ニュース 2015/01/23 00:00
大鳥、金馬車らに東京地裁が保全管理命令
水戸市に本社を置く元ホール企業・大鳥(旧商号・金馬車、高濱正敏社長)、および同社の関連会社の関東大鳥(旧商号・関東金馬車、社長・同)に対し、東京地裁は昨年12月26日、会社更生法に基づく保全管理命令を発令。
大鳥からの会社分割で設立されたホール企業の金馬車(本社・茨城県日立市、岡村諭社長)も同日、同地裁から同命令を受けた。
帝国データバンクが同12月27日、ホームページで公表したもの。
大鳥は、「金馬車」の屋号で茨城県を中心に17店舗展開していたが、会社分割で設立した金馬車にホール営業を承継。
水戸地裁に民事再生法の適用を申請し、9月3日に再生手続き開始決定を受けていた。
しかし、債権者との折衝がうまくいかず、一部金融債権者から10月8日に会社更生法適用を申し立てられていたという。
会社更生法による再建は裁判所の監督の下で再建が進められる。