ニュース 2013/03/15 00:00
島田療育センターを守る会が募金513万円
島田療育センターを守る会(稲葉憲司代表世話人)は3月12日、東京都中野区の「中野サンプラザ」で日本心身障害児協会「島田療育センター」(東京都多摩市)に対する平成24年度寄付金贈呈式を開催。
同会の世話人メンバー約30人、および都内を中心とした遊技場組合などから集めた募金513万4593円の目録を寄贈した。
同センターは1961年当時、都遊連日本橋組合長だった故・島田伊三郎氏が寄贈した土地に開設された、日本初の重度心身障害児施設。その縁で、業界関係者有志が75年に発足したのが守る会で、以後、同会は毎年浄財を寄付し続けてきた。これで募金総額は2億3246万9669円に。
同センターの山川常雄理事長と木実谷哲史院長は「業界の方々も非常に厳しい経営環境下に置かれている中、今年も500万円を超える寄付をしていただいたことに、感謝申し上げたい」とお礼の言葉を述べた。
また、守る会では、同センターの夏の恒例行事「島田わいわい祭り」に駄菓子屋をはじめとする出し物を出店するなどのボランティア支援も毎年行っている。
そのため、山川理事長と木実谷院長は「物心両面にわたる支援は、われわれの支えになっています。これからも引き続いての支援をよろしくお願いします」と話した。