ニュース 2012/12/21 00:00
保通協試験料が値下げ、台入替申請料などは値上げに
警察庁生活安全局保安課は12月13日、東京都新宿区の遊技会館で、「風適法施行令の一部を改正する政令案」の業界向け説明会を実施。
保通協の型式試験手数料の値下げと、ホールの営業許可申請、ならびに台入替時などの変更承認申請手数料が値上げされる案の概要を説明し、理解を求めた。
それによると、これまで基本的に152万4200円だったパチンコ機の試験手数料が144万2000円に。同じく181万200円だったパチスロ機の試験手数料が162万8000円となる。
一方、ホールの営業許可申請手数料は、これまで基本的に「2万7000円+(20円×設置台数)」だったものが、「2万5000円+2800円+(40円×設置台数)」に。
台入替時の変更承認申請手数料も、「3400円+(20円×入替台数)」だったものが、「5200円+(40円×入替台数)」になる。
施行期日は2013年4月1日。
説明会には、警察庁から玉川達也課長補佐ら3人が、業界側からは改正に直接関係する日工組・日電協、ホール5団体が出席したほか、全商協と回胴遊商がオブザーバー参加。
玉川課長補佐らは「総務省から2011年10月に、保通協の試験手数料を見直すよう改善勧告を受けたことがきっかけ」などと経緯を説明したという。
なお、同庁は12月14日からホームページ上で同案を公示している。