光理事長(総務委員会担当)、大阪府遊協の平川容志理事長(経営委員会担当)、山口県遊協の梁川康成理事長(財務委員会担当)、鹿児島県遊協の西川明寛理事長(事業委員会担当)が就任。
原田体制時代の執行部は、副理事長だった青松氏と、留任した吉原丈司専務以外、すべて入れ替わることに。
青松新理事長は「全日遊連傘下の大多数の組合員店舗が今、非常に厳しい営業環境にある。われわれは総力を持って、この局面を乗り切らなければならない」と就任の弁を述べた。
総会後は祝賀会が行われ、原田實前理事長に表彰状を贈呈。青松理事長が、来賓として出席した警察庁生活安全局保安課の古谷洋一課長や他団体の執行部を前にあらためて所信を表明し、「業界は、国民の生活を脅かさないような営業を続けてきたからこそ、一大娯楽産業として発展できた。だが、今は、あるべき姿を見出せていない。早く社会に寄り添った形の業界に再構築しないと、ますますファンの支持を失ってしまう。全日遊連としては、身を削るところは削って、業界再生に取り組んでいく所存なので、ぜひ協力をお願いしたい」と理解を求めた。

提供元:プレイグラフ

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