企業 2012/10/19 00:00
キューピーズが設立記念セミナー
遊技機販売と情報配信サービスを展開すべく、今年8月に設立されたキューピーズ(本社・東京都台東区、渡辺倫成社長)は10月10日、同区の「ジュエラーズタウン・オーラム」で「パチンコを真剣に考える2012」と題した同社設立記念の無料セミナーを開催。約50人のホール関係者が参加した。
講師はエンビズ総研の藤田宏社長、ピーマップスの本田正豪専務が担当。
藤田社長は「ダイナムジャパンホールディングス(DYJH)の香港上場が業界に与える影響」について講演し、「上場企業には資金調達力をはじめ、社会的信用度のアップ、優秀な人材の確保など、さまざまなメリットがあることから、今後も海外上場を目指すホール企業は相次いで現れるに違いない。それに対して、非上場組のホール企業も負けないような組織作りが不可欠。業界は大きな転換期を迎えている」と述べた。
また、本田氏は「ファンが低玉貸し営業に求めるもの」について講演。「低玉貸しを遊技するファンは、ギャンブル性というよりもゲーム性を楽しんでいる。したがって、ホール側も、ファンが演出を十分楽しめる営業を心がけてほしい」と強調した。