ニュース 2013/11/22 00:00
都遊協、防災対応説明会に約100人
都遊協(阿部恭久理事長)は11月13日、東京都新宿区の「遊技会館」で、「防災マニュアル・事業継続計画作成説明会~東日本大震災での経験を踏まえて~」を開催。
約100人の都内ホール関係者が出席し、東京都中小企業診断士協会の藤田千晴地域支援副部長の講義を受けた。
特に比重をおいて説明されたのが事業継続計画(BCP)。
これは、企業が災害などで緊急事態に陥った際の意思決定・行動手順を事前に取り決めておく計画のことで、藤田氏は、都による大地震発生時の被害想定や各区の洪水ハザードマップに基づくBCPのひな形を提示しながら、BCPの考え方を説明。「地震のように、経営資源を一気にすべて崩壊させる災害に直面しても、BCPを作成しておけば、いち早く、より有利に事業を再開できる」と話した。